2025.01.15
2月23日に行われる「2025 Japan Athlete Games in Osaki」の大会事務局は1月14日、エントリーリストの一部を発表し、男子60mと100mには日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)が登録された。
山縣は4大会連続の五輪を目指した昨年、3月上旬に発症した右脚ふくらはぎからハムストリングスにかけて違和感が出た影響で、5月からレース出場を回避。パリ五輪への道が閉ざされた。
だが、現役続行を明言し、身体と対話しながら「1年1年、どれだけ全力をかけられるか」と語っていた。出場となれば、昨年4月末の織田記念以来、約10ヵ月ぶりのレースとなる。
第1回だった21年には10秒39の室内日本最高をマークしており、同年6月には現在も残る9秒95の日本記録樹立へとつなげている。復活への一歩となるか。
男子100mにはリオ五輪4×100mリレー銀メダルのケンブリッジ飛鳥(東京陸協)もエントリー。出場となれば2023年5月以来となる。
このほか、男子棒高跳にはブダペスト世界選手権代表・柄澤智哉(日体大)、投てきは男子砲丸投に森下大地(KAGOTANI)、幸長慎一(四国大職)、同円盤投には幸長と昨年の日本インカレ覇者・北原博企(新潟医療福祉大)、女子ハンマー投には昨年の全日本実業団対抗選手権優勝の小舘充華(染めQ)らが名を連ねた。
また、フィールド種目には台湾勢がエントリーし、男子走幅跳に8m40の自己ベストを持つ林昱堂が登録している。
同大会は2020年に予定されていた鹿児島国体が延期となったことを受け、2021年に開催が決定。多くのトップ選手が合宿などで活用している国内屈指の陸上専用トレーニング施設「ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅」が会場で、国内唯一となる100mの室内公認トラックが完備されている。
東京世界選手権が控える2025年大会は、男女60m、60mハードル、100m、走幅跳、砲丸投、円盤投、ハンマー投に加え、男子棒高跳が行われる。また、パラ種目として男女の100mと走幅跳も実施。特別種目(サブイベント)には地元の中高生が出場予定だ。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.10.22
-
2025.10.21
-
2025.10.21
-
2025.10.21
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
-
2025.10.18
-
2025.10.19
-
2025.10.18
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.23
学法石川が10年連続男女V 男子は2時間2分58秒! 1区増子陽太が圧巻の28分20秒 女子も1区から首位譲らず/福島県高校駅伝
全国高校駅伝の出場権を懸けた福島県高校駅伝が10月23日、猪苗代町総合体育館前を発着点とするコースで行われ、学法石川が10年連続で男女優勝を遂げた。男子(7区間42.195km)は大会記録を2分08秒も更新する2時間2分 […]
2025.10.22
高校駅伝都道府県大会が第2週目突入!明日23日の福島から9県で開催 宮城、千葉らハイレベルの熱戦
10月に入って全国高校駅伝(12月21日/京都)出場を懸けた高校駅伝都道府県大会が行われている。 今週は週末にかけて、東北、関東を中心に9県で開催される。 23日には福島県大会が行われ、学法石川を中心にハイレベルの争いと […]
2025.10.22
関西実業団対抗駅伝に住友電工・遠藤日向、SGホールディングス・近藤幸太郎、NTT西日本・服部弾馬らがエントリー!
来年元日に行われる全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の予選を兼ねた第68回関西実業団対抗駅伝(11月9日/和歌山)のエントリーが、10月22日に関西実業団連盟から発表された。 前回と同じ13チームがエントリー。各チ […]
2025.10.22
米国陸連が国内ツアーを創設 無秩序な競技会開催を抑制し、スポンサー拡大を目指す
米国陸連(USATF)は10月20日、米国陸連主催のUSATFツアーを新設することを発表した。 ツアーは2026年から実施予定で、現在は既存大会および新設大会を対象に参入申請を受け付けている。陸連はツアー化によって大会日 […]
2025.10.21
【プレゼント】保温性に優れたZAMSTの「アームスリーブWARM EDITION」/11月号
世界と戦うトップアスリートも愛用するサポート・ケア製品ブランド「ZAMST(ザムスト)」を展開する日本シグマックス株式会社。 同社から発売中の寒い時期でも快適にスポーツを行うことができるよう保温性に優れ、手首から上腕にか […]
Latest Issue
最新号

2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望