日本陸連は7月1日、第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟)を終えた段階でのパリ五輪日本代表のトラック&フィールド種目の内定選手を発表した。
日本陸連は昨年6月と9月にパリ五輪の選手選考に関する要項を発表。昨年のブダペスト世界選手権で3位以内に入り参加標準記録を突破した選手、ブダペスト世界選手権入賞者で24年1月以降に標準記録突破した選手(5000mは23年11月以降)、第108回日本選手権優勝者で標準記録突破した選手と3つの条件を設定していた。
現時点で男子6名、女子4名が内定。男子は100mのサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)、110mハードルの泉谷駿介(住友電工)、村竹ラシッド(JAL)、400mハードルの豊田兼(慶大)、3000m障害の三浦龍司(SUBARU)、走幅跳の橋岡優輝(富士通)、女子は1500m・5000mの田中希実(New Balance)、100mハードルの福部真子(日本建設工業)、走幅跳の秦澄美鈴(住友電工)、やり投の北口榛花(JAL)となった。
このうち、村竹、豊田、橋岡、田中(1500m)、福部、秦が日本選手権の結果で代表に内定した。
このあと、7月2日に世界陸連が有資格者を発表し、7月3日以降に第1次日本代表内定選手が発表される。また、7月5日以降は未使用出場枠による再分配を受けて7月7日以降に第2次代表内定選手が発表される。
パリ五輪の陸上競技は8月1日から11日、サン=ドニのスタッド・ド・フランスを舞台に行われる。
パリ五輪代表内定者
・男子 100m サニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ) 110mハードル 泉谷駿介(住友電工) 村竹ラシッド(JAL) 400mハードル 豊田兼(慶大) 3000m障害 三浦龍司(SUBARU) 走幅跳 橋岡優輝(富士通) ・女子 1500m・5000m 田中希実(New Balance) 100mハードル 福部真子(日本建設工業) 走幅跳 秦澄美鈴(住友電工) やり投 北口榛花(JAL)
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
Latest articles 最新の記事
2025.07.02
青学大・小河原陽琉が5000m13分56秒66で全体トップ 3000mは鳥井健太が8分12秒74/絆記録会
第15回絆記録挑戦会が7月2日、東京・町田GIONスタジアムで行われ、青学大勢が多数出場した。 男子5000mは1月の箱根駅伝10区区間賞で、5月の関東インカレ(2部)1500mで2位に入っていた小河原陽琉(2年)が13 […]
2025.07.02
日本選手権初日のスタートリスト発表!100m予選でサニブラウンと桐生祥秀が同組
東京世界選手権の代表選考会を兼ねた第109回日本選手権の1日目のスタートリストが発表された。 男子100m予選は全7組。9秒96で東京世界選手権の参加標準記録(10秒00)をただ1人突破しているサニブラウン・アブデル・ハ […]
2025.07.02
駒大・佐藤圭汰が日本選手権5000mスタートリストから外れる 東京世界陸上出場厳しく
日本陸連は7月2日、今年9月の東京世界選手権代表選考を兼ねた日本選手権(東京・国立競技場)第1日(7月4日)のスタートリストを発表し、男子5000mにエントリーしていた佐藤圭汰(駒大)が外れた。佐藤は出場資格獲得条件の一 […]
2025.07.02
「TOKYO ナイトリレーフェス in 国立競技場」が10月17日開催!東京レガシーハーフマラソンの前々日イベント 7 月2日から参加者募集
一般財団法人東京マラソン財団は7月2日、東京レガシーハーフマラソン2025(10月19日)の前々日イベントとして、10月17日に「TOKYO ナイトリレーフェス in 国立競技場」を開催することを発表した。 国立競技場内 […]
2025.07.02
日本選手権混成にアジア選手権銅の奥田啓祐、前回初Vの熱田心らエントリー 丸山優真、ヘンプヒルは登録せず
日本陸連は7月2日、第109回日本選手権・混成競技のエントリー選手を発表した。 男子十種競技は、前回Vでアジア選手権代表にもなった丸山優真(住友電工)がエントリーせず。丸山はアジア選手権の110mハードルの公式練習で転倒 […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会