2024.04.02
JR東日本ランニングクラブは4月1日、チームのホームページで松永伶(法大卒)、金子伊吹(駒大卒)、西脇翔太(帝京大卒)の3人が入社したことを発表した。
松永は千葉県出身。前原中時代は1500mと3000mで全中に出場し、3年時の全国都道府県対抗駅伝では2区区間6位と好走している。専大松戸高では2年時に県大会5000mで優勝したが、全国的には目立つ成績は残していなかった。
法大では3年時の関東インカレ1部5000mで周囲も驚くロングスパートを仕掛け、残り250m付近まで首位を独走し、6位に入賞。翌年は箱根駅伝1区で区間3位と好走し、チームの総合7位に貢献した。
昨年の日本学生ハーフで3位に入り、ワールドユニバーシティゲームズの代表に選出。11月の上尾ハーフではチーム新記録の1時間1分56秒をマークし、最後の箱根でもエース区間の2区を務めた。
金子は神奈川・藤沢翔陵高から駒大に進学。入学時、5000m自己記録は同学年中11番目と目立つ存在ではなかったものの、ロードで適性を見せて2年の箱根駅伝5区に出場した。昨年度はハーフマラソンで1時間3分32秒のベストを出し、最終の箱根も5区区間3位と力走。2月の青梅マラソン(30km)でもパリ五輪マラソン代表の赤﨑暁(九電工)に次ぐ2位を占めた。
愛知県出身の西脇は、大学卒業後に才能が開花。2年時には学生駅伝3大会すべてに出場を果たし、主将を務めた4年時は箱根駅伝1区(7位)を務めてチームのシード権獲得に貢献している。
松永は「世界陸上のマラソンで入賞すること、そしてニューイヤー駅伝チーム目標に最大限貢献すること」を目標に掲げ、金子は「ニューイヤー駅伝での優勝はもちろん、幼い頃からの目標であるマラソンでオリンピック出場を達成出来るように日々謙虚さ、素直さを大切に過ごしていきたい」と挨拶。西脇は「日本中に元気と勇気を与えられるような選手や社員になれるように日々精進して参ります」と意気込みを語った。
また、入社9年目の黒川翔矢が引退、ムソニ・ムイルが退部することも発表されている。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.05.18
【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3)67m37=高校歴代7位
-
2024.05.18
-
2024.05.18
2024.05.17
第一生命グループ女子陸上競技部とHOKAがパートナーシップ契約を締結
-
2024.05.14
-
2024.04.26
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.05.18
パリ五輪女子マラソン補欠・細田あいが10000m日本人トップ!32分18秒02で復帰レース好走/中国実業団
第62回中国実業団選手権(5月11日、18日~19日/広島・三次)の2日目が行われ、女子10000mはムワンギ・レベッカ(ダイソー)が32分00秒69で優勝。日本人トップの2位に続いたのが細田あい(エディオン)で、32分 […]
2024.05.18
【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3)67m37=高校歴代7位
南丹春季強化記録会(4月29日/京都・丹波自然公園陸上競技場)高校男子ハンマー投で、アツオビン・アンドリュウ(花園3京都)が高校歴代7位の67m37を放った。 今季は2月から自己記録を更新しているアツオビン。これまでの自 […]
2024.05.18
橋岡優輝「明日はしっかり跳びたい」村竹「状態良い」佐藤拳「記録は自ずと出る」/セイコーGGP
◇セイコーゴールデングランプリ(5月19日/東京・国立競技場) 世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリを前日に控えた5月18日、国立競技場で前日会見が開かれ、出場するトップ選手が登壇 […]
2024.05.18
田中希実「ギラギラした私を見て」日本記録持つ1500mに出場/セイコーGGP
◇セイコーゴールデングランプリ(5月19日/東京・国立競技場) 世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリを前日に控えた5月18日、国立競技場で前日会見が開かれ、女子1500mに出場する […]
2024.05.18
やり投・北口榛花「コンディションをチェックできる試合に」渡欧前の弾みつけるか/セイコーGGP
◇セイコーゴールデングランプリ(5月19日/東京・国立競技場) 世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリを前日に控えた5月18日、国立競技場で前日会見が開かれ、女子やり投の北口榛花(J […]
Latest Issue 最新号
2024年6月号 (5月14日発売)
別冊付録学生駅伝ガイド