3月17日、第27回日本学生女子ハーフマラソン選手権が島根県松江市の松江城大手前を発着点とするコースで行われる。
今年もまつえレディースハーフマラソンと併催で行われる大会には83人がエントリー。駅伝で無敵の強さを誇る名城大からは次期エースの谷本七星(3年)や原田紗希(2年)などが出場する。前回5位の谷本は1月の都道府県対抗女子駅伝で9区(10km)で区間6位と快走し、その後は沖縄や宮崎での合宿、日本選手権クロカンを挟んでの出場となる。一方、前回大会では谷本を上回る3位と好走した原田は、昨年の全日本大学女子駅伝では最長区間を任されるなどスタミナに自信をつけている。
また、前回2位で昨年8月のワールドユニバーシティゲームズのハーフマラソンで8位入賞を果たした永長里緒(大阪学大)も優勝候補の一角に上がる。昨年12月に日本選手権10000m、今年2月には世界大学クロカンにも出場し、さらに経験値を積んで前回マークした1時間11分03秒を上回るタイムを目指す。
1月の関西学生ハーフで優勝した古西亜海(明治国際医療大)、昨年の日本インカレ10000mで日本人最上位となる2位に食い込んだ宮原なな佳(福岡大)も実力者。昨年末の富士山女子駅伝7区区間賞の新井沙希(拓大)も上位を狙う。
注目の1年生として名前が挙がるのが野田真理耶(大東大)。5000mではU20日本選手権優勝、日本インカレでは3位となり15分47秒27のスピードを持つ。大会では10km以上の出場経験はなく、ハーフマラソンは初めての距離となるが、どのような走りを見せるか。
大会は17日の10時02分にスタート。中国、四国地区ではフジテレビ系列の放送局で放映される。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.06.15
-
2025.06.15
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.16
800m昨年全国8位の菊池晴太が1分50秒03の大会新V「収穫と悔しさがある」400mH長谷川桜介が51秒19、三段跳の菅野穂乃は大会新/IH東北
◇インターハイ東北地区大会(6月13~16日/青森・カクヒログループアスレチックスタジアム)3日目 広島インターハイを懸けた東北地区大会の3日目が行われ、男子800mは菊池晴太(盛岡第四3岩手)が1分50秒03の大会新で […]
2025.06.16
走幅跳IH2位の成澤柚日が自己新6m11で3連覇!柴田弥聖が2年連続ロングスプリント2冠/IH北関東
◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/栃木県宇都宮市・県総合運動公園カンセキスタジアム) 広島インターハイを懸けた北関東地区大会の2日目が行われ、女子走幅跳で成澤柚日(共愛学園3群馬)が自己新の6m11(+1. […]
2025.06.16
円盤投・松元美春が最終投てきで大逆転連覇&3年連続IHへ!走幅跳・木浦が自己新連発7m20、大混戦800mは田中が2年生V/IH南九州
◇インターハイ南九州地区大会(6月13~16日/熊本市・えがお健康スタジアム)3日目 広島インターハイを懸けた南九州地区大会の3日目が行われ、女子円盤投は松元美春(出水3鹿児島)が39m42で2連覇を達成した。 広告の下 […]
2025.06.16
中村学園女3種目V 小松美咲800m2分05秒63の大会新で2連覇&2冠 走幅跳とハンマー投も制す 大塚涼也がやり投65m51/IH北九州
◇インターハイ北九州地区大会(6月13日~16日/佐賀・SAGAスタジアム) 広島インターハイをかけた北九州地区大会の3日目が行われ、中村学園女(福岡)が女子3種目で制した。 広告の下にコンテンツが続きます なかでも80 […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会