2024.02.28
男子短距離で1990・2000年代に活躍したマイケル・ジョンソン氏(米国)が陸上の新たなエンターテインメント・プラットフォームや商業的リーグの創設をする構想が現地メディアで報じられている。スポーツのライセンス事業、スポンサーシップ事業を行うウィナーズ・アライアンス(WINNERS ALLIANCE)と提携し、2025年の実現を目指してすでに計画が進められているが、詳細は検討中だという。
米国では2022年にオレゴンで世界選手権が開催され、NBC、USAネットワーク、CNBCといったテレビ局で高視聴率を得た。しかし、メジャー大会以外ではNFLやメジャーリーグなど他の人気スポーツに押され、中継テレビ局を獲得するのに苦慮する状況にある。米国における五輪放映権を持つNBCも、昨年は全米選手権を中継せず、男子短距離のノア・ライルズらが、自分たちの試合がテレビで報道されないことについて声を上げてきた。
ジョンソン氏は新規事業創設にあたり「引退してから20年ほど経つが、五輪以外でのすばらしい瞬間を人々に提供し続けることができず残念に思っている。陸上競技は私の人生で大きなものであり、私はこのスポーツが本来あるべき場所に戻すことを助ける立場にあると思う」とコメントしている。
ジョンソン氏は現役時代に200m、400mで世界記録を樹立した陸上界のレジェンド。リレーも含め五輪で4つ、世界選手権で8つの金メダルを獲得している。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.21
東京世界陸上サブトラックからの選手輸送「遅延ゼロ」分単位で計画「円滑に進められた」
2025.10.21
東京世界陸上の成功を報告「観客の熱狂が選手の力引き出した」入場者数過去最多約62万人
-
2025.10.21
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
-
2025.10.18
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.21
【プレゼント】保温性に優れたZAMSTの「アームスリーブWARM EDITION」/11月号
世界と戦うトップアスリートも愛用するサポート・ケア製品ブランド「ZAMST(ザムスト)」を展開する日本シグマックス株式会社。 同社から発売中の寒い時期でも快適にスポーツを行うことができるよう保温性に優れ、手首から上腕にか […]
2025.10.21
東京世界陸上サブトラックからの選手輸送「遅延ゼロ」分単位で計画「円滑に進められた」
公益財団法人東京2025世界陸上財団は10月21日、第31回理事会を開き、大会の開催結果について報告したあと、報道陣への記者ブリーフィングを開いた。 9月13日から21日まで、東京・国立競技場をメイン会場に開かれた世界選 […]
2025.10.21
東京世界陸上の成功を報告「観客の熱狂が選手の力引き出した」入場者数過去最多約62万人
公益財団法人東京2025世界陸上財団は10月21日、第31回理事会を開き、大会の開催結果について報告した。 9月13日から21日まで、東京・国立競技場をメイン会場に開かれた世界選手権。参加選手数は193の国と地域・難民選 […]
2025.10.21
箱根駅伝「関東学生連合チーム」選出は総合順位つかずとも選出 予選会中継時情報の訂正と謝罪
一般社団法人関東学生陸上競技連盟は10月20日、日本テレビで放送された第102回箱根駅伝予選会の中継において、関東学生連合チームの選出方法についての解説で誤りがあったといして訂正を発表した。 関東学生連合チームは箱根駅伝 […]
2025.10.20
デュプランティス、フルラーニ、オールマンらが候補に!年間最優秀選手フィールド部門のノミネート男女各5名が発表
世界陸連(WA)は10月13日、ワールド・アスレティクス・アワード2025「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」のフィールド種目候補選手を発表した。 陸上競技の年間最優秀選手にあたる「ワールド・アスリート・オブ・ザ・ […]
Latest Issue
最新号

2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望