HOME 国内、日本代表

2023.09.30

廣中璃梨佳10000mで銀メダル 20km競歩男女で銅、100m桐生祥秀と小池祐貴は順当に準決勝へ/アジア大会
廣中璃梨佳10000mで銀メダル 20km競歩男女で銅、100m桐生祥秀と小池祐貴は順当に準決勝へ/アジア大会

23年アジア大会女子10000mで銀メダルに輝いた廣中璃梨佳  写真/フォート・キシモト

◇第19回アジア大会(9月29日~10月5日/中国・杭州)

中国・杭州で開催されている第19回アジア大会の陸上競技の1日目が行われた。

最初の種目となった20km競歩では男女とも銅メダルを獲得。男子はアジア選手権金メダリストの村山裕太郎(富士通)が1時間24分41秒で3位と粘った。女子はドーハ、オレゴンの2大会で世界選手権入賞を果たしている藤井菜々子(エディオン)が1時間33分49秒でフィニッシュした。

広告の下にコンテンツが続きます

トラック種目で最初の決勝だった女子10000mでは廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が31分50秒74で銀メダルを獲得した。廣中はブダペスト世界選手権10000mで7位入賞。その後は調子が上がらなかったというが、「中国に入って最終調整でようやく上がってきた」。湿度の高い厳しいコンディションで、途中、脱水症状気味になったが、最後まで前を追いかけ、金メダルまであと約7秒だった。

注目の男子100mには桐生祥秀(日本生命)と小池祐貴(住友電工)の同学年コンビ2人が出場。1組、2組に入り、ともに10秒27(-0.2)をマーク。桐生は2着、小池は1着で準決勝へと駒を進めた。

また、男子400mの予選では日本記録(44秒77)を持つ佐藤拳太郎(富士通)、佐藤風雅(ミズノ)ともに1着で決勝進出を決めている。

女子ハンマー投の日本記録保持者マッカーサー・ジョイ(NMFA)は61m01を投げて6位入賞を果たした。

2日目の今日は、午前中に男子走幅跳予選、女子100mハードル予選などが実施。午後セッションでは男子100mの準決勝、決勝、同400m決勝も行われる。また、男子10000m決勝には田澤廉(トヨタ自動車)と塩尻和也(富士通)が出場する。

◇第19回アジア大会(9月29日~10月5日/中国・杭州) 中国・杭州で開催されている第19回アジア大会の陸上競技の1日目が行われた。 最初の種目となった20km競歩では男女とも銅メダルを獲得。男子はアジア選手権金メダリストの村山裕太郎(富士通)が1時間24分41秒で3位と粘った。女子はドーハ、オレゴンの2大会で世界選手権入賞を果たしている藤井菜々子(エディオン)が1時間33分49秒でフィニッシュした。 トラック種目で最初の決勝だった女子10000mでは廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が31分50秒74で銀メダルを獲得した。廣中はブダペスト世界選手権10000mで7位入賞。その後は調子が上がらなかったというが、「中国に入って最終調整でようやく上がってきた」。湿度の高い厳しいコンディションで、途中、脱水症状気味になったが、最後まで前を追いかけ、金メダルまであと約7秒だった。 注目の男子100mには桐生祥秀(日本生命)と小池祐貴(住友電工)の同学年コンビ2人が出場。1組、2組に入り、ともに10秒27(-0.2)をマーク。桐生は2着、小池は1着で準決勝へと駒を進めた。 また、男子400mの予選では日本記録(44秒77)を持つ佐藤拳太郎(富士通)、佐藤風雅(ミズノ)ともに1着で決勝進出を決めている。 女子ハンマー投の日本記録保持者マッカーサー・ジョイ(NMFA)は61m01を投げて6位入賞を果たした。 2日目の今日は、午前中に男子走幅跳予選、女子100mハードル予選などが実施。午後セッションでは男子100mの準決勝、決勝、同400m決勝も行われる。また、男子10000m決勝には田澤廉(トヨタ自動車)と塩尻和也(富士通)が出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.02

学生駅伝日本一を手にするのはどの大学か!? V2狙う國學院大、駒大、青学大、創価大ら軸に今日号砲/全日本大学駅伝

◇第57回全日本大学駅伝(11月2日/愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮:8区間106.8km) 駅伝の学生ナンバーワンを決める第57回全日本大学駅伝は11月2日、愛知・熱田神宮西門前から三重・伊勢神宮内宮宇治橋前をつなぐ8 […]

NEWS 洛南が3区の1年生・稲垣翔馴で首位を奪い11連覇 立命館宇治はオール区間賞で全国出場は“皆勤”の37に/京都府高校駅伝

2025.11.01

洛南が3区の1年生・稲垣翔馴で首位を奪い11連覇 立命館宇治はオール区間賞で全国出場は“皆勤”の37に/京都府高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた京都府高校駅伝が11月1日、府立丹波自然運動公園周回コースで行われ、男子(7区間42.195km)は、洛南が2時間6分37秒で11年連続32回目の優勝を決めた。午前に行われた女子は、立命館宇治 […]

NEWS 鳥取城北オール区間賞で男女V 男子は2時間3分49秒の県高校最高 転校選手が快走 女子は大量リードで7連覇/鳥取県高校駅伝

2025.11.01

鳥取城北オール区間賞で男女V 男子は2時間3分49秒の県高校最高 転校選手が快走 女子は大量リードで7連覇/鳥取県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた鳥取県高校駅伝が11月1日、境港市営竜ケ山陸上競技場を発着点に行われ、男女ともに鳥取城北がいずれもオール区間賞で優勝を遂げた。男子(7区間42.195km)は2時間3分49秒で、従来の県高校最 […]

NEWS 三井住友海上・根塚みのりが10月末で退部 2月の実業団ハーフ19位

2025.11.01

三井住友海上・根塚みのりが10月末で退部 2月の実業団ハーフ19位

11月1日、三井住友海上は所属する根塚みのりが10月末で退部したことを発表した。 根塚は富山県出身の23歳。堀川中では800mで全中5位に入賞したほか、柳樂あずみ(現・名城大)とともに全国中学校駅伝でも活躍した。富山商高 […]

NEWS 東大阪大敬愛・久保凛は2区区間2位「全然納得行かない」と涙 「悔しさをつなげて」近畿大会で全国狙う/大阪府高校駅伝

2025.11.01

東大阪大敬愛・久保凛は2区区間2位「全然納得行かない」と涙 「悔しさをつなげて」近畿大会で全国狙う/大阪府高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた大阪府高校駅伝が11月1日、大阪市のヤンマースタジアム長居・長居公園周回コースで行われた。 女子(5区間21.0975km)は薫英女学院が1時間7分13秒のオール区間賞で20連覇を達成。201 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top