2026.07.01
一般財団法人大阪マラソン財団の設立者総会が7月1日、大阪市中央区の大阪府庁で行われ、満場一致で承認されて同財団の設立が決まった。
大阪マラソンは、2011年10月30日に都市型マラソンとして第1回大会がスタート。大きな経済効果、マラソンを通じたチャリティー文化の醸成、大阪の魅力を発信する地域活性化にも貢献する一大イベントとして開催されてきた。
その後、2022年には前年に大会終了を迎えたびわ湖毎日マラソンを統合。国内外のトップランナーも集うレースへと発展している。
今回の財団設立は、レースとしてのさらなるレベルアップはもちろん、昨年開催された大阪・関西万博のレガシーとして、持続可能な大会を目指した「大阪らしい、唯一無二のマラソン大会として」さらなる発展を目指すことが趣旨。合わせて、子どもから大人まで、あらゆる年代の人たちに運動の楽しみ、感動を伝え、スポーツ振興を通じた健康増進にもつなげていく考えを示した。
総会後、公益財団法人大阪陸上競技協会の松本正義会長、大阪府の吉村洋文知事、大阪市の横山英幸市長が登壇して記者会見を実施。松本会長は財団設立の発起人代表として「大阪府、大阪市、大阪陸協の主催3者に加え、多くの企業から出捐をいただいた。大阪マラソンの未来をともに作る力添えをいただいた。大変心強く、またうれしく思います」とあいさつした。
また、設立について「世界に名を馳せる大会へと発展させるためには、より専門性を備えた運営体制、継続的な事業展開を可能にする組織基礎が不可欠。そのための体制強化の一歩」と説明。加えて、単なる大会運営の枠を越え、スポーツを通じた都市価値向上、市民のウェルビーイング向上に寄与する新たな事業を展開していくための出発点でもある」とした。
吉村知事は、「大阪の魅力を発信するためにやってみようじゃないかとスタートしました。今では3万人を超えるランナーが参加され、何よりも沿道の応援が非常に多い。この暖かい応援が魅力の一つだという声をよく耳にします」とあいさつ。自身も出場した経験があり、その魅力を実際に経験している。
また、「チャリティー文化が根づき、競技性を高めることもすごく進んでいる。それでありながら市民も楽しめる唯一無二のマラソン」とし、「今後はより多くのランナーのみなさん、より多くの応援者のみなさん、より多くの大阪府民・大阪市民のみなさんの参加のもと、さらに成長させていきたい」と言葉に力を込めた。
吉村知事から「まだ走っていない」と言われた横山市長は、「走っていないことにされていますが、実は第2回大会で完走しています」と返して笑いを誘いつつ、「大阪マラソンをここまで大きなマラソンに育てていただいたこと、大阪が新しい時代に差し掛かる今、このチャレンジをみなさんと一緒に走らせていただけることに感謝とお礼を申し上げます」と話した。
今回、大会ロゴマークも発表され、「世界から注目される大会づくりに挑戦する」と松本会長。2027年2月28日に開催される次回大会に向け、新たな一歩を踏み出した。
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