HOME 国内

2023.06.25

100mH青木益未が12秒90でV!「このメンバーに勝ててうれしい」寺田明日香、福部真子を抑える/布勢スプリント
100mH青木益未が12秒90でV!「このメンバーに勝ててうれしい」寺田明日香、福部真子を抑える/布勢スプリント

23年布勢スプリント100mHを制した青木(左)と2位の寺田

◇布勢スプリント(6月25日/鳥取県・ヤマタスポーツパーク陸上競技場)

日本グランプリシリーズの布勢スプリントが行われ、グランプリ女子100mハードルは青木益未(七十七銀行)が12秒90(+1.3)で優勝した。

日本記録保持者の福部真子(日本建設工業)、今年の日本選手権チャンプ・寺田明日香(ジャパンクリエイト)、青木、そして清山ちさと(いちご)と12秒台4人がそろった決勝。

広告の下にコンテンツが続きます

スピードが武器の青木と寺田がスタートから抜け出すと競り合いに。10台目を越えてスプリント勝負になり、わずかに青木が身体を前に突き出した。0.01秒差で寺田、福部は13秒01の3着だった。

「決勝は何台か(ハードルに)当ててバランスを崩したが、このメンバーに勝てたことはうれしいです」とホッと一息の青木。それでも、「相性が良いので記録を狙っていたが、あまり出ませんでした」とブダペスト世界選手権の参加標準記録(12秒78)はにも届かず悔しがった。

今年の日本選手権でも同じような展開となったが2着になっていた青木。「日本選手権は4台目くらいから浮いてしまって前に出られてしまった。今回は浮かないようにして、前に出たら最後まで自分のリズムで押していこうと思っていました。その通りのレースができました」と振り返った。

広告の下にコンテンツが続きます

青木の自己ベストは12秒86(前日本記録)。参加標準記録を突破すればブダペスト世界選手権代表に内定するが、ワールドランキングでも出場権獲得の圏内に。この後は7月のアジア選手権にも出場を予定している。

◇布勢スプリント(6月25日/鳥取県・ヤマタスポーツパーク陸上競技場) 日本グランプリシリーズの布勢スプリントが行われ、グランプリ女子100mハードルは青木益未(七十七銀行)が12秒90(+1.3)で優勝した。 日本記録保持者の福部真子(日本建設工業)、今年の日本選手権チャンプ・寺田明日香(ジャパンクリエイト)、青木、そして清山ちさと(いちご)と12秒台4人がそろった決勝。 スピードが武器の青木と寺田がスタートから抜け出すと競り合いに。10台目を越えてスプリント勝負になり、わずかに青木が身体を前に突き出した。0.01秒差で寺田、福部は13秒01の3着だった。 「決勝は何台か(ハードルに)当ててバランスを崩したが、このメンバーに勝てたことはうれしいです」とホッと一息の青木。それでも、「相性が良いので記録を狙っていたが、あまり出ませんでした」とブダペスト世界選手権の参加標準記録(12秒78)はにも届かず悔しがった。 今年の日本選手権でも同じような展開となったが2着になっていた青木。「日本選手権は4台目くらいから浮いてしまって前に出られてしまった。今回は浮かないようにして、前に出たら最後まで自分のリズムで押していこうと思っていました。その通りのレースができました」と振り返った。 青木の自己ベストは12秒86(前日本記録)。参加標準記録を突破すればブダペスト世界選手権代表に内定するが、ワールドランキングでも出場権獲得の圏内に。この後は7月のアジア選手権にも出場を予定している。

【動画】布勢スプリント女子100mH決勝12秒台決戦は青木がV

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.27

各地で都道府県高校駅伝続々開催 週末の3連休は30都府県 11月4日に都道府県代表決定

年末の全国高校駅伝の出場権を懸けた高校駅伝都道府県大会が各地で行われている。 今週は、明日10月28日の長崎をはじめ、平日にも順次実施され、週末の3連休(11月1日~3日)には一気に30都府県で開催。11月4日の埼玉をも […]

NEWS 男子は鳥栖工が16連覇 節目の50回目の都大路へ! 女子は佐賀清和が2年ぶりV/佐賀県高校駅伝

2025.10.27

男子は鳥栖工が16連覇 節目の50回目の都大路へ! 女子は佐賀清和が2年ぶりV/佐賀県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた佐賀県高校駅伝が10月26日、佐賀市立スポーツパーク川副多目的広場北道路を発着点とするコースで行われ、男子(7区間42.195km)は鳥栖工が2時間6分6秒で16年連続50回目の優勝を果たした […]

NEWS 関東学生連合チーム 個人枠選手が発表! 東大・秋吉拓真が2年連続選出 東大院・本多健亮もメンバー入り/箱根駅伝

2025.10.27

関東学生連合チーム 個人枠選手が発表! 東大・秋吉拓真が2年連続選出 東大院・本多健亮もメンバー入り/箱根駅伝

10月27日、関東学生陸上競技連盟は、第102回箱根駅伝にオープン参加で出場する関東学生連合チームの出場選手の一部を発表した。 関東学生連合チームは前回まで予選会の落選校の所属選手のうち、各校1名で、予選会個人順位の上位 […]

NEWS 世界陸上マラソン金のシンブ、ジェプチルチルらがノミネート 世界陸連年間最優秀選手スタジアム外部門の候補発表!

2025.10.27

世界陸上マラソン金のシンブ、ジェプチルチルらがノミネート 世界陸連年間最優秀選手スタジアム外部門の候補発表!

10月27日、世界陸連(WA)はワールド・アスレティクス・アワード2025「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」のスタジアム外種目候補選手を発表した。 男子では9月の東京世界選手権マラソン金メダルのA.シンブ(タンザ […]

NEWS 11月22日、23日に奥能登で陸上教室を開催 朝原宣治さん、塚原直貴さん、君嶋愛梨沙らが被災地の子どもたちを指導

2025.10.27

11月22日、23日に奥能登で陸上教室を開催 朝原宣治さん、塚原直貴さん、君嶋愛梨沙らが被災地の子どもたちを指導

日本財団は10月27日、2024年の能登半島地震および水害で大きな被害を受けた石川県能登半島地域で、復興支援の一環として「奥能登陸上教室」を開催することを発表した。 日本財団では、アスリートとともに社会課題の解決に取り組 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top