HOME 高校

2023.05.31

女子ハンマー投・中島華が44m92で大会新V!牛島壮司朗が走幅跳、100mと4×100mRの3冠/IH佐賀県大会
女子ハンマー投・中島華が44m92で大会新V!牛島壮司朗が走幅跳、100mと4×100mRの3冠/IH佐賀県大会

走幅跳、100mと4×100mリレーで3冠を達成した牛島壮司朗(致遠館2)

8月の北海道インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

佐賀県大会は5月26日~29日の4日間、SAGAサンライズパークSAGAスタジアムで行われ、女子ハンマー投では44m92の大会新で中島華 (佐賀清和3)が優勝した。中島は砲丸投でも10m25と2位に1m69の大差をつけて投てき2冠を果たしている。

男子走幅跳では牛島壮司朗(致遠館2)が6回目に7m16(+0.8)と自己ベスト(6m75)を大きく更新して優勝した。100mでも10秒94(-2.9)、2走を担った4×100mリレーでは41秒68で優勝して3冠を達成。4×400mリレーも2位(3分25秒64)に入り北九州大会へ駒を進めた。

広告の下にコンテンツが続きます

男子200mは4月に21秒08をマークしている松本悠斗(佐賀北2)が、21秒49(+1.0)と2位以下に0.5秒以上差をつけて圧勝。男子3000m障害は9分20秒17の好記録で野口周大(白石3)が接戦を制した。

女子100mでは徳永心奈(佐賀北2)が向かい風のなか12秒34(-2.6)で優勝。200mも25秒30(+0.9)、2走で出走した4×100mリレーを46秒94、4×400mリレーを3分58秒55の好タイムで制覇し、短距離4冠を達成した。

女子中長距離は白石高勢が躍動。800mは山口綾 (3年)が2分14秒44で制し、3000mでも10分07秒45でトップに立ち2冠を手にした。1500mではチームメイトの中島遙音(3年)が4分37秒28で優勝。髙木咲良(2年)が4分37秒94で2位に入り、4分42秒99で山口が3位と上位を独占した。

広告の下にコンテンツが続きます

男子総合は鳥栖工が139.5点で優勝。400m、1500m、5000m、4×400mリレーなどを制覇し、男子5000m競歩でも22分14秒40と好記録でトップに立った古川照哉(3年)らの活躍があった。女子総合は佐賀清和高が100mハードル、400mハードル、5000m競歩など複数種目で優勝するなど得点を重ね、182点で快勝した。

北九州大会は6月15日から4日間、福岡市東平尾公園博多の森競技場で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場で開催される。

8月の北海道インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 佐賀県大会は5月26日~29日の4日間、SAGAサンライズパークSAGAスタジアムで行われ、女子ハンマー投では44m92の大会新で中島華 (佐賀清和3)が優勝した。中島は砲丸投でも10m25と2位に1m69の大差をつけて投てき2冠を果たしている。 男子走幅跳では牛島壮司朗(致遠館2)が6回目に7m16(+0.8)と自己ベスト(6m75)を大きく更新して優勝した。100mでも10秒94(-2.9)、2走を担った4×100mリレーでは41秒68で優勝して3冠を達成。4×400mリレーも2位(3分25秒64)に入り北九州大会へ駒を進めた。 男子200mは4月に21秒08をマークしている松本悠斗(佐賀北2)が、21秒49(+1.0)と2位以下に0.5秒以上差をつけて圧勝。男子3000m障害は9分20秒17の好記録で野口周大(白石3)が接戦を制した。 女子100mでは徳永心奈(佐賀北2)が向かい風のなか12秒34(-2.6)で優勝。200mも25秒30(+0.9)、2走で出走した4×100mリレーを46秒94、4×400mリレーを3分58秒55の好タイムで制覇し、短距離4冠を達成した。 女子中長距離は白石高勢が躍動。800mは山口綾 (3年)が2分14秒44で制し、3000mでも10分07秒45でトップに立ち2冠を手にした。1500mではチームメイトの中島遙音(3年)が4分37秒28で優勝。髙木咲良(2年)が4分37秒94で2位に入り、4分42秒99で山口が3位と上位を独占した。 男子総合は鳥栖工が139.5点で優勝。400m、1500m、5000m、4×400mリレーなどを制覇し、男子5000m競歩でも22分14秒40と好記録でトップに立った古川照哉(3年)らの活躍があった。女子総合は佐賀清和高が100mハードル、400mハードル、5000m競歩など複数種目で優勝するなど得点を重ね、182点で快勝した。 北九州大会は6月15日から4日間、福岡市東平尾公園博多の森競技場で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場で開催される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.09

東京世界陸上日本代表選手名鑑

女子はこちら 男 子 100m   200m   400m   リレー   800m   1500m   5000m   10000m   […]

NEWS 10000m代表の葛西潤「最大限のパフォーマンス発揮できるように」ケガを乗り越え再び世界に挑戦/東京世界陸上

2025.09.09

10000m代表の葛西潤「最大限のパフォーマンス発揮できるように」ケガを乗り越え再び世界に挑戦/東京世界陸上

男子10000mで東京世界選手権代表に内定した葛西潤(旭化成)。昨年のパリ五輪に続いて日の丸を背負って走ることとなった。パートナーシップ契約を結ぶアディダスの協力のもと、単独インタビューに応えた。 今年4月の日本選手権1 […]

NEWS 2027年全中 陸上はリレー廃止で個人種目のみ 駅伝は男子6区間→5区間に

2025.09.09

2027年全中 陸上はリレー廃止で個人種目のみ 駅伝は男子6区間→5区間に

日本中体連陸上競技部は、9月9日までに2027年以降の全中の陸上大会と駅伝大会(全国中学校駅伝)について実施内容の方針を固めた。 陸上大会は、日本陸連の競技者育成指針に沿って、27年から男子400mと男子3000mを廃止 […]

NEWS 世界陸連セバスチャン・コー会長 「あと2年でさらに成長を加速させる」

2025.09.09

世界陸連セバスチャン・コー会長 「あと2年でさらに成長を加速させる」

9月8日、9日の両日、東京で世界陸連のカウンシル会議が行われ、世界陸連の今後の活動方針などが話し合われた。 世界陸連会長のセバスチャン・コー氏は、3期目の任期が満了する2027年で退任することが決まっており、会議冒頭で「 […]

NEWS 東京世界陸上トップ8で来年5月の世界リレー出場権 世界リレーは秋のアルティメット選手権と27年北京世界陸上の選考大会

2025.09.09

東京世界陸上トップ8で来年5月の世界リレー出場権 世界リレーは秋のアルティメット選手権と27年北京世界陸上の選考大会

世界陸連は9月9日、来年実施される国際大会の参加基準と選考について発表した。 世界リレー大会は5月2日、3日の日程でボツワナの首都・ハボローネで、U20世界選手権は8月5日~9日で、米国・オレゴンのユージンで、それぞれ開 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top