HOME 国内

2023.04.16

100m世界陸上代表・坂井隆一郎が制す 悪条件も「目標内で収められた」300mは佐藤風雅がV/出雲陸上
100m世界陸上代表・坂井隆一郎が制す 悪条件も「目標内で収められた」300mは佐藤風雅がV/出雲陸上

23年出雲陸上男子100mを制した坂井隆一郎(大阪ガス)

【動画】坂井隆一郎のGP初戦!&吉岡隆徳記念第77回出雲陸上のGP上位成績をチェック

●男子
・100mタイムレース決勝
1位 坂井隆一郎(大阪ガス)10秒35(-0.9)
2位 デーデー・ブルーノ(セイコー) 10秒42(-0.9)
3位 飯塚翔太(ミズノ) 10秒47(-1.0)

・300mタイムレース決勝
1位 佐藤風雅(ミズノ) 32秒85
2位 中島佑気ジョセフ(東洋大) 32秒86
3位 水久保漱至(第一酒造) 33秒06 

広告の下にコンテンツが続きます


●女子
・100mタイムレース決勝
1位 三浦愛華(園田学園女大) 11秒78(+0.3)
2位 鶴田玲美(南九州ファミリーマート) 11秒86(-1.5)
3位 山形愛羽(熊本中央高3熊本) 11秒96(+0.3)
・300mタイムレース決勝
1位 久保山晴菜(今村病院) 38秒25
2位 森山静穂(福岡大) 39秒38
3位 井戸アビゲイル風果(甲南大) 39秒42

◇吉岡隆徳記念第77回出雲陸上(4月16日/島根・島根県立浜山公園陸上競技場) 日本グランプリシリーズの出雲陸上が4月16日に行われ、男子100mはオレゴン世界選手権代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が10秒35(-0.9)で優勝した。 猛烈な雨に雷鳴がとどろき、あげくの果てに雹(ひょう)まで降ってくる始末。度々、競技が中断して開始時間が変わる。グランプリ種目は予選が取り払われ、すべてタイムレース決勝に変更された。 坂井も「トラブルが多くて難しかった」と言うが、そこは昨年の世界選手権セミファイナリスト。「自分の得意なところ」と話す持ち味のスタートから一気に抜け出す。後半を得意とするデーデー・ブルーノ(セイコー)もさすがの追い込みを見せたが、坂井がしっかり逃げ切った。 「悪条件の中でも目標の中でタイムは収められたと思います。(この条件で)タイムが速いかどうかわかりませんが良かったと思います。優勝することができて良かった」と笑顔で振り返る。 昨年は日本選手権2位、10秒02をマーク。世界選手権出場と飛躍を遂げた坂井。最大目標を「パリ五輪」に置き、「そのためにも9秒台が必須になりますし、ブダペスト世界選手権にも出場したい」と言う。 世界選手権の参加標準記録は10秒00。9秒台を目指しつつも、ワールドランキングでの出場も踏まえて室内も欧州転戦していただけに、グランプリ初戦をしっかり勝ちきった価値も小さくない。 デーデーが10秒42で2位。別組で走った飯塚翔太(ミズノ)が10秒47(-1.9)、多田修平(住友電工)は10秒56(同)だった。国内復帰初戦の予定だった桐生祥秀(日本生命)は左膝裏の違和感のため棄権している。 300mはオレゴン世界選手権4×400mリレー4位メンバーによる熾烈な争いに。佐藤風雅(ミズノ)が32秒85で、0.01秒差で中島佑気ジョセフ(東洋大)を抑えた。佐藤は「200mで20秒台が出ていたのでスプリントに自信がありました。前半は良かったですが、後半はちょっとリズムが悪くなりました」とレースを振り返る。 女子300mは久保山晴菜(今村病院)が38秒25で制し、同100mは11秒78(+0.3)をマークした三浦愛華(園田学園女大)が全体トップだった。

【動画】坂井隆一郎のGP初戦!&吉岡隆徳記念第77回出雲陸上のGP上位成績をチェック

●男子 ・100mタイムレース決勝 1位 坂井隆一郎(大阪ガス)10秒35(-0.9) 2位 デーデー・ブルーノ(セイコー) 10秒42(-0.9) 3位 飯塚翔太(ミズノ) 10秒47(-1.0) ・300mタイムレース決勝 1位 佐藤風雅(ミズノ) 32秒85 2位 中島佑気ジョセフ(東洋大) 32秒86 3位 水久保漱至(第一酒造) 33秒06  ●女子 ・100mタイムレース決勝 1位 三浦愛華(園田学園女大) 11秒78(+0.3) 2位 鶴田玲美(南九州ファミリーマート) 11秒86(-1.5) 3位 山形愛羽(熊本中央高3熊本) 11秒96(+0.3) ・300mタイムレース決勝 1位 久保山晴菜(今村病院) 38秒25 2位 森山静穂(福岡大) 39秒38 3位 井戸アビゲイル風果(甲南大) 39秒42

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.16

競歩・山西利和が愛知県スポーツ功労賞を受賞!20km競歩世界記録樹立が評価

【画像】愛知県・大村知事から表彰される山西利和 競歩・山西利和が愛知県スポーツ功労賞を受賞!20km競歩世界記録樹立が評価|月陸Online https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives […]

NEWS 砲丸投・大垣尊良ビッグショットなるか 女子短距離は山崎心愛に注目 男子中長距離は吉田星が軸/IH北海道

2025.06.16

砲丸投・大垣尊良ビッグショットなるか 女子短距離は山崎心愛に注目 男子中長距離は吉田星が軸/IH北海道

広島インターハイ(7月25日~29日)を懸けた地区大会が6月に各地で開催される。 インターハイ北海道地区大会は6月17日から20日まで、旭川花咲スポーツ公園陸上競技場で行われる。 広告の下にコンテンツが続きます 昨年、男 […]

NEWS 古賀ジェレミーが110mH13秒45の高校新記録! 「もう少し上げられる自信がついた」/IH南関東

2025.06.16

古賀ジェレミーが110mH13秒45の高校新記録! 「もう少し上げられる自信がついた」/IH南関東

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、男子110mハードル決勝で古賀ジ […]

NEWS 100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東

2025.06.16

100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東

女子100mH高校歴代10傑をチェック! 13.31 0.7 井上凪紗(滝川二3兵庫) 2025. 5.30 13.33 1.3 石原南菜(白鴎大足利2栃木) 2025. 6.16 13.34 -0.3 小林歩未(市船橋 […]

NEWS 110mH・古賀ジェレミーが特大高校新13秒45!!準決勝の記録をさらに0.13秒更新/IH南関東

2025.06.16

110mH・古賀ジェレミーが特大高校新13秒45!!準決勝の記録をさらに0.13秒更新/IH南関東

男子110mH高校歴代10傑+パフォーマンス10 13.45 0.1 古賀ジェレミー(東京3東京) 2025. 6.16 13.58 -0.1 古賀 2 2025. 6.16 13.59 -0.7 古賀 3 2024. […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top