2023.04.14
日本グランプリシリーズの第10回木南記念(G1/5月6日)のエントリーリストが発表された。
この大会は世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズ大会とランクづけられ、6月の第107回日本選手権と同じヤンマースタジアム長居(大阪市)を舞台に、男女各11種目が行われる。
注目は地元・大阪が誇る2人のスプリンター、多田修平(住友電工)と坂井隆一郎(大阪ガス)の直接対決だ。26歳の多田は大阪桐蔭高、関学大卒、25歳の坂井は大阪高、関大出身。大小の大会で何度も対戦し、手の内はわかっている同士。ともにスタートからの加速が持ち味だけに、どちらがその長所をより引き出すレースを見せられるか。
また、100mには16年リオ五輪代表のケンブリッジ飛鳥(Nike)も登録している。
男子200mには山縣亮太(セイコー)がエントリー。順当に行けば、4月29日の織田記念100mで手術後の復帰レースをしているはずで、レースを重ねながら感覚を取り戻していくという段階だ。
女子やり投にはオレゴン世界選手権銅メダリストの北口榛花(JAL)が登場予定。19年に自身初の日本新(当時/64m36)を放った相性の良い大会で、夏のブダペストへとつながる大アーチを放つか。19年ドーハ世界選手権代表の佐藤友佳(ニコニコのり)もエントリーした。
このほか、スプリントハードは男子110mには日本記録保持者の泉谷駿介(住友電工)、女子100mには東京五輪代表セミファイナリスト・寺田明日香(ジャパンクリエイト)と地元出身の田中佑美(富士通)が登録。男子400mには東京五輪4×400mリレー代表・伊東利来也(住友電工)、女子800mには2月のアジア室内選手権銀メダリスト・塩見綾乃(岩谷産業)が出場予定だ。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.09.18
5000m予選・田中希実は14分47秒14で5着通過 4大会連続の決勝進出/東京世界陸上
-
2025.09.18
-
2025.09.18
2025.09.12
前夜祭イベントでギネス“世界新” 寺田明日香が高速道路KK線でリレー参加/東京世界陸上
2025.09.13
明日午前開催の女子マラソン 鈴木優花の補欠登録を解除/東京世界陸上
-
2025.09.14
-
2025.09.13
-
2025.09.15
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
-
2025.08.19
-
2025.08.24
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.09.18
400m・中島佑気ジョセフが日本勢34年ぶり決勝! 200m・鵜澤飛羽、井戸アビゲイル風果が準決勝に登場/東京世界陸上DAY6イブニングみどころ
◇東京世界陸上(9月13日〜21日/国立競技場)6日目 大会も後半戦を迎える東京世界陸上。日本男子短距離界に新たな歴史が生まれようとしている。 男子400m決勝に中島佑気ジョセフ(富士通)が挑む。予選で44秒44の日本記 […]
2025.09.18
DAY6イブニングセッションのチケット完売 残りのイブニングセッションも完売間近/東京世界陸上
◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京2025世界陸上財団は9月18日、大会6日目のイブニングセッションのチケットが完売したと発表した。13日のDAY1、14日のDAY2のイブニングセッションに続く […]
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/