HOME 国内

2023.01.29

4年ぶり復帰の前田彩里 母としてパリ五輪MGCへ!32歳初マラソンの吉川侑美ら4人がMGC切符/大阪国際女子マラソン
4年ぶり復帰の前田彩里 母としてパリ五輪MGCへ!32歳初マラソンの吉川侑美ら4人がMGC切符/大阪国際女子マラソン

23年大阪国際女子マラソンで4年ぶりのフルマラソンながら、MGC出場権を獲得した前田彩里(ダイハツ)

◇第42回大阪国際女子マラソン(1月29日/大阪・ヤンマーフィールド長居発着)

JMCシリーズG1でブダペスト世界選手権代表選考会となる第42回大阪国際女子マラソンが行われた。

12年ぶりにコース変更、3年ぶり海外勢を招待した今大会。H.デッセ、M.シセイというエチオピア勢がワンツーを飾り、安藤友香(ワコール)が日本人トップの3位に入った。

広告の下にコンテンツが続きます

すでにパリ五輪代表選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の切符を持っている上杉真穂(スターツ)が2時間25分18秒で4位。前回2時間22分29秒で2位だった上杉は、今回は「勝負する」と話していたように先頭集団でレースを進めるも、19km付近で遅れた。

32歳で初マラソンに臨んだ吉川侑美(ユニクロ)が2時間25分20秒で5位。それに続いたのが前田彩里(ダイハツ)だった。2014年に日本人学生記録を樹立し、15年には北京世界選手権にも出場。その後はケガが続き、18年には結婚、20年に長女を出産した。今回が4年ぶりのマラソンだったが、2時間25分24秒と強さを見せた。

池田千晴(日立)、大東優奈(天満屋)と5~8位まで4人が新たにパリ五輪MGCの出場権を獲得した。招待選手だった佐藤早也伽(積水化学)は7kmで転倒し、18.8km付近で途中棄権している。

◇第42回大阪国際女子マラソン(1月29日/大阪・ヤンマーフィールド長居発着) JMCシリーズG1でブダペスト世界選手権代表選考会となる第42回大阪国際女子マラソンが行われた。 12年ぶりにコース変更、3年ぶり海外勢を招待した今大会。H.デッセ、M.シセイというエチオピア勢がワンツーを飾り、安藤友香(ワコール)が日本人トップの3位に入った。 すでにパリ五輪代表選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の切符を持っている上杉真穂(スターツ)が2時間25分18秒で4位。前回2時間22分29秒で2位だった上杉は、今回は「勝負する」と話していたように先頭集団でレースを進めるも、19km付近で遅れた。 32歳で初マラソンに臨んだ吉川侑美(ユニクロ)が2時間25分20秒で5位。それに続いたのが前田彩里(ダイハツ)だった。2014年に日本人学生記録を樹立し、15年には北京世界選手権にも出場。その後はケガが続き、18年には結婚、20年に長女を出産した。今回が4年ぶりのマラソンだったが、2時間25分24秒と強さを見せた。 池田千晴(日立)、大東優奈(天満屋)と5~8位まで4人が新たにパリ五輪MGCの出場権を獲得した。招待選手だった佐藤早也伽(積水化学)は7kmで転倒し、18.8km付近で途中棄権している。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.04

パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」

24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]

NEWS 飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

2025.12.04

飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]

NEWS 世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

2025.12.04

世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

日本陸連は12月4日、米国・タラハシーで開催される世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日)のU20日本代表を発表した。 11月30日の京都陸協記録会内で行われた選考会の上位選手を中心に選考され、男子は今季のイン […]

NEWS 世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

2025.12.04

世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]

NEWS 北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2025.12.04

北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2026年1月2日放送の「木梨憲武のスポーツKING!」に、JALの北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽が参戦することがわかった。 現役トップアスリートやレジェンドが、木梨憲武らと異種競技バトルを繰り広げる正月恒例の特別番組 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top