2022.12.17
節目となる第30回全国中学駅伝は12月18日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。17日には開会式が行われ、併せて区間エントリーも発表された。
女子は1区、5区が3km、2区から4区までは2kmの5区間12km。前回優勝の稲美(兵庫)はエースの吉川菜緒(3年)が2年連続1区に登場し、前回同様に1区からの逃げ切りを狙う。2区に前回4区2位の湊友希(3年)、吉川の双子の妹の陽菜が5区に入り、2連覇に向けて充実のオーダーを組んできた。
前回3位の桂(京都)は2年生の南舎華怜と加藤祐希が1区と5区の3km区間に登録。前回大会を経験している伊藤愛波(3年)は2区、西川綾乃(3年)は4区に登場する。初出場の京山(岡山)はダブルエースのうち樋口遙(2年)が1区にエントリー。3000mで10分11秒14とチームトップタイムの黒田六花(2年)は4区に入った。
九州大会を制した神村学園(鹿児島)は3000mで出場者中最速タイムを持つ瀬戸口凜(3年)が1区に入り、先手必勝のオーダーを組んだ。レースの主導権を握ることができれば、優勝の可能性も膨らんでくる。北信越大会優勝の大沢野(富山)は、1年生ながら3000m9分台の黒川志帆と長森結愛が1区、5区に入った。1年生3人、2年生2人のオーダーで上位を目指す。
また、個人では夏の全中で1500m2位に入った金子瑛怜(高川学園3山口)、同3位の大谷芽以(細江3静岡)がともに1区に登録され、区間賞争いにも注目が集まる。
女子のレースは11時10分にスタートする。
※記事に一部誤りがあり訂正しました。
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