HOME 駅伝

2022.11.20

國學院大・原秀寿 2年連続の箱根駅伝6区へアピール「勝ち切れたのは収穫」/10000m記録会
國學院大・原秀寿 2年連続の箱根駅伝6区へアピール「勝ち切れたのは収穫」/10000m記録会

◇10000m記録挑戦競技会(11月20日/東京・国立競技場)

関東学連主催の10000m記録挑戦競技会が11月20日、国立競技場で行われた。男子8組のトップは國學院大の原秀寿(2年)で、29分26秒05をマークした。

初の10000mとなった原。「スローだったので箱根駅伝を見据えてタイムより内容重視で行きました」。中盤とラスト1000mにポイントを置いたレースで、「ラスト勝ち切れたのは収穫です」と、納得の表情を浮かべた。

今年の箱根駅伝は6区を務めて区間17位。関東インカレ後は「故障で3ヵ月離脱して、夏合宿開けから復帰しました」と言う。そこからは「上り調子で来られています」。それでも、同日の上尾ハーフマラソンでは1時間2分台が複数出るなど、チーム全体の底上げから「メンバー入りも難しい」と語るほど、戦力が充実。だが、「6区を希望しています」と2年連続山下りへ強い意欲を示す。

同期の平林清澄や山本歩夢は「レベルも高く盗めるところも多い」と刺激を受けつつも、メンバー外だった出雲駅伝・全日本大学駅伝ともに2位というチームにも「素直に応援できない」自分もいたと悔しさを持つ。箱根駅伝では「一緒に走って優勝を目指したいです」と原。残り1ヵ月半で猛アピールしていく構えだ。

◇10000m記録挑戦競技会(11月20日/東京・国立競技場) 関東学連主催の10000m記録挑戦競技会が11月20日、国立競技場で行われた。男子8組のトップは國學院大の原秀寿(2年)で、29分26秒05をマークした。 初の10000mとなった原。「スローだったので箱根駅伝を見据えてタイムより内容重視で行きました」。中盤とラスト1000mにポイントを置いたレースで、「ラスト勝ち切れたのは収穫です」と、納得の表情を浮かべた。 今年の箱根駅伝は6区を務めて区間17位。関東インカレ後は「故障で3ヵ月離脱して、夏合宿開けから復帰しました」と言う。そこからは「上り調子で来られています」。それでも、同日の上尾ハーフマラソンでは1時間2分台が複数出るなど、チーム全体の底上げから「メンバー入りも難しい」と語るほど、戦力が充実。だが、「6区を希望しています」と2年連続山下りへ強い意欲を示す。 同期の平林清澄や山本歩夢は「レベルも高く盗めるところも多い」と刺激を受けつつも、メンバー外だった出雲駅伝・全日本大学駅伝ともに2位というチームにも「素直に応援できない」自分もいたと悔しさを持つ。箱根駅伝では「一緒に走って優勝を目指したいです」と原。残り1ヵ月半で猛アピールしていく構えだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

5月5日に行われる日本グランプリシリーズ第7戦「2025水戸招待陸上」のエントリー選手が発表された。男子棒高跳には東京五輪代表の山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)や世界選手権代表経験のある柄澤智哉(東京陸協)ら […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

2025.04.30

【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]

NEWS 5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

2025.04.30

5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]

NEWS 26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

2025.04.30

26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top