HOME 国内、大学

2022.09.11

住所大翔が世界陸上入賞の貫禄V!1万m競歩順大メダル独占/日本IC
住所大翔が世界陸上入賞の貫禄V!1万m競歩順大メダル独占/日本IC

◇日本インカレ(京都・たけびしスタジアム京都:西京極)3日目

広告の下にコンテンツが続きます

学生ナンバーワンを決める第91回日本インカレの3日目が行われ、男子10000m競歩は順大勢がメダルを独占した。

気温32℃、強い日差しが照りつける中でスタートした男子10000m競歩。強さを見せたのは住所大翔(順大院)だった「思ったよりも速いペースだった」と1000m4分を切って2000mまで通過する。「行けるところまでいけば離れるだろう」と踏んでいたが、後続は早々について行けず。2000m以降はほぼ一人旅となった。

7000m付近でロス・オブ・コンタクトの注意を受けた住所はややペースを落として歩型を修正。最後までしっかり歩き、39分53秒61で初優勝を果たした。順大勢では鈴木雄介(現・富士通)以来、13年ぶり。

2位に萬壽春輝、3位に立岩和大が続き、メダルを独占し、「最高目標が達成できました」と住所。総合優勝もグッとたぐり寄せた。「これで(5000mにエントリーしている)三浦龍司を休ませられます」と住所は笑い、立岩は「三浦、村竹ラシッドだけじゃないんだぞ、というところを見せられました」と胸を張った。

広告の下にコンテンツが続きます

オレゴン世界選手権20km競歩で8位入賞を果たした住所。「負けてはいけないというプレッシャーもありました」と言うが、「堂々と歩けるように練習してきました」。3週間前に食あたりで練習を1週間ストップしたが、その後は順調にトレーニングを積んだ。

世界を経験し、「まだまだ力をつけないといけない。世界での経験も大事ですし、レベルも高い国内の合宿もあります。後半にフォームが崩れるところが課題」と住所。

大先輩でコーチでもある森岡紘一朗氏や鈴木、そしてオレゴンで金・銀メダルの山西利和(京大、現・愛知製鋼)と池田向希(東洋大、現・旭化成)も勝ってきたインカレを初優勝したことをステップに、来年のブダペスト世界選手権に向かって突き進む。

◇日本インカレ(京都・たけびしスタジアム京都:西京極)3日目 学生ナンバーワンを決める第91回日本インカレの3日目が行われ、男子10000m競歩は順大勢がメダルを独占した。 気温32℃、強い日差しが照りつける中でスタートした男子10000m競歩。強さを見せたのは住所大翔(順大院)だった「思ったよりも速いペースだった」と1000m4分を切って2000mまで通過する。「行けるところまでいけば離れるだろう」と踏んでいたが、後続は早々について行けず。2000m以降はほぼ一人旅となった。 7000m付近でロス・オブ・コンタクトの注意を受けた住所はややペースを落として歩型を修正。最後までしっかり歩き、39分53秒61で初優勝を果たした。順大勢では鈴木雄介(現・富士通)以来、13年ぶり。 2位に萬壽春輝、3位に立岩和大が続き、メダルを独占し、「最高目標が達成できました」と住所。総合優勝もグッとたぐり寄せた。「これで(5000mにエントリーしている)三浦龍司を休ませられます」と住所は笑い、立岩は「三浦、村竹ラシッドだけじゃないんだぞ、というところを見せられました」と胸を張った。 オレゴン世界選手権20km競歩で8位入賞を果たした住所。「負けてはいけないというプレッシャーもありました」と言うが、「堂々と歩けるように練習してきました」。3週間前に食あたりで練習を1週間ストップしたが、その後は順調にトレーニングを積んだ。 世界を経験し、「まだまだ力をつけないといけない。世界での経験も大事ですし、レベルも高い国内の合宿もあります。後半にフォームが崩れるところが課題」と住所。 大先輩でコーチでもある森岡紘一朗氏や鈴木、そしてオレゴンで金・銀メダルの山西利和(京大、現・愛知製鋼)と池田向希(東洋大、現・旭化成)も勝ってきたインカレを初優勝したことをステップに、来年のブダペスト世界選手権に向かって突き進む。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.15

小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク

6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]

NEWS 久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

2025.06.15

久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

◇インターハイ近畿地区大会(6月12~15日/京都市・たけびしスタジアム京都)4日目 広島インターハイを懸けた近畿地区大会の4日目が行われ、女子800mは久保凛(東大阪大敬愛3大阪)が昨年自らがマークした大会記録を0.7 […]

NEWS 青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

2025.06.15

青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NDG)の1日目が6月14日に行われ、雨のなか、各組で好レースが繰り広げられた。 男子10000mでは2組で1着(28分53 […]

NEWS 中大勢が海外5000mレースで好走!溜池一太が13分25秒11の自己新、濵口大和は自己2番目13分37秒54

2025.06.15

中大勢が海外5000mレースで好走!溜池一太が13分25秒11の自己新、濵口大和は自己2番目13分37秒54

6月14日にオーストリア・ウィーンで行われた「Track Nigh Vienna」の5000mに中大の溜池一太(4年)とルーキー・濵口大和が出場し、溜池は13分25秒11の自己新、濵口も13分37秒54のセカンドベストを […]

NEWS 3000m障害・青木涼真が8分23秒58で3位!5年連続世界大会出場目指して好走/WAコンチネンタルツアー

2025.06.15

3000m障害・青木涼真が8分23秒58で3位!5年連続世界大会出場目指して好走/WAコンチネンタルツアー

男子3000m障害の青木涼真(Honda)が6月14日、オーストリア・ウィーンで行われた「Track Nigh Vienna」に出場し、8分23秒58で3位に入った。 青木は一昨年のU23欧州王者であるA.キヤダ(スペイ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top