2022.07.16
7月16日に行われた滋賀県選手権の男子走幅跳で、東洋大2年の藤原孝輝が8m03(+0.6)をマークした。
京都・洛南高2年だった2019年の沖縄インターハイで、高校生初の8mジャンプとなる8m12(U20・U18日本記録、高校記録)を打ち立てた藤原。日本陸連ダイヤモンドアスリートの認定を受けるなど、将来を嘱望される逸材として注目を集めていた。
その後はケガなどもあったが、190cm前後の長身ながら細身の身体を時間をかけて作り上げる取り組みを中心に据える。その中で、今季は110mハードルで自己新の13秒60、走幅跳では関東インカレ3位など、力強さやスピードがアップした様子が垣間見えていた。
この日は1回目に7m87(+3.7)で滑り出すと、5回目にセカンドベストの7m97(+1.7)。そして、最終跳躍で学生歴代12位タイの大ジャンプへとつなげた。
同日に行われた京都府選手権男子100m準決勝では、藤原の洛南高、東洋大の2年生先輩にあたる和田遼が学生歴代7位の10秒10(+2.0)を出した。決勝は棄権している。
■男子走幅跳学生歴代12傑
8.32 1.6 橋岡 優輝(日大3) 2019. 8.17
8.25 1.6 森長 正樹(日大3) 1992. 5. 5
8.23 0.6 津波 響樹(東洋大4) 2019. 8.17
8.14 1.7 吉田 弘道(立命大4) 2021. 7.11
8.13 0.7 朝原 宣治(同大3) 1993.12. 3
8.10 1.6 臼井 淳一(順大) 1979. 7. 6
8.08 2.0 下野伸一郎(福岡大4) 2012. 7.14
8.06 1.9 荒川 大輔(同大3) 2002. 5. 3
8.06 1.9 山川 夏輝(日大4) 2017. 9. 9
8.05 0.8 伊藤 陸(近大高専S1) 2021. 9.17
8.04 0.8 小田 大樹(日大4) 2017. 9.24
8.03 1.9 高政 知也(順大4) 2015. 5.15
8.03 0.6 藤原 孝輝(東洋大3) 2022. 7.16 NEW
■男子100m学生歴代10傑
9.98 1.8 桐生 祥秀(東洋大4) 2017. 9. 9
10.05 1.9 末續 慎吾(東海大4) 2002. 5. 6
10.07 1.9 江里口匡史(早大3) 2009. 6.28
10.07 1.3 山縣 亮太(慶大2) 2012. 8. 4
10.07 1.8 多田 修平(関学大3) 2017. 9. 9
10.10 2.0 和田 遼(東洋大4) 2022. 7.16 NEW
10.11 0.3 川畑 伸吾(法大4) 2000. 9. 2
10.12 1.0 坂井隆一郎(関大4) 2019. 6. 8
10.13 1.9 田島 宣弘(日体大4) 2002. 5. 6
10.14 1.8 水久保漱至(城西大4) 2020. 9.12
10.15 0.6 塚原 直貴(東海大4) 2007. 9.16
※事実関係に一部誤りがありましたので、訂正しました。

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