7月15日に開幕するオレゴン世界選手権の会見が現地で行われ、男子マラソンの鈴木健吾(富士通)、星岳(コニカミノルタ)、西山雄介(トヨタ自動車)の3人が登壇した。
いずれも初の世界選手権。日本記録保持者の鈴木は「やっと世界にチャレンジできる時が来た」と言う。目標については「表彰台が理想ですが、謙虚に入賞を目指したい」。ここまでは「ケガなく理想とした練習をほぼ嘘なくできた」と充実の表情を浮かべた。
コースや展開については「涼しいのでスローペースにならない。でこぼこしたり、狭かったりするので、ペースの上げ下げで位置取り(争い)がありそう。勝負どころは2周目を過ぎてから」と30km前後で動くとみている。
星は「初めての日本代表なのでそういったレベルでどこまでできるか不安もあり、楽しみもあります」と語る。初の高地トレーニングも実践した星。目標を目指し、「100%力を発揮したい」と入賞を狙う。
西山は「やるべきことはやってきたので、いかに本番で発揮できるかがポイント」と言う。狙うのは「8位入賞と自己新」。スピードや走り込みなど「バランス良く練習して、8、9割は(消化)できた」と納得の表情を浮かべる。
男子マラソンは日本時間17日22時15分にスタートする。2013年モスクワの中本健太郎(5位)以来の入賞なるか。

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