HOME お役立ち情報

2022.07.14

【パパママ応援団】齊藤寿幸さん、典子さん「一番は子供と一緒に楽しむこと」
【パパママ応援団】齊藤寿幸さん、典子さん「一番は子供と一緒に楽しむこと」

「子供のがんばりを応援しよう!」「でも、どんなふうにサポートすればいいんだろう……」。

広告の下にコンテンツが続きます

そんな悩みを持つみなさんのために、中学生の子を持つ先輩パパママが陸上選手の親ならではの苦労や悩み、テクニックやノウハウを共有していきます。未来の陸上パパママにバトンをつないでいきましょう!

第1回目は、中学生男子スプリンターの子を持つ齊藤さん一家にご登場いただきました。両親ともに陸上経験はなし。それでも、次男の大雅君は今年の東京都総体男子100mで優勝するなど活躍しています。一体どのようにお子様の活動をサポートしているのでしょうか?

第1回 齊藤寿幸さん、典子さん/大雅君(中2)

家族メモ
子供2人は小学生の頃から「かけっこクラブ」に通う。中学校に陸上部がないため、大会の出場方法や種類を猛勉強してマネージャー役に。同じ境遇を持つクラブ生の保護者に大会の出場方法などを教えるなど、子供たちのために努力を惜しまないパパママ。

Q.子供が陸上を始めて良かったと思うこと

やる前と比べると体力がつきましたし、個人競技ならではの「個々で考える力」と、団体でみんなと協力する「協調性」が両方養われるのは陸上の良いところですね。楽しく集中して取り組めているので、やらせて良かったなと思います。

広告の下にコンテンツが続きます

Q.お子様の食事でのこだわりや気をつけていることは?

野菜や肉や魚などバランス良く栄養が摂れるように心掛けています。それを本人も意識しているのか、以前よりも野菜を食べてくれるようになりました。味噌汁にも野菜を多く入れるようにしています。

勝負メシは「焼き鮭」です。子供が自分で栄養に良いと調べてきて、試合当日は必ず味噌汁と焼いた鮭を食べていきます。子供がおいしいと言ってくれると、「朝の準備は大変だけど、がんばろう」って思いますね!

Q.陸上ならではの大変なこと、悩みは?

広告の下にコンテンツが続きます

日に3本走る大会の後はさすがにクタクタになって帰ってくるので、親としては大変だろうなと思います。陸上だけではありませんが、屋外スポーツは夏の炎天下でも練習を行うので、熱中症にならないか心配してしまいます。

あとはシンプルな競技であるがゆえに、素人の親がどうアドバイスをしていいかわからないという側面もあります。

Q.陸上の知識はどのようにして学んでいますか?

YouTubeなどの動画サイトがわかりやすいので観ることが多いですね。陸上専門誌も読みます。私たち(父母)は陸上素人なので、足の着き方など的確なアドバイスはできませんが、どちらかというと精神的なケアに努めています。

広告の下にコンテンツが続きます

わからないことがあったら、クラブのコーチに質問をするようにしています。

Q.洗濯でのこだわり、気をつけていること

(子供が)匂いに敏感なので、部屋干しで匂いが残らないようにしたり、洗剤をビーズのものに変えてみたり、いろいろ工夫しました。白いTシャツを汚して帰ってくることがあるのですが、そういう時は汚れ落としに評判の高い石鹸を使用すると綺麗に取れるのでオススメです!

Q.お子様は陸上と勉強との両立はできていますか?そのための工夫は?

広告の下にコンテンツが続きます

週4回の陸上クラブと塾を両立しているのでがんばっているとは思いますが、もうちょっとがんばってほしいのが親としての本音です。普段は体力作りのため自転車で練習に通っていますが、塾が同日にある場合は負担を軽減するために車で送迎するようにしています。

Q.陸上用品はどこで購入していますか?

スポーツ用品店が多いです。子供同士で「あの店が良いらしいよ」と情報共有して、そこに親が連れて行かれるといったことが多いですね。
オンラインでも買うこともありますが、基本的にはシューズもウェアも直接店舗に行って購入することが多いです。

Q.お子様の進路先はどのように決めていく予定?

広告の下にコンテンツが続きます

基本的には本人の意志を尊重したいと考えています。文武両道でいってほしい気持ちはありつつ、才能があるのなら陸上の道を歩んでいくのはアリだと思っています。

ただ、もしケガをするなどして、その道を断念せざるを得ない時が出てくるかもしれないので、そういう時のためにも勉強との両立をがんばってもらいたいですね

Q.お子様の競技についてアドバイスすることはありますか?その時に気をつけていることは?

競技経験がないので核心を突いたアドバイスはできないですが、モチベーションや試合などの振り返りについては常に伝えています。反省だと悪かった点にクローズアップされがちですが、良い面にも触れるようにしています。

広告の下にコンテンツが続きます

Q.陸上初心者パパママへのアドバイスをお願いします!

一番は子供と一緒に楽しむことだと思います。私たちは2人とも初心者ですが、だんだん陸上の知識をつけて、ミニハードルやスターティングブロックを購入するなど、どんどんハマってしまっています。子供が楽しんで競技を続けられる環境を作ってあげるのがいいのかなと思います。

齊藤大雅君(東深沢中2東京/フォルテスポーツ)

広告の下にコンテンツが続きます

種目&自己記録
100m 11秒45(追い参11秒31)
300m 40秒41

Q.陸上を始めたきっかけ
お兄ちゃんがかけっこ塾に入っていたからです

Q.陸上に取り組んで良かったと思うこと
他の学校の人たちと大会で会う機会が多いので、そこで仲良くなれたこと

Q.好きな選手、あこがれの選手は?
桐生祥秀選手(日本生命)。高校生の頃から活躍し、日本記録も出してカッコいいから。

Q.今後の目標
全国大会に出場できるよう、がんばっていきます!

※情報は2022年7月14日時点

「子供のがんばりを応援しよう!」「でも、どんなふうにサポートすればいいんだろう……」。 そんな悩みを持つみなさんのために、中学生の子を持つ先輩パパママが陸上選手の親ならではの苦労や悩み、テクニックやノウハウを共有していきます。未来の陸上パパママにバトンをつないでいきましょう! 第1回目は、中学生男子スプリンターの子を持つ齊藤さん一家にご登場いただきました。両親ともに陸上経験はなし。それでも、次男の大雅君は今年の東京都総体男子100mで優勝するなど活躍しています。一体どのようにお子様の活動をサポートしているのでしょうか?

第1回 齊藤寿幸さん、典子さん/大雅君(中2)

家族メモ 子供2人は小学生の頃から「かけっこクラブ」に通う。中学校に陸上部がないため、大会の出場方法や種類を猛勉強してマネージャー役に。同じ境遇を持つクラブ生の保護者に大会の出場方法などを教えるなど、子供たちのために努力を惜しまないパパママ。
Q.子供が陸上を始めて良かったと思うこと やる前と比べると体力がつきましたし、個人競技ならではの「個々で考える力」と、団体でみんなと協力する「協調性」が両方養われるのは陸上の良いところですね。楽しく集中して取り組めているので、やらせて良かったなと思います。 Q.お子様の食事でのこだわりや気をつけていることは? 野菜や肉や魚などバランス良く栄養が摂れるように心掛けています。それを本人も意識しているのか、以前よりも野菜を食べてくれるようになりました。味噌汁にも野菜を多く入れるようにしています。 勝負メシは「焼き鮭」です。子供が自分で栄養に良いと調べてきて、試合当日は必ず味噌汁と焼いた鮭を食べていきます。子供がおいしいと言ってくれると、「朝の準備は大変だけど、がんばろう」って思いますね! Q.陸上ならではの大変なこと、悩みは? 日に3本走る大会の後はさすがにクタクタになって帰ってくるので、親としては大変だろうなと思います。陸上だけではありませんが、屋外スポーツは夏の炎天下でも練習を行うので、熱中症にならないか心配してしまいます。 あとはシンプルな競技であるがゆえに、素人の親がどうアドバイスをしていいかわからないという側面もあります。 Q.陸上の知識はどのようにして学んでいますか? YouTubeなどの動画サイトがわかりやすいので観ることが多いですね。陸上専門誌も読みます。私たち(父母)は陸上素人なので、足の着き方など的確なアドバイスはできませんが、どちらかというと精神的なケアに努めています。 わからないことがあったら、クラブのコーチに質問をするようにしています。 Q.洗濯でのこだわり、気をつけていること (子供が)匂いに敏感なので、部屋干しで匂いが残らないようにしたり、洗剤をビーズのものに変えてみたり、いろいろ工夫しました。白いTシャツを汚して帰ってくることがあるのですが、そういう時は汚れ落としに評判の高い石鹸を使用すると綺麗に取れるのでオススメです! Q.お子様は陸上と勉強との両立はできていますか?そのための工夫は? 週4回の陸上クラブと塾を両立しているのでがんばっているとは思いますが、もうちょっとがんばってほしいのが親としての本音です。普段は体力作りのため自転車で練習に通っていますが、塾が同日にある場合は負担を軽減するために車で送迎するようにしています。 Q.陸上用品はどこで購入していますか? スポーツ用品店が多いです。子供同士で「あの店が良いらしいよ」と情報共有して、そこに親が連れて行かれるといったことが多いですね。 オンラインでも買うこともありますが、基本的にはシューズもウェアも直接店舗に行って購入することが多いです。 Q.お子様の進路先はどのように決めていく予定? 基本的には本人の意志を尊重したいと考えています。文武両道でいってほしい気持ちはありつつ、才能があるのなら陸上の道を歩んでいくのはアリだと思っています。 ただ、もしケガをするなどして、その道を断念せざるを得ない時が出てくるかもしれないので、そういう時のためにも勉強との両立をがんばってもらいたいですね Q.お子様の競技についてアドバイスすることはありますか?その時に気をつけていることは? 競技経験がないので核心を突いたアドバイスはできないですが、モチベーションや試合などの振り返りについては常に伝えています。反省だと悪かった点にクローズアップされがちですが、良い面にも触れるようにしています。 Q.陸上初心者パパママへのアドバイスをお願いします! 一番は子供と一緒に楽しむことだと思います。私たちは2人とも初心者ですが、だんだん陸上の知識をつけて、ミニハードルやスターティングブロックを購入するなど、どんどんハマってしまっています。子供が楽しんで競技を続けられる環境を作ってあげるのがいいのかなと思います。 齊藤大雅君(東深沢中2東京/フォルテスポーツ) 種目&自己記録 100m 11秒45(追い参11秒31) 300m 40秒41 Q.陸上を始めたきっかけ お兄ちゃんがかけっこ塾に入っていたからです Q.陸上に取り組んで良かったと思うこと 他の学校の人たちと大会で会う機会が多いので、そこで仲良くなれたこと Q.好きな選手、あこがれの選手は? 桐生祥秀選手(日本生命)。高校生の頃から活躍し、日本記録も出してカッコいいから。 Q.今後の目標 全国大会に出場できるよう、がんばっていきます! ※情報は2022年7月14日時点

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.04.25

サニブラウンが27日のイーストコーストリレー100mに出場 ジェイコブス、ブロメル、蘇炳添らもエントリー

4月26日、27日の両日、米国フロリダ州ジャクソンビルで行われる「イーストコーストリレー」の男子100mにサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)がエントリーしたことが明らかとなった。 昨年の世界選手権で入賞を果たしてい […]

NEWS 関東インカレのエントリー発表!鵜澤飛羽は200mと4×100mリレー、栁田大輝は4×100mリレーのみ登録

2024.04.25

関東インカレのエントリー発表!鵜澤飛羽は200mと4×100mリレー、栁田大輝は4×100mリレーのみ登録

関東学連は4月24日、第103回関東インカレ(5月9日~12日/東京・国立競技場、日大)の番組編成を発表した。 男子1部は昨年のブダペスト世界選手権代表の2人がエントリーした。鵜澤飛羽(筑波大)は200mと4×100mリ […]

NEWS 女子3000m・奥本菜瑠海が銀メダル 近藤希美が銅 男子400mH渕上翔太は予選で自己新/U20アジア選手権

2024.04.25

女子3000m・奥本菜瑠海が銀メダル 近藤希美が銅 男子400mH渕上翔太は予選で自己新/U20アジア選手権

◇第21回U20アジア選手権(4月24日~27日/UAE・ドバイ) 1日目 U20アジア選手権が4月24日から始まり、トラック種目で最初の決勝種目となった女子3000mでは奥本菜瑠海(日立)が9分25秒19で2位、近藤希 […]

NEWS 木南記念・男子100mに坂井隆一郎、女子走幅跳に秦澄美鈴! 女子100mHは寺田明日香と田中佑美が出場

2024.04.24

木南記念・男子100mに坂井隆一郎、女子走幅跳に秦澄美鈴! 女子100mHは寺田明日香と田中佑美が出場

大阪陸協は4月24日、5月12日に開催される第11回木南記念(ヤンマースタジアム長居・ヤンマーフィールド長居)の主な出場選手4人を発表した。 男子100mで昨年の日本選手権で優勝を飾り、ブダペスト世界選手権に出場した坂井 […]

NEWS 【学生長距離Close-upインタビュー】悔しさ糧に成長した中央学大・近田陽路 「全員がいい記録を出せるチームに」

2024.04.24

【学生長距離Close-upインタビュー】悔しさ糧に成長した中央学大・近田陽路 「全員がいい記録を出せるチームに」

学生長距離Close-upインタビュー 近田陽路 Konda Hiro 中央学大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。38回目は、中央学大の近 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top