◇第106回日本選手権(6月9日~12日/大阪・ヤンマースタジアム長居)3日目
オレゴン世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権の3日目。女子100mハードル決勝が行われ、青木益未(七十七銀行)が13秒28(+0.8)で2位に入った。
スタートから福部真子(日本建設工業)と並んでハードルを超えていく青木。終盤は徐々に福部がスピードに乗ってリードし13秒10の1着でフィニッシュ。青木は2着となった。
今大会は100mと100mハードルに出場した青木。初日は100mの予選、準決勝をこなして11秒51の自己新記録をマークして決勝進出。2日目には100mハードルの予選(12秒94=大会新)、準決勝(13秒03)をこなし、100m決勝で11秒59(+0.6)をマークして4位に入っている。
迎えた“本職”の100mハードル決勝は「バランスを崩してスムーズに走れなかった。全然ダメですね」と青木。「昨日より動きが重い」と感じたが、今大会ラストレースだったため「とにかく思いっきり行こう」と考えていたという。2種目挑戦を終えて、「ハードルのタイムが悪くても勝てれば最高だったけど、負けてしまっては予選、準決勝の(良い走りの)意味がなくなってしまう」と言うが、「100mをやめたら優勝できたかと言われるとそうではない。力不足だと思う」と振り返った。
今後は6月26日の布勢スプリントにエントリー済み。「コンディション次第ですが、整えばいい勝負ができる」とさらなる日本記録(12秒86)の更新と世界選手権の参加標準記録(12秒84)を掴み取りに行く。

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