HOME ニュース、国内

2022.04.09

三浦龍司1500m3分36秒59 日本歴代2位、日本人学生最高 遠藤日向も3分36秒69/金栗記念選抜
三浦龍司1500m3分36秒59 日本歴代2位、日本人学生最高 遠藤日向も3分36秒69/金栗記念選抜


◇金栗記念選抜中長距離(4月9日・熊本)

男子1500m(タイムレース)は三浦龍司(順大)が日本歴代2位、日本人学生最高(学生歴代2位)の3分36秒59で制した。

レースは800mの元日本記録保持者・横田真人(TWOLAPS)がペースメーカーを務めるかたちで展開。400mを57秒、800mを1分55秒で通過した。

広告の下にコンテンツが続きます

800mを過ぎてペースメーカーが離れた後、高校記録保持者の佐藤圭汰(駒大)が集団を牽引したが、遠藤日向(住友電工)が先頭を奪い、残り1周へ。1200mは2分55秒あたりで通過した。

そのまま、遠藤がリードしたが、残り100mを切って三浦が猛追。フィニッシュ直前に遠藤をかわして逆転した。これまでの日本人学生最高は1976年に石井隆士(日体大)がマークした3分38秒4。これを46年ぶりに更新した。

東京五輪では3000m障害で日本人五輪初入賞となる7位に入った三浦。「タイムを見て驚いた。シーズン初戦、良いスタートが切れてうれしい」と語った。

2位の遠藤も日本歴代3位の3分36秒69をマークした。

■男子1500m日本歴代10傑
3.35.42 河村一輝21年
3.36.59 三浦龍司NEW
3.36.69 遠藤日向NEW
3.37.05 荒井七海21年
3.37.18 佐藤圭汰21年
3.37.42 小林史和04年
3.37.90 戸田雅稀19年
3.37.99 坂東悠汰21年
3.38.11 渡邊和也08年
3.38.12 松枝博輝19年

◇金栗記念選抜中長距離(4月9日・熊本) 男子1500m(タイムレース)は三浦龍司(順大)が日本歴代2位、日本人学生最高(学生歴代2位)の3分36秒59で制した。 レースは800mの元日本記録保持者・横田真人(TWOLAPS)がペースメーカーを務めるかたちで展開。400mを57秒、800mを1分55秒で通過した。 800mを過ぎてペースメーカーが離れた後、高校記録保持者の佐藤圭汰(駒大)が集団を牽引したが、遠藤日向(住友電工)が先頭を奪い、残り1周へ。1200mは2分55秒あたりで通過した。 そのまま、遠藤がリードしたが、残り100mを切って三浦が猛追。フィニッシュ直前に遠藤をかわして逆転した。これまでの日本人学生最高は1976年に石井隆士(日体大)がマークした3分38秒4。これを46年ぶりに更新した。 東京五輪では3000m障害で日本人五輪初入賞となる7位に入った三浦。「タイムを見て驚いた。シーズン初戦、良いスタートが切れてうれしい」と語った。 2位の遠藤も日本歴代3位の3分36秒69をマークした。 ■男子1500m日本歴代10傑 3.35.42 河村一輝21年 3.36.59 三浦龍司NEW 3.36.69 遠藤日向NEW 3.37.05 荒井七海21年 3.37.18 佐藤圭汰21年 3.37.42 小林史和04年 3.37.90 戸田雅稀19年 3.37.99 坂東悠汰21年 3.38.11 渡邊和也08年 3.38.12 松枝博輝19年

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.17

クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]

NEWS 長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

2025.11.17

長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

日本陸連は11月17日、新たな協賛企業として、スポーツ施設総合建設業の長谷川体育施設(本社・東京都世田谷区/仁ノ平俊和社長)が決定したと発表した。11月からの契約で、カテゴリーとしては「オフィシャルサポーティングカンパニ […]

NEWS 男子は東京世界陸上5000m11位のキプサング、女子はアメバウが制覇 そろってツアー2勝目/WAクロカンツアー

2025.11.17

男子は東京世界陸上5000m11位のキプサング、女子はアメバウが制覇 そろってツアー2勝目/WAクロカンツアー

世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールドの第4戦「クロス・インターナショナル・デ・ソリア」が11月16日、スペイン北部のソリアで開催され、男子(8km)はM.キプサング(ケニア)が23分10秒で優勝した。 キプサ […]

NEWS 女子砲丸投・鞏立姣が現役引退 世界選手権2連覇含む8大会連続メダル獲得

2025.11.17

女子砲丸投・鞏立姣が現役引退 世界選手権2連覇含む8大会連続メダル獲得

女子砲丸投の五輪・世界選手権金メダリストの鞏立姣(中国)が現役を引退することがわかった。 鞏立姣は東京五輪で金メダルを獲得している36歳。世界選手権では2017年ロンドン、19年ドーハ大会で2連覇している。 18歳で初出 […]

NEWS 佐久長聖2時間4分57秒で27連覇 長野東1時間8分10秒でV17 地区代表は2年連続で長野日大&新潟一/北信越高校駅伝

2025.11.16

佐久長聖2時間4分57秒で27連覇 長野東1時間8分10秒でV17 地区代表は2年連続で長野日大&新潟一/北信越高校駅伝

北信越高校駅伝が11月16日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムを発着とする駅伝周回コースで行われ、男子(7区間42.195Km)は佐久長聖(長野)が2時間4分57秒で27連覇を決めた。女子(5区間21.0975Km) […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top