活況続く男子110mハードルの有力選手が多数そろった60mハードルは、予想外の展開が待っていた。
110mハードルで13秒05、そしてこの種目でも7秒50の日本記録を持つ泉谷駿介(順大)が、決勝で爆発的なスタートを見せる。だが、その泉谷が「攻めすぎた」ことで1台目に抜き脚をぶつけリズムを崩してしまう。
そんななか、自分のハードリングに徹してトップに立ったのが野本周成(愛媛陸協)だった。ただ1人7秒6を切る7秒58で初タイトルを手にした。
「昨年は1月にケガをしていましたが、今年はいい状態で(シーズンに)や入れました」と納得の表情。この冬は「走り込みと身体作り」に励んできた野本は、「目標は7秒5前半だったので届きませんでしたが、積極的に行けた」と自身の走りに及第点を与えた。
これまで国体優勝はあるものの、“選手権”は全国初タイトル。早大時代3年目以降に頭角を現わし、昨年の日本選手権では日本歴代6位の13秒38をマークして4位となった。
今季の目標は「もちろん世界選手権」。オレゴン世界選手権の参加標準記録13秒32、そして13秒1台を目指す。「室内と屋外は別だと思うし、まだ手応えはわかりません」と話す野本。このあとは「短い期間での転戦に挑戦してみたかった」とベオグラード世界室内選手権に出場する。
2位には村竹ラシッド(順大)が入った。「冬季の成果で、2、3台目から加速できていく感覚がありました」と話すように、大きな収穫を得た。
110mハードル元日本記録保持者の高山峻野(ゼンリン)は3位。冬季は順調にウエイトトレーニングに励んでいたが、大会前に食あたりで体重が減った影響があったようだ。
泉谷は大事に至らず、「少し前傾して、胸からハードルに入っていって勢いをつけたかった。(1台目までの)7歩で攻められた」と言い、アクシデントもやむなしという表情だった。
◇青木益未は自身の日本記録に届かずもV3
女子60mハードルは、100mハードル東京五輪代表の青木益未(七十七銀行)が制し、3連覇を飾った。
自身が持つ室内日本記録8秒05にあと0.02秒の8秒07で、「7秒台では走りたかった」と悔しがる。それでも「冬季はしっかり積めたので屋外シーズンが楽しみ」と言い、オレゴン世界選手権の参加標準記録12秒84切りへ、手応えを感じている様子だった。
◇日本選手権・室内競技(3月12、13日/大阪城ホール)活況続く男子110mハードルの有力選手が多数そろった60mハードルは、予想外の展開が待っていた。110mハードルで13秒05、そしてこの種目でも7秒50の日本記録を持つ泉谷駿介(順大)が、決勝で爆発的なスタートを見せる。だが、その泉谷が「攻めすぎた」ことで1台目に抜き脚をぶつけリズムを崩してしまう。そんななか、自分のハードリングに徹してトップに立ったのが野本周成(愛媛陸協)だった。ただ1人7秒6を切る7秒58で初タイトルを手にした。「昨年は1月にケガをしていましたが、今年はいい状態で(シーズンに)や入れました」と納得の表情。この冬は「走り込みと身体作り」に励んできた野本は、「目標は7秒5前半だったので届きませんでしたが、積極的に行けた」と自身の走りに及第点を与えた。これまで国体優勝はあるものの、“選手権”は全国初タイトル。早大時代3年目以降に頭角を現わし、昨年の日本選手権では日本歴代6位の13秒38をマークして4位となった。今季の目標は「もちろん世界選手権」。オレゴン世界選手権の参加標準記録13秒32、そして13秒1台を目指す。「室内と屋外は別だと思うし、まだ手応えはわかりません」と話す野本。このあとは「短い期間での転戦に挑戦してみたかった」とベオグラード世界室内選手権に出場する。2位には村竹ラシッド(順大)が入った。「冬季の成果で、2、3台目から加速できていく感覚がありました」と話すように、大きな収穫を得た。110mハードル元日本記録保持者の高山峻野(ゼンリン)は3位。冬季は順調にウエイトトレーニングに励んでいたが、大会前に食あたりで体重が減った影響があったようだ。泉谷は大事に至らず、「少し前傾して、胸からハードルに入っていって勢いをつけたかった。(1台目までの)7歩で攻められた」と言い、アクシデントもやむなしという表情だった。◇青木益未は自身の日本記録に届かずもV3女子60mハードルは、100mハードル東京五輪代表の青木益未(七十七銀行)が制し、3連覇を飾った。自身が持つ室内日本記録8秒05にあと0.02秒の8秒07で、「7秒台では走りたかった」と悔しがる。それでも「冬季はしっかり積めたので屋外シーズンが楽しみ」と言い、オレゴン世界選手権の参加標準記録12秒84切りへ、手応えを感じている様子だった。RECOMMENDED おすすめの記事
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