一般財団法人東京マラソン財団は3月6日に開催を予定している「東京マラソン2021」の国内招待選手を発表した。
男子招待選手は、2時間4分56秒の日本記録を持つ鈴木健吾(富士通)のほか、18年アジア大会金メダリストの井上大仁(三菱重工)、20年の福岡国際を制している吉田祐也(GMOインターネットグループ)ら9人が名を連ねる。鈴木は10月のシカゴ以来のマラソン。また、女子招待選手には東京五輪8位入賞の一山麻緒(ワコール)と、10000m日本記録保持者・新谷仁美(積水化学)が選ばれた。一山は東京五輪以来、新谷は13年ぶりのマラソンとなる。
招待選手以外のエリート選手としては、男子は一色恭志(GMOインターネットグループ)や佐藤悠基(SGホールディングス)らもエントリー。箱根駅伝を走ったばかりの5区区間賞・細谷翔馬(帝京大)や、中澤雄大(中大)らも登録している。女子では大森菜月(ダイハツ)、森田香織(パナソニック)、加世田梨花(ダイハツ)ら有力選手が並ぶ。
コロナ禍により開催の可否を2月上旬に決定する予定をしていたが、「2022大会年度臨時理事会」において開催について議論した結果、動向を見定めて2月18日の理事会で改めて開催判断を行うという。あわせて、参加ランナー全員にPCR検査を実施することを決めた。
東京マラソンは、今夏のオレゴン世界選手権の代表選考会、そして、2024年パリ五輪選考会のマラソングランドチャンピオンシップ出場権獲得対象レースとなっている。
■東京マラソン招待選手
・男子
鈴木健吾(富士通)
土方英和(Honda)
細谷恭平(黒崎播磨)
高久龍(ヤクルト)
井上大仁(三菱重工)
小椋裕介(ヤクルト)
上門大祐(大塚製薬)
定方俊樹(三菱重工)
吉田祐也(GMOインターネットグループ)
・女子
一山麻緒(ワコール)
新谷仁美(積水化学)
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.16
橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.15
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.19
全中駅伝に出場する女子48チームが出そろう 3連覇狙う京山をはじめ、大沢野、松橋などが全国切符 櫛形は20回目
9月から開催されてきた第33回全国中学校駅伝(12月14日)の都道府県予選が11月16日をもって終了し、47都道府県の代表に開催地枠で出場するチームを加えた全48チームが出そろった。 女子は前回の全国大会で2連覇を飾った […]
2025.11.19
全中駅伝男子・出場チームが決定! 17チームが初出場 塩山は第1回大会以来32年ぶり 京山、三島の全国V経験校も
9月から開催されてきた第33回全国中学校駅伝(12月14日)の都道府県予選が11月16日をもって終了し、47都道府県の代表に開催地枠で出場するチームを加えた全48チームが出そろった。 男子は2年前に全国制覇を達成している […]
2025.11.19
マラソン日本記録保持者・鈴木健吾が神奈川大のアンバサダー就任 「刺激や勇気を届けられる存在でありたい」
神奈川大は11月19日、男子マラソン日本記録保持者でOBの鈴木健吾が陸上部のアンバサダーに就任したと発表した。 鈴木は箱根駅伝では3年連続で2区を担い、3年時に区間賞を獲得。4年時には東京マラソンで2時間10分21秒で走 […]
2025.11.19
岡山・京山が今年も男女ともに全国出場! 全中1500m優勝・是枝愛香を擁する内部は26年ぶり/中学駅伝
12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝の出場を懸けた県大会が、11月14日から16日にかけて、全国10県で行われた。 14日の岡山県大会では、2年前に全国男女優勝、女子は昨年も連覇を飾った京山が圧倒的な継走を披露。 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025