HOME 国内

2021.12.07

日本陸連が22年の国際大会選手選考要項を発表 3月にベオグラードで世界室内開催
日本陸連が22年の国際大会選手選考要項を発表 3月にベオグラードで世界室内開催

日本陸連は12月7日、22年に開催される国際競技会の代表選手選考要項を発表した。

今回発表されたのは、2月のヌルスルタン・アジア室内選手権(カザフスタン)、3月のベオグラード世界室内選手権(セルビア)、同月のマスカット世界競歩チーム選手権(オマーン)の3大会。いずれも2024年パリ五輪を見据えながら強化戦略を立てて派遣するとしている。

世界室内選手権の出場枠は1種目最大2人。参加標準記録突破者が3人以上いた場合は22年3月発表のワールドランキングで優先順位を決める。世界室内については「パリオリンピックでメダル・入賞を期待される競技者、もしくは出場権獲得が有望な競技者を対象に、戦略的に派遣する」と編成方針に記されている。また、アジア室内選手権は「ワールドランキングおけるポイント獲得において重要な競技会」と位置づけている。

広告の下にコンテンツが続きます

世界チーム競歩の代表は2019年ドーハ世界選手権から今夏の東京五輪までの主要大会が選考競技会の対象に。男女の20kmとオレゴン世界選手権から採用される35kmが行われ、各種目上限5人(うち3人がチーム成績の対象)がエントリー。2018年には今夏の東京五輪20kmで銀メダルに輝いた池田向希(富士通、当時・東洋大)が金メダルを獲得している。

日本陸連・代表選手選考要項

日本陸連は12月7日、22年に開催される国際競技会の代表選手選考要項を発表した。 今回発表されたのは、2月のヌルスルタン・アジア室内選手権(カザフスタン)、3月のベオグラード世界室内選手権(セルビア)、同月のマスカット世界競歩チーム選手権(オマーン)の3大会。いずれも2024年パリ五輪を見据えながら強化戦略を立てて派遣するとしている。 世界室内選手権の出場枠は1種目最大2人。参加標準記録突破者が3人以上いた場合は22年3月発表のワールドランキングで優先順位を決める。世界室内については「パリオリンピックでメダル・入賞を期待される競技者、もしくは出場権獲得が有望な競技者を対象に、戦略的に派遣する」と編成方針に記されている。また、アジア室内選手権は「ワールドランキングおけるポイント獲得において重要な競技会」と位置づけている。 世界チーム競歩の代表は2019年ドーハ世界選手権から今夏の東京五輪までの主要大会が選考競技会の対象に。男女の20kmとオレゴン世界選手権から採用される35kmが行われ、各種目上限5人(うち3人がチーム成績の対象)がエントリー。2018年には今夏の東京五輪20kmで銀メダルに輝いた池田向希(富士通、当時・東洋大)が金メダルを獲得している。 日本陸連・代表選手選考要項

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.05

西山和弥、竹内竜真、デレセらが防府読売マラソンでV目指す 五輪MGC出場権懸けた一戦

◇第56回防府読売マラソン(12月7日/山口県防府市) MGCシリーズ2025-26の第56回防府読売マラソンが12月7日(日)に行われる。大会は男子がMGCシリーズのG1(グレード1)、女子がG3に位置づけられており、 […]

NEWS 細谷恭平が悲願の初Vなるか!?伝統の福岡国際マラソン 2時間9分でロス五輪MGCへ

2025.12.05

細谷恭平が悲願の初Vなるか!?伝統の福岡国際マラソン 2時間9分でロス五輪MGCへ

◇福岡国際マラソン2025(12月7日/福岡市・平和台陸上競技場発着) MGCシリーズ2025-26男子G1の福岡国際マラソン2025が12月7日に行われる。来年の名古屋アジア大会代表選考会を兼ねているだけでなく、28年 […]

NEWS ナイキから高いサポート性に優れたランニングシューズ「ナイキ ストラクチャー プラス」が登場!

2025.12.05

ナイキから高いサポート性に優れたランニングシューズ「ナイキ ストラクチャー プラス」が登場!

ナイキは、快適さと楽しさを併せ持ったスタビリティシューズであるナイキ ストラクチャー プラスを発売することを発表した。 ナイキではロードランニングシューズをシンプルな3つのカテゴリー(ペガサス、ボメロ、ストラクチャー)に […]

NEWS パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」

2025.12.04

パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」

24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]

NEWS 飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

2025.12.04

飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top