
◇日本選手権(6月24日~27日/大阪・ヤンマースタジアム長居)
東京五輪代表選考会となる第105回日本選手権の最終日。男子800m決勝が行われ、田母神一喜(阿見AC)が日本歴代8位となる1分46秒68で初優勝を飾った。
レースは優勝候補の一角だった源裕貴(環太平洋大)が1周目52秒で通過。「それは想定していた」という田母神は、冷静に対応して、「自分の持ち味」と語るラストスパートで勝負をつけた。
位置づけとしては「1500mのために800mのスピードを磨いてきた」というが、その結果タイムが伸びてきたことで「今年は800mで勝負しよう」と日本選手権に調整してきた。
田母神は福島・学法石川高、中大卒。高3時のインターハイは1500m優勝、800m2位と世代トップランナー。800m前日本記録保持者で現在はTWOLAPS TCの横田真人コーチに師事。今季は800mで1分47秒68と3年ぶりに自己ベストを更新していた。
10000m日本記録保持者で東京五輪代表の相澤晃(旭化成)とは高校の同級生。さらに5000mを勝った高校の後輩・遠藤日向(住友電工)に大きな刺激を受けた。「相澤は高校3年間クラスメイトですし、遠藤は中学から同じで仲良し。ずっとトップランナー。遠藤のようになりたいと思ってやってきた。初優勝で続けてよかった」。
今後は「1500mで勝負するためにも800mでタイムを伸ばしたい。横田さんの記録(1分46秒16を破れるように」と、さらなる中距離界を担う一人としてさらに成長していくつもりだ。
2位の金子魅玖人(中大)が1分46秒86。日本歴代10位、学生歴代5位の好記録だった。
直後の女子800mでは、田母神と同じ横田コーチに指導を受ける卜部蘭(積水化学)が2分03秒71で優勝し、チーム「TWOLAPS」で800mのタイトルを獲得した。
◇日本選手権(6月24日~27日/大阪・ヤンマースタジアム長居)
東京五輪代表選考会となる第105回日本選手権の最終日。男子800m決勝が行われ、田母神一喜(阿見AC)が日本歴代8位となる1分46秒68で初優勝を飾った。
レースは優勝候補の一角だった源裕貴(環太平洋大)が1周目52秒で通過。「それは想定していた」という田母神は、冷静に対応して、「自分の持ち味」と語るラストスパートで勝負をつけた。
位置づけとしては「1500mのために800mのスピードを磨いてきた」というが、その結果タイムが伸びてきたことで「今年は800mで勝負しよう」と日本選手権に調整してきた。
田母神は福島・学法石川高、中大卒。高3時のインターハイは1500m優勝、800m2位と世代トップランナー。800m前日本記録保持者で現在はTWOLAPS TCの横田真人コーチに師事。今季は800mで1分47秒68と3年ぶりに自己ベストを更新していた。
10000m日本記録保持者で東京五輪代表の相澤晃(旭化成)とは高校の同級生。さらに5000mを勝った高校の後輩・遠藤日向(住友電工)に大きな刺激を受けた。「相澤は高校3年間クラスメイトですし、遠藤は中学から同じで仲良し。ずっとトップランナー。遠藤のようになりたいと思ってやってきた。初優勝で続けてよかった」。
今後は「1500mで勝負するためにも800mでタイムを伸ばしたい。横田さんの記録(1分46秒16を破れるように」と、さらなる中距離界を担う一人としてさらに成長していくつもりだ。
2位の金子魅玖人(中大)が1分46秒86。日本歴代10位、学生歴代5位の好記録だった。
直後の女子800mでは、田母神と同じ横田コーチに指導を受ける卜部蘭(積水化学)が2分03秒71で優勝し、チーム「TWOLAPS」で800mのタイトルを獲得した。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.13
編集部コラム「あっという間の2025年」
-
2025.12.13
-
2025.12.13
-
2025.12.13
-
2025.12.07
-
2025.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.13
編集部コラム「あっという間の2025年」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
2025.12.13
箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」
箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 この日は撮影と共通取材、個別取材を実施。共通取材で花田勝彦駅伝監督は「今年もかなり良いかたちで準備ができたと思っています […]
2025.12.13
連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通
2026年の幕開けを飾る全日本実業団対抗駅伝(通称・ニューイヤー駅伝)は、第70回の記念大会として1月1日、前橋市にある群馬県庁前をスタートし、上州路をぐるりと回って県庁に戻る7区間・総距離100kmのコースで行われる。 […]
2025.12.13
ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中
12月10日に米国・ユタ州でブリガム・ヤング大で行われた同大学招待競技会室内女子60mで、ロス瑚花アディア(ユタ州立大)が7秒48で4位に入った。従来のユタ州立大記録38年ぶりの更新となる。 ロスは東京・駒沢中から城西高 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025