
日本陸連(JAAF)が6月3日、理事会終了後に会見を開き、事業報告・決算報告や競技会開催実態調査アンケートの結果報告などを行った。
その中で、2022年度より「JAAF公認スポーツ指導者制度概要(案)」を発表。新しい指導者資格制度についての概要を明かした。
日本陸連は2018年に競技者育成指針を発表。その実現のために、「競技力向上や競技継続において直接的にも間接的にも深く関わる重要な存在」と位置づける指導者の養成は欠かせないとし、「すべての指導者にコーチ資格を取得」という狙いに向けて「指導者養成指針」を昨年11月に発表した。
これまで、2012年度より「JAAF公認コーチ」と「JAAF公認ジュニアコーチ」の2種類の資格を制定してきたが、今回の指針に沿うかたちで、上記の2つのコーチ資格に加え、2022年度から「JAAF公認スタートコーチ」を新設する。
「JAAF公認スタートコーチ」は、「必要最低限度の知識・技能を修得した上で、陸上競技の上位資格者と協力して安全で効果的な活動を提供する者を養成する」を目的に、地域のスポーツクラブ少年団、部活動の指導に当たる指導者が取得する必要がある。年間20会場程度で講習会が行われ、18歳以上が受講できる。
公認スタートコーチの養成講習会は、各都道府県陸協が計画、運営を行い、講習会の受講と、筆記試験・レポートの結果により資格を得られる。公認スタートコーチについては、国体の監督や全国小学生交流大会の監督およびコーチを務める引率資格はない。
日本陸連の尾縣貢専務理事は「スタートコーチは経験を積みながら、いずれはジュニアコーチ、公認コーチとなることを期待しています。この資格なしでは指導の現場に立てないという自覚を持っていただければ」と新制度への期待を語る。
日本陸連(JAAF)が6月3日、理事会終了後に会見を開き、事業報告・決算報告や競技会開催実態調査アンケートの結果報告などを行った。
その中で、2022年度より「JAAF公認スポーツ指導者制度概要(案)」を発表。新しい指導者資格制度についての概要を明かした。
日本陸連は2018年に競技者育成指針を発表。その実現のために、「競技力向上や競技継続において直接的にも間接的にも深く関わる重要な存在」と位置づける指導者の養成は欠かせないとし、「すべての指導者にコーチ資格を取得」という狙いに向けて「指導者養成指針」を昨年11月に発表した。
これまで、2012年度より「JAAF公認コーチ」と「JAAF公認ジュニアコーチ」の2種類の資格を制定してきたが、今回の指針に沿うかたちで、上記の2つのコーチ資格に加え、2022年度から「JAAF公認スタートコーチ」を新設する。
「JAAF公認スタートコーチ」は、「必要最低限度の知識・技能を修得した上で、陸上競技の上位資格者と協力して安全で効果的な活動を提供する者を養成する」を目的に、地域のスポーツクラブ少年団、部活動の指導に当たる指導者が取得する必要がある。年間20会場程度で講習会が行われ、18歳以上が受講できる。
公認スタートコーチの養成講習会は、各都道府県陸協が計画、運営を行い、講習会の受講と、筆記試験・レポートの結果により資格を得られる。公認スタートコーチについては、国体の監督や全国小学生交流大会の監督およびコーチを務める引率資格はない。
日本陸連の尾縣貢専務理事は「スタートコーチは経験を積みながら、いずれはジュニアコーチ、公認コーチとなることを期待しています。この資格なしでは指導の現場に立てないという自覚を持っていただければ」と新制度への期待を語る。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.22
佐久長聖1年の橋本蒼平が5000m14分30秒50でトップ/SGH文スポ チャレンジ
-
2025.12.22
-
2025.12.22
-
2025.12.22
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
【大会結果】第76回全国高校駅伝・男子(2025年12月21日)
2025.12.21
800m日本記録保持者・久保凛が最後の都大路で9人抜きの激走! /全国高校駅伝・女子
-
2025.12.21
-
2025.12.20
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.22
佐久長聖1年の橋本蒼平が5000m14分30秒50でトップ/SGH文スポ チャレンジ
12月23日、滋賀県守山市のSGホールディングスグループ陸上競技場で令和7年度SGH文スポ チャレンジ競技会が開催された。 同大会は主に前日の全国高校駅伝(男子)に出場した学校のうち、出走できなかった選手たちを中心に参加 […]
2025.12.22
箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「チームのために走る」 20年連続で箱根駅伝のシード権を守り続けてい […]
2025.12.22
箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 身近にあった箱根駅伝 10月の箱根駅伝予選会で東農大は6位を占め、2 […]
2025.12.22
箱根駅伝Stories/ハーフで強さ示してきた帝京大・島田晃希 「エース区間を走りたい」期待の“大器”最後の舞台へ
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 身近にあった箱根駅伝 この1年で帝京大の長距離種目の歴代記録がガラリ […]
2025.12.22
大学対校男女混合駅伝のアンバサダーに堀未央奈が就任!来年2月15日開催、22チーム出場
第6回全国大学対校男女混合駅伝の大会要項が公開され、大会アンバサダーに元乃木坂46の堀未央奈さんが選ばれた。 堀さんは乃木坂46の2期生として加入し、『バレッタ』でセンターを務めるなど人気メンバーとして活躍。21年3月に […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
