HOME ニュース、国内

2021.03.15

世界リレー代表選考会のエントリーリストが発表! ケンブリッジ、山縣、兒玉らトップ選手集う
世界リレー代表選考会のエントリーリストが発表! ケンブリッジ、山縣、兒玉らトップ選手集う

日本陸連は3月28日に宮崎で開催される「シレジア2021世界リレー選手権日本代表選考トライアル」のエントリー選手リストを発表した。

同トライアルは5月1日~2日にポーランド・シレジアで開催予定の「シレジア2021世界リレー」の代表選考会として実施。男子は100m、200m、300m、400mの4種目、女子は100m、200m、400mの3種目が行われ、男子100mのみ「特別レース」が設けられる。

広告の下にコンテンツが続きます

男子100mには10秒12のベストを持つ坂井隆一郎(大阪ガス)や、デーデー・ブルーノ(東海大)、鈴木涼太(城西大)、宮本大輔(東洋大)ら学生勢のほか、昨年高校2年生ながら日本選手権決勝の舞台に立った栁田大輝(東農大二高・群馬)らがエントリー。特別レースにはリオ五輪男子4×100mリレーの銀メダルメンバーのケンブリッジ飛鳥(Nike)、山縣亮太(セイコー)が名を連ねた。

女子は昨年の日本選手権100m覇者の兒玉芽生(福岡大)が100mと200mにエントリー。同200mで日本歴代3位の23秒17をマークして優勝した鶴田玲美(南九州ファミリーマート)は100mと400mに登録した。400mでは昨年の日本選手権覇者である青山聖佳(大阪成蹊AC)が欠場したが、同大会で上位を占めた松本奈菜子(東邦銀行) 、髙島咲季(青学大)らが出場する予定だ。

世界リレーは東京五輪の代表権を狙う重要な競技会に位置づけられている。東京五輪のリレー種目の出場枠は16。そのうち、ドーハ世界選手権の入賞チームと、世界リレーの入賞チームに出場権が与えられ、重複した場合は世界陸連のパフォーマンスリストの上位から出場権を得る。日本は男子4×100mリレーのみ、2019年世界選手権で銅メダルを獲得して東京五輪の代表権を手にしているが、男子4×400mリレー、女子4×100mリレー、女子4×400mリレー、男女混合4×400mリレーについては世界リレーもしくは記録で代表権を勝ち取る必要がある。

世界リレーは東京五輪代表への選考を兼ねるが、日本陸連は昨年11月の理事会後の会見で、すでに昨年のドーハ世界選手権で出場権を獲得している男子4×100mリレーについてはあくまで「参考競技会」とし、直接的な代表選手入りを懸けた場とはならないことを明かしている。

◆主な出場選手(右端はエントリータイム)
※各種目エントリータイム上位5名+α
【男子100m】
坂井 隆一郎(大阪ガス) 10.12
デーデーブルーノ(東海大) 10.20
鈴木 涼太(城西大) 10.22
川上 拓也 (大阪ガス) 10.22
宮本 大輔(東洋大) 10.24
栁田 大輝(東農大二高・群馬) 10.27
【男子100m特別レース】
ケンブリッジ飛鳥(Nike) 10.03
山縣 亮太(セイコー) 10.11
東田 旺洋(茨城陸協) 10.21
遠藤 泰司(新日本住設) 10.33
梶川 颯太(立命大)10.45
【男子200m】
笠谷 洸貴(近大) 20.65
樋口 一馬(法大) 20.68
上山 紘輝(近大) 20.72
原 翔太(スズキ) 20.72
北川 翔(渡辺パイプ) 20.74
【男子300m】
木村 和史(四電工)32.85
東  魁輝(NTN) 33.40
佐藤 拳太郎(富士通) 45.91(400m)
川端 魁人(中京大) 46.03(400m)
若林 康太(HULFT) 46.04(400m)
【男子400m】
小渕 瑞樹(登利平AC) 45.78
伊東 利来也(早大) 45.83
井上 大地(日大) 45.83
河内 光起(大阪ガス) 46.05
加藤 修也(HULFT)46.26
【女子100m】
兒玉 芽生(福岡大 )11.35
鶴田 玲美(南九州ファミリーマート) 11.48
土井 杏南(JAL) 11.52
石川 優(相洋高・神奈川) 11.56
和田 麻希(ミズノ) 11.57
【女子200m】
兒玉 芽生(福岡大 )23.44
和田 麻希(ミズノ) 23.70
大石 沙也加(セレスポ) 23.78
井戸アビゲイル風果(甲南大) 23.79
齋藤 愛美(大阪成蹊大) 23.86
【女子400m】
髙島 咲季(青学大) 53.31
松本 奈菜子(東邦銀行) 53.31
川田 朱夏(東大阪大) 53.61
川崎 夏実(青学大) 53.89
武石 この実(東邦銀行) 53.93
鶴田 玲美(南九州ファミリーマート)―

全エントリー選手

日本陸連は3月28日に宮崎で開催される「シレジア2021世界リレー選手権日本代表選考トライアル」のエントリー選手リストを発表した。 同トライアルは5月1日~2日にポーランド・シレジアで開催予定の「シレジア2021世界リレー」の代表選考会として実施。男子は100m、200m、300m、400mの4種目、女子は100m、200m、400mの3種目が行われ、男子100mのみ「特別レース」が設けられる。 男子100mには10秒12のベストを持つ坂井隆一郎(大阪ガス)や、デーデー・ブルーノ(東海大)、鈴木涼太(城西大)、宮本大輔(東洋大)ら学生勢のほか、昨年高校2年生ながら日本選手権決勝の舞台に立った栁田大輝(東農大二高・群馬)らがエントリー。特別レースにはリオ五輪男子4×100mリレーの銀メダルメンバーのケンブリッジ飛鳥(Nike)、山縣亮太(セイコー)が名を連ねた。 女子は昨年の日本選手権100m覇者の兒玉芽生(福岡大)が100mと200mにエントリー。同200mで日本歴代3位の23秒17をマークして優勝した鶴田玲美(南九州ファミリーマート)は100mと400mに登録した。400mでは昨年の日本選手権覇者である青山聖佳(大阪成蹊AC)が欠場したが、同大会で上位を占めた松本奈菜子(東邦銀行) 、髙島咲季(青学大)らが出場する予定だ。 世界リレーは東京五輪の代表権を狙う重要な競技会に位置づけられている。東京五輪のリレー種目の出場枠は16。そのうち、ドーハ世界選手権の入賞チームと、世界リレーの入賞チームに出場権が与えられ、重複した場合は世界陸連のパフォーマンスリストの上位から出場権を得る。日本は男子4×100mリレーのみ、2019年世界選手権で銅メダルを獲得して東京五輪の代表権を手にしているが、男子4×400mリレー、女子4×100mリレー、女子4×400mリレー、男女混合4×400mリレーについては世界リレーもしくは記録で代表権を勝ち取る必要がある。 世界リレーは東京五輪代表への選考を兼ねるが、日本陸連は昨年11月の理事会後の会見で、すでに昨年のドーハ世界選手権で出場権を獲得している男子4×100mリレーについてはあくまで「参考競技会」とし、直接的な代表選手入りを懸けた場とはならないことを明かしている。 ◆主な出場選手(右端はエントリータイム) ※各種目エントリータイム上位5名+α 【男子100m】 坂井 隆一郎(大阪ガス) 10.12 デーデーブルーノ(東海大) 10.20 鈴木 涼太(城西大) 10.22 川上 拓也 (大阪ガス) 10.22 宮本 大輔(東洋大) 10.24 栁田 大輝(東農大二高・群馬) 10.27 【男子100m特別レース】 ケンブリッジ飛鳥(Nike) 10.03 山縣 亮太(セイコー) 10.11 東田 旺洋(茨城陸協) 10.21 遠藤 泰司(新日本住設) 10.33 梶川 颯太(立命大)10.45 【男子200m】 笠谷 洸貴(近大) 20.65 樋口 一馬(法大) 20.68 上山 紘輝(近大) 20.72 原 翔太(スズキ) 20.72 北川 翔(渡辺パイプ) 20.74 【男子300m】 木村 和史(四電工)32.85 東  魁輝(NTN) 33.40 佐藤 拳太郎(富士通) 45.91(400m) 川端 魁人(中京大) 46.03(400m) 若林 康太(HULFT) 46.04(400m) 【男子400m】 小渕 瑞樹(登利平AC) 45.78 伊東 利来也(早大) 45.83 井上 大地(日大) 45.83 河内 光起(大阪ガス) 46.05 加藤 修也(HULFT)46.26 【女子100m】 兒玉 芽生(福岡大 )11.35 鶴田 玲美(南九州ファミリーマート) 11.48 土井 杏南(JAL) 11.52 石川 優(相洋高・神奈川) 11.56 和田 麻希(ミズノ) 11.57 【女子200m】 兒玉 芽生(福岡大 )23.44 和田 麻希(ミズノ) 23.70 大石 沙也加(セレスポ) 23.78 井戸アビゲイル風果(甲南大) 23.79 齋藤 愛美(大阪成蹊大) 23.86 【女子400m】 髙島 咲季(青学大) 53.31 松本 奈菜子(東邦銀行) 53.31 川田 朱夏(東大阪大) 53.61 川崎 夏実(青学大) 53.89 武石 この実(東邦銀行) 53.93 鶴田 玲美(南九州ファミリーマート)― 全エントリー選手

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.03

高知農が県高校最高記録の2時間6分36秒で5連覇 女子は山田がオール区間賞で都大路は“皆勤”の37に/高知県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた高知県高校駅伝は11月2日、高知市東部総合運動場周回コースで行われ、男子(7区間42.195km)は高知農が県高校最高記録となる2時間6分36秒で5年連続49回目の優勝。女子(5区間21.09 […]

NEWS 今治北が初の男女V!女子は序盤からトップを守り初の全国大会 男子は2時間7分23秒で2年ぶりに制す/愛媛県高校駅伝

2025.11.03

今治北が初の男女V!女子は序盤からトップを守り初の全国大会 男子は2時間7分23秒で2年ぶりに制す/愛媛県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた愛媛県高校駅伝が11月2日、西条市の西条ひうち高校駅伝特設コースで行われ、今治北が初の男女優勝を遂げた。女子(5区間21.0975km)は1時間14分13秒で初V。男子(7区間42.195km […]

NEWS 城東が初優勝で悲願の都大路へ 男子はつるぎが6連覇 男女ともに1区から先頭を譲らず逃げ切る/徳島県高校駅伝

2025.11.03

城東が初優勝で悲願の都大路へ 男子はつるぎが6連覇 男女ともに1区から先頭を譲らず逃げ切る/徳島県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた徳島県高校駅伝が11月2日、鳴門市の鳴門・大塚スポーツパーク周回長距離コースで行われ、女子(5区間21.0975km)は城東が1時間14分27秒で初制覇し、初の全国大会出場を決めた。男子(7区 […]

NEWS マラソン王者・キプチョゲがエリートレースを“卒業” 七大陸を巡るワールドツアーを発表「人間に限界がないことを示したい」

2025.11.03

マラソン王者・キプチョゲがエリートレースを“卒業” 七大陸を巡るワールドツアーを発表「人間に限界がないことを示したい」

男子マラソンのエリウド・キプチョゲ(ケニア)が「キプチョゲ・ワールドツアー」と銘打ち、今後2年間で七大陸を巡り、マラソンに参加する計画を発表した。11月2日のニューヨークシティマラソンがエリートレースへの最後の出場となり […]

NEWS 西脇工大会新V 新妻遼己1区28分22秒、双子の弟・昂己3区快走で兄弟区間新 女子は須磨学園が3連覇/兵庫県高校駅伝

2025.11.03

西脇工大会新V 新妻遼己1区28分22秒、双子の弟・昂己3区快走で兄弟区間新 女子は須磨学園が3連覇/兵庫県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた兵庫県高校駅伝が11月3日、丹波篠山市の大正ロマン館前をスタートし、篠山鳳鳴高でフィニッシュするコースで行われ、男子(7区間42.195km)は西脇工が2時間3分25秒の大会新記録で2年連続3 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top