日本陸連は3月28日に宮崎で開催される「シレジア2021世界リレー選手権日本代表選考トライアル」のエントリー選手リストを発表した。
同トライアルは5月1日~2日にポーランド・シレジアで開催予定の「シレジア2021世界リレー」の代表選考会として実施。男子は100m、200m、300m、400mの4種目、女子は100m、200m、400mの3種目が行われ、男子100mのみ「特別レース」が設けられる。
男子100mには10秒12のベストを持つ坂井隆一郎(大阪ガス)や、デーデー・ブルーノ(東海大)、鈴木涼太(城西大)、宮本大輔(東洋大)ら学生勢のほか、昨年高校2年生ながら日本選手権決勝の舞台に立った栁田大輝(東農大二高・群馬)らがエントリー。特別レースにはリオ五輪男子4×100mリレーの銀メダルメンバーのケンブリッジ飛鳥(Nike)、山縣亮太(セイコー)が名を連ねた。
女子は昨年の日本選手権100m覇者の兒玉芽生(福岡大)が100mと200mにエントリー。同200mで日本歴代3位の23秒17をマークして優勝した鶴田玲美(南九州ファミリーマート)は100mと400mに登録した。400mでは昨年の日本選手権覇者である青山聖佳(大阪成蹊AC)が欠場したが、同大会で上位を占めた松本奈菜子(東邦銀行) 、髙島咲季(青学大)らが出場する予定だ。
世界リレーは東京五輪の代表権を狙う重要な競技会に位置づけられている。東京五輪のリレー種目の出場枠は16。そのうち、ドーハ世界選手権の入賞チームと、世界リレーの入賞チームに出場権が与えられ、重複した場合は世界陸連のパフォーマンスリストの上位から出場権を得る。日本は男子4×100mリレーのみ、2019年世界選手権で銅メダルを獲得して東京五輪の代表権を手にしているが、男子4×400mリレー、女子4×100mリレー、女子4×400mリレー、男女混合4×400mリレーについては世界リレーもしくは記録で代表権を勝ち取る必要がある。
世界リレーは東京五輪代表への選考を兼ねるが、日本陸連は昨年11月の理事会後の会見で、すでに昨年のドーハ世界選手権で出場権を獲得している男子4×100mリレーについてはあくまで「参考競技会」とし、直接的な代表選手入りを懸けた場とはならないことを明かしている。
◆主な出場選手(右端はエントリータイム)
※各種目エントリータイム上位5名+α
【男子100m】
坂井 隆一郎(大阪ガス) 10.12
デーデーブルーノ(東海大) 10.20
鈴木 涼太(城西大) 10.22
川上 拓也 (大阪ガス) 10.22
宮本 大輔(東洋大) 10.24
栁田 大輝(東農大二高・群馬) 10.27
【男子100m特別レース】
ケンブリッジ飛鳥(Nike) 10.03
山縣 亮太(セイコー) 10.11
東田 旺洋(茨城陸協) 10.21
遠藤 泰司(新日本住設) 10.33
梶川 颯太(立命大)10.45
【男子200m】
笠谷 洸貴(近大) 20.65
樋口 一馬(法大) 20.68
上山 紘輝(近大) 20.72
原 翔太(スズキ) 20.72
北川 翔(渡辺パイプ) 20.74
【男子300m】
木村 和史(四電工)32.85
東 魁輝(NTN) 33.40
佐藤 拳太郎(富士通) 45.91(400m)
川端 魁人(中京大) 46.03(400m)
若林 康太(HULFT) 46.04(400m)
【男子400m】
小渕 瑞樹(登利平AC) 45.78
伊東 利来也(早大) 45.83
井上 大地(日大) 45.83
河内 光起(大阪ガス) 46.05
加藤 修也(HULFT)46.26
【女子100m】
兒玉 芽生(福岡大 )11.35
鶴田 玲美(南九州ファミリーマート) 11.48
土井 杏南(JAL) 11.52
石川 優(相洋高・神奈川) 11.56
和田 麻希(ミズノ) 11.57
【女子200m】
兒玉 芽生(福岡大 )23.44
和田 麻希(ミズノ) 23.70
大石 沙也加(セレスポ) 23.78
井戸アビゲイル風果(甲南大) 23.79
齋藤 愛美(大阪成蹊大) 23.86
【女子400m】
髙島 咲季(青学大) 53.31
松本 奈菜子(東邦銀行) 53.31
川田 朱夏(東大阪大) 53.61
川崎 夏実(青学大) 53.89
武石 この実(東邦銀行) 53.93
鶴田 玲美(南九州ファミリーマート)―
日本陸連は3月28日に宮崎で開催される「シレジア2021世界リレー選手権日本代表選考トライアル」のエントリー選手リストを発表した。
同トライアルは5月1日~2日にポーランド・シレジアで開催予定の「シレジア2021世界リレー」の代表選考会として実施。男子は100m、200m、300m、400mの4種目、女子は100m、200m、400mの3種目が行われ、男子100mのみ「特別レース」が設けられる。
男子100mには10秒12のベストを持つ坂井隆一郎(大阪ガス)や、デーデー・ブルーノ(東海大)、鈴木涼太(城西大)、宮本大輔(東洋大)ら学生勢のほか、昨年高校2年生ながら日本選手権決勝の舞台に立った栁田大輝(東農大二高・群馬)らがエントリー。特別レースにはリオ五輪男子4×100mリレーの銀メダルメンバーのケンブリッジ飛鳥(Nike)、山縣亮太(セイコー)が名を連ねた。
女子は昨年の日本選手権100m覇者の兒玉芽生(福岡大)が100mと200mにエントリー。同200mで日本歴代3位の23秒17をマークして優勝した鶴田玲美(南九州ファミリーマート)は100mと400mに登録した。400mでは昨年の日本選手権覇者である青山聖佳(大阪成蹊AC)が欠場したが、同大会で上位を占めた松本奈菜子(東邦銀行) 、髙島咲季(青学大)らが出場する予定だ。
世界リレーは東京五輪の代表権を狙う重要な競技会に位置づけられている。東京五輪のリレー種目の出場枠は16。そのうち、ドーハ世界選手権の入賞チームと、世界リレーの入賞チームに出場権が与えられ、重複した場合は世界陸連のパフォーマンスリストの上位から出場権を得る。日本は男子4×100mリレーのみ、2019年世界選手権で銅メダルを獲得して東京五輪の代表権を手にしているが、男子4×400mリレー、女子4×100mリレー、女子4×400mリレー、男女混合4×400mリレーについては世界リレーもしくは記録で代表権を勝ち取る必要がある。
世界リレーは東京五輪代表への選考を兼ねるが、日本陸連は昨年11月の理事会後の会見で、すでに昨年のドーハ世界選手権で出場権を獲得している男子4×100mリレーについてはあくまで「参考競技会」とし、直接的な代表選手入りを懸けた場とはならないことを明かしている。
◆主な出場選手(右端はエントリータイム)
※各種目エントリータイム上位5名+α
【男子100m】
坂井 隆一郎(大阪ガス) 10.12
デーデーブルーノ(東海大) 10.20
鈴木 涼太(城西大) 10.22
川上 拓也 (大阪ガス) 10.22
宮本 大輔(東洋大) 10.24
栁田 大輝(東農大二高・群馬) 10.27
【男子100m特別レース】
ケンブリッジ飛鳥(Nike) 10.03
山縣 亮太(セイコー) 10.11
東田 旺洋(茨城陸協) 10.21
遠藤 泰司(新日本住設) 10.33
梶川 颯太(立命大)10.45
【男子200m】
笠谷 洸貴(近大) 20.65
樋口 一馬(法大) 20.68
上山 紘輝(近大) 20.72
原 翔太(スズキ) 20.72
北川 翔(渡辺パイプ) 20.74
【男子300m】
木村 和史(四電工)32.85
東 魁輝(NTN) 33.40
佐藤 拳太郎(富士通) 45.91(400m)
川端 魁人(中京大) 46.03(400m)
若林 康太(HULFT) 46.04(400m)
【男子400m】
小渕 瑞樹(登利平AC) 45.78
伊東 利来也(早大) 45.83
井上 大地(日大) 45.83
河内 光起(大阪ガス) 46.05
加藤 修也(HULFT)46.26
【女子100m】
兒玉 芽生(福岡大 )11.35
鶴田 玲美(南九州ファミリーマート) 11.48
土井 杏南(JAL) 11.52
石川 優(相洋高・神奈川) 11.56
和田 麻希(ミズノ) 11.57
【女子200m】
兒玉 芽生(福岡大 )23.44
和田 麻希(ミズノ) 23.70
大石 沙也加(セレスポ) 23.78
井戸アビゲイル風果(甲南大) 23.79
齋藤 愛美(大阪成蹊大) 23.86
【女子400m】
髙島 咲季(青学大) 53.31
松本 奈菜子(東邦銀行) 53.31
川田 朱夏(東大阪大) 53.61
川崎 夏実(青学大) 53.89
武石 この実(東邦銀行) 53.93
鶴田 玲美(南九州ファミリーマート)―
全エントリー選手 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.03
キプルトとムティソが同タイム決着 女子はオビリが大会新V/ニューヨークシティマラソン
-
2025.11.03
-
2025.11.03
-
2025.11.03
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
-
2025.11.02
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
-
2025.10.18
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.03
四学香川西が男女V!男子は大量リードで21年ぶりの都大路 女子は1区から首位守り2年ぶり優勝/香川県高校駅伝
全国高校駅伝の出場権を懸けた香川県高校駅伝が11月2日、坂出市番の洲公園前特設コースで行われ、四学香川西が男女Vを果たした。男子(7区間42.195km)は2時間13分43秒で21年ぶり2回目の制覇。女子(5区間21.0 […]
2025.11.03
キプルトとムティソが同タイム決着 女子はオビリが大会新V/ニューヨークシティマラソン
11月2日、ニューヨークシティマラソンが米国で行われ、男子はB.キプルト(ケニア)が2時間8分09秒で、女子はH.オビリ(ケニア)が2時間19分51秒の大会新記録で優勝を飾った。 女子優勝のオビリはパリ五輪銅メダルの35 […]
2025.11.03
三菱重工「攻め」と「耐える」で8年ぶり九州制覇!ニューイヤー初制覇へ弾み ルーキー・小林大晟「貢献したい」/九州実業団駅伝
◇第62回九州実業団毎日駅伝(11月3日/大分・佐伯中央病院陸上競技場~佐伯市屋内運動広場特設コース:7区間89.3km) ニューイヤー駅伝の出場権を懸けた第62回九州実業団毎日駅伝が行われ、三菱重工が4時間19分06秒 […]
2025.11.03
ライルズがハリケーン被害のジャマイカへ救援物資 元世界記録保持者・パウエルに届ける
10月下旬にカリブ海で発生したハリケーン「メリッサ」は、ジャマイカの沿岸部に大きな被害をもたらした。この災害を受け、男子200mで世界選手権4連覇中のノア・ライルズ(米国)は、自身が設立した基金団体を通じて支援金を寄付し […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望