HOME ニュース、国内

2021.02.26

「トラックの弾みに」日本選手権クロカンに向け三浦龍司、田中希実、萩谷楓が前日会見
「トラックの弾みに」日本選手権クロカンに向け三浦龍司、田中希実、萩谷楓が前日会見


2月27日の日本選手権クロスカントリー(福岡・国営海の中道海浜公園)の前日会見が福岡市内のホテルで行われ、男子の三浦龍司(順大)、女子の田中希実(豊田自動織機TC)と萩谷楓(エディオン)が登壇し、報道陣の質疑応答に応えた。

三浦はレースに対して「天候によって展開が変わり、対応能力で結果が左右される。トラックなどとは違う持ち味が試されると思う」と話す。今年は3000m障害での東京五輪出場を目指しており、「3000m障害はクロカンと似ている部分もあって、後半の粘りや、脚力、瞬発的スピードが必要。そういった部分を意識して走りたい」と言い、大会の目標について「まずは20位以内、30分以内(10km)を」と語った。

すでに女子5000mで五輪代表に内定している田中は2年前の優勝者。「クロカンはいかに体力を消耗しないかが大事。力や調子の状況よりもコース、レースそのものに向き合えるか」と語り、「合宿明けのため状態はわからないですが、クロカンはペースの変動があるので、世界大会のトラックレースのようなイメージで走りたい」と大会に向けて抱負を語る。

広告の下にコンテンツが続きます

昨年の日本選手権女子5000m3位の萩谷は、「走るからには優勝したいですが、展開やタイムは考えていません」と述べ、今年について「5000mで東京五輪代表になれるように練習をしています。クロカンをステップにできれば」と語った。

第104回日本選手権クロスカントリー・第36回U20日本選手権クロスカントリーは、2月27日、福岡県・国営海の中道海浜公園クロスカントリーコースで開催。U20男子(8km)が13:50、U20女子(6km)が14:30、シニア女子(8km)が15時、シニア男子(10km)が15:40スタート。大会の模様は午後3時30分から、RKB毎日放送が中継を担当し、TBS系列JNN全国28局ネットで放送される。
【関連】
順大・三浦龍司インタビュー/日本選手権クロカンで「走力と粘り」発揮して五輪へのステップに
五輪代表・田中希実インタビュー/日本選手権クロカン「シーズンの弾みに」2年ぶりV狙う

2月27日の日本選手権クロスカントリー(福岡・国営海の中道海浜公園)の前日会見が福岡市内のホテルで行われ、男子の三浦龍司(順大)、女子の田中希実(豊田自動織機TC)と萩谷楓(エディオン)が登壇し、報道陣の質疑応答に応えた。 三浦はレースに対して「天候によって展開が変わり、対応能力で結果が左右される。トラックなどとは違う持ち味が試されると思う」と話す。今年は3000m障害での東京五輪出場を目指しており、「3000m障害はクロカンと似ている部分もあって、後半の粘りや、脚力、瞬発的スピードが必要。そういった部分を意識して走りたい」と言い、大会の目標について「まずは20位以内、30分以内(10km)を」と語った。 すでに女子5000mで五輪代表に内定している田中は2年前の優勝者。「クロカンはいかに体力を消耗しないかが大事。力や調子の状況よりもコース、レースそのものに向き合えるか」と語り、「合宿明けのため状態はわからないですが、クロカンはペースの変動があるので、世界大会のトラックレースのようなイメージで走りたい」と大会に向けて抱負を語る。 昨年の日本選手権女子5000m3位の萩谷は、「走るからには優勝したいですが、展開やタイムは考えていません」と述べ、今年について「5000mで東京五輪代表になれるように練習をしています。クロカンをステップにできれば」と語った。 第104回日本選手権クロスカントリー・第36回U20日本選手権クロスカントリーは、2月27日、福岡県・国営海の中道海浜公園クロスカントリーコースで開催。U20男子(8km)が13:50、U20女子(6km)が14:30、シニア女子(8km)が15時、シニア男子(10km)が15:40スタート。大会の模様は午後3時30分から、RKB毎日放送が中継を担当し、TBS系列JNN全国28局ネットで放送される。 【関連】 順大・三浦龍司インタビュー/日本選手権クロカンで「走力と粘り」発揮して五輪へのステップに 五輪代表・田中希実インタビュー/日本選手権クロカン「シーズンの弾みに」2年ぶりV狙う

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.20

旭化成のエマニエル・キプルトに出場停止処分 世界陸連が発表

世界陸連(WA)は12月19日、旭化成に所属するエマニエル・キプルト(ケニア)に対して、出場停止処分を科したと発表した。 処分理由の詳細について、WAは明らかにしていないが、「アスリート代理人規則に基づく異議申し立てを受 […]

NEWS 東京世界陸上代表・小池祐貴と中島ひとみが人気番組「逃走中」に参戦! 自慢のスプリントで逃げ切りなるか

2025.12.20

東京世界陸上代表・小池祐貴と中島ひとみが人気番組「逃走中」に参戦! 自慢のスプリントで逃げ切りなるか

東京世界選手権代表で男子短距離の小池祐貴(住友電工)と女子100mハードルの中島ひとみ(長谷川体育施設)が、フジテレビの人気番組「逃走中」に出演することが発表された。 小池は19年に100mで9秒98をマーク。今季は5月 […]

NEWS 川口桃佳が自己記録に迫る5000m15分26秒59 3年ぶりの15分30秒切り/日体大女子長距離競技会

2025.12.20

川口桃佳が自己記録に迫る5000m15分26秒59 3年ぶりの15分30秒切り/日体大女子長距離競技会

12月20日、神奈川県横浜市の日体大健志台陸上競技場で第26回日体大女子長距離競技会が行われ、5000m4組では川口桃佳(ユニクロ)が15分26秒59で1着となった。 川口は11月のクイーンズ駅伝で、1区を務め5位と好走 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/日大・山口彰太「万全の状態で本戦を」 2度目の舞台は往路で勝負

2025.12.20

箱根駅伝Stories/日大・山口彰太「万全の状態で本戦を」 2度目の舞台は往路で勝負

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 1年目はケガや長期離脱 「こうすれば良かった、という後悔が一切ない走 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/最後のエース区間へ意欲を燃やす神奈川大・宮本陽叶 あこがれのOBに「やっと記録で追いつけた」

2025.12.20

箱根駅伝Stories/最後のエース区間へ意欲を燃やす神奈川大・宮本陽叶 あこがれのOBに「やっと記録で追いつけた」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 エース区間で苦戦も悲観せず 神奈川大のエース・宮本陽叶(4年)が最後 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top