2021.02.18
日本陸連は第7期(2020-21)のダイヤモンドアスリート新規認定アスリートを発表。継続認定者4人に加え、今回、新たに男子短距離と走幅跳で活躍する栁田大輝(東農大二高2群馬)と男子砲丸投で高校記録を持つアツオビン・ジェイソン(大阪桐蔭高3大阪)が選出された。
栁田は館林一中3年時に全中で走幅跳優勝、100m2位。昨年は100mで高校歴代6位となる10秒27をマークすると、走幅跳でも7m51の自己新を跳んだ。10月の日本選手権100mでは高校2年生ながら決勝に進出している。アツオビンは高校2年だった2019年のインターハイで優勝。昨年3月には18m23の高校記録を樹立すると、11月には高校生初の19m超えとなる19m28まで記録を伸ばした。アツオビンはこの春から福岡大へ進学する。
※日本陸連ダイヤモンドアスリートは「2020年東京オリンピックと、その後の国際大会での活躍が大いに期待できる次世代の競技者を強化育成する」制度で2015年1月にスタート。「豊かな人間性を持つ国際人となり、今後の日本および国際社会の発展に寄与する人材として期待される競技者」を、さまざまなプログラムを通して支援してきた。これまで、サニブラウン・アブデル・ハキームや橋岡優輝、北口榛花らが選出され、国際舞台で活躍している。
●新規認定選手コメント
栁田大輝
「今までよりも、更に一層陸上競技に打ち込める環境を提供していただけることに感謝をし、ダイヤモンドアスリートのプログラムを通して競技者として、また一人の人間として成長できるようにしていきたいと思っています。新型コロナウイルスの影響でシーズンがどのような状況で迎えられるのかまだ不透明な状況ではありますが、試合に出られることに感謝をし、走れる喜びを噛みしめながら自分の持ち味である勝負強い走りをしていきたいと思います。応援よろしくお願いいたします」
アツオビン・ジェイソン
「今回ダイヤモンドアスリートに選んでいただいて、ずっと目標にしていたオリンピック出場に一歩近づいた感じがしてとても嬉しいです。来年は砲丸の重さが上がったり大学生になって環境が変わったりするのですが、自分の力を 100%発揮して皆様に砲丸投はとても面白い競技だと思ってもらえるような選手になれるよう頑張ります。よろしくお願いいたします」
◇ダイヤモンドアスリート
・第7期認定アスリート
クレイ・アーロン竜波(テキサスA&M大/男子800m)
中村健太郎(日大/男子やり投)
出口晴翔(順大/男子400mH)
藤原孝輝(洛南高/男子110mH・走幅跳)
栁田大輝(東農大二高/男子短距離・走幅跳)
アツオビン・ジェイソン(大阪桐蔭高/男子砲丸投)
・修了生
塚本ジャスティン惇平(東洋大/男子短距離)
海鋒泰輝(日大/男子走幅跳)
小林歩未(筑波大/女子100mH)

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.07.05
2025.07.02
HOKAの新作レーシングシューズ「ROCKET X 3」が7月2日に新登場!
-
2025.07.05
-
2025.07.01
-
2025.07.04
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.05
新潟医療福祉大14年連続全国へ 5000mレースで清水杏夏筆頭に上位ほぼ独占/全日本大学女子駅伝北信越地区選考会
第43回全日本大学女子駅伝対校選手権北信越地区選考会が7月5日、長野県佐久市の佐久総合運動公園陸上競技場で行われ、新潟医療福祉大がトップとなり、14年連続14回目となる本大会の出場権を獲得した。 北信越地区からの全国大会 […]
2025.07.05
信州大が4大会ぶり16回目の伊勢路へ! 初の出場枠2・出雲駅伝は信州大と新潟大が出場権獲得/全日本大学駅伝北信越選考会
秩父宮賜杯第57回全日本大学駅伝の北信越地区選考会は7月5日、長野・佐久総合運動公園陸上競技場で行われ、信州大が4時間15分59秒69で4大会連続16回目の本大会出場を決めた。 選考会には6校が出場し、各校最大10人がエ […]
2025.07.05
やり投・ディーン元気13年ぶり自己新84m66!同期・新井涼平と交わした約束果たし「メモリアルな1投」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子やり投でディーン元気(ミズノ)が84m66で2位に入った。 広告の下にコンテンツが続きます 同 […]
2025.07.05
札幌学大が4年ぶり3回目、北大が4年ぶり2回目の出場権獲得!/出雲駅伝北海道予選会
7月5日、札幌円山競技場で第37回出雲大学選抜駅伝の北海道地区予選会が行われ、札幌学大と北大が本戦の出場権を獲得した。 出雲駅伝の出場枠は前年度の大会成績によって振り分けられ、24年出雲駅伝で北海道学連選抜が14位に入っ […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会