HOME 国内、大学

2026.05.03

800m落合晃「出し切った感じない」1分43秒90の圧巻日本新 今年狙うはアジアの頂点/静岡国際
800m落合晃「出し切った感じない」1分43秒90の圧巻日本新 今年狙うはアジアの頂点/静岡国際

26年静岡国際男子800mで日本記録を更新し優勝した落合晃

◇第41回静岡国際(5月3日/小笠山総合運動公園)

日本グランプリシリーズの静岡国際が行われ、男子800mで落合晃(駒大2)が1分43秒90の日本新記録を樹立した。

広告の下にコンテンツが続きます

絶妙なペースメイクに乗って1周目を51秒を切るような速度で入っても「余裕度があった」。この冬に取り組んできたというラスト200mで落ちずに力強く駆け抜けた。

1分43秒の数字を確認し「1分44秒1から2くらいは出るかなと思っていましたが、何ともいえない気持ちになりました」。約2年ぶりに自身の日本記録を0.90秒塗り替える1分43秒90の日本新。「昨年は1年間、自己記録を更新できなかったのでうれしい気持ちとほっとした気持ちがあります」と笑顔を見せた。

昨年は東京世界選手権のあった秋までは「疲労が抜けるのに時間がかかった」と、大学生活や練習に慣れるのに時間がかかったと明かす。それでも「1年目だから」と焦らずに過ごすと、この冬は「練習の量も質も増えた」。特に課題だったラストを意識してスタミナ面を強化。長距離と一緒に20kmのロングジョグをする日もあれば、インターバルやスピード練習でも、「ラスト200mを意識して、26秒台で上がらないとダメだと思ってやってきました」。

その結果、スピード持久力や体力面で強化。「最初の200mを24秒台でいけたときに、日本記録はいけるかなと感じました」。1周目の51秒前後のペースにも余裕が生まれた。

今回の記録はアジア歴代4位。パリ五輪や東京世界選手権の参加標準記録を大きく上回るもので、世界のスタンダードに一歩近づいた。ただ、この記録にも「出し切った感じはありません」と息切れなく、「これで満足していてはいけないですし、世界は1分41秒、42秒を安定させています」とさらなる高みを見ている。

「今シーズン、まだまだベストを更新したい。日本選手権でしっかり優勝して、アジア大会で優勝するのが今シーズンの一番の目標です」

時代を切り開く日本ミドルディスタンスの若き至宝が新たなステージに突入した。

◇第41回静岡国際(5月3日/小笠山総合運動公園) 日本グランプリシリーズの静岡国際が行われ、男子800mで落合晃(駒大2)が1分43秒90の日本新記録を樹立した。 絶妙なペースメイクに乗って1周目を51秒を切るような速度で入っても「余裕度があった」。この冬に取り組んできたというラスト200mで落ちずに力強く駆け抜けた。 1分43秒の数字を確認し「1分44秒1から2くらいは出るかなと思っていましたが、何ともいえない気持ちになりました」。約2年ぶりに自身の日本記録を0.90秒塗り替える1分43秒90の日本新。「昨年は1年間、自己記録を更新できなかったのでうれしい気持ちとほっとした気持ちがあります」と笑顔を見せた。 昨年は東京世界選手権のあった秋までは「疲労が抜けるのに時間がかかった」と、大学生活や練習に慣れるのに時間がかかったと明かす。それでも「1年目だから」と焦らずに過ごすと、この冬は「練習の量も質も増えた」。特に課題だったラストを意識してスタミナ面を強化。長距離と一緒に20kmのロングジョグをする日もあれば、インターバルやスピード練習でも、「ラスト200mを意識して、26秒台で上がらないとダメだと思ってやってきました」。 その結果、スピード持久力や体力面で強化。「最初の200mを24秒台でいけたときに、日本記録はいけるかなと感じました」。1周目の51秒前後のペースにも余裕が生まれた。 今回の記録はアジア歴代4位。パリ五輪や東京世界選手権の参加標準記録を大きく上回るもので、世界のスタンダードに一歩近づいた。ただ、この記録にも「出し切った感じはありません」と息切れなく、「これで満足していてはいけないですし、世界は1分41秒、42秒を安定させています」とさらなる高みを見ている。 「今シーズン、まだまだベストを更新したい。日本選手権でしっかり優勝して、アジア大会で優勝するのが今シーズンの一番の目標です」 時代を切り開く日本ミドルディスタンスの若き至宝が新たなステージに突入した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.08.01

1500m・村井和果が日本人10年ぶりV 「勝負にこだわった」 400m・バログンは2連覇/滋賀IH

◇全国高校総体(インターハイ、7月30日~8月5日/滋賀・平和堂HATOスタジアム)2日目 高校アスリートの祭典、インターハイの2日目が行われ、最終盤までもつれた女子1500mは村井和果(薫英女学院3大阪)が4分23秒6 […]

NEWS バログンが7年ぶり400m連覇達成!体調不良のアクシデント乗り越え「目標の一つを達成できた」/滋賀IH

2026.07.31

バログンが7年ぶり400m連覇達成!体調不良のアクシデント乗り越え「目標の一つを達成できた」/滋賀IH

◇全国高校総体(インターハイ、7月30日~8月5日/滋賀・平和堂HATOスタジアム)2日目 高校アスリートの祭典、インターハイの2日目が行われ、タイムレースで行われた女子400m決勝は3組を53秒74で制したバログン・ハ […]

NEWS 3000m障害・小池彩加がデンソーを退社「たくさんのご声援ありがとうございました」

2026.07.31

3000m障害・小池彩加がデンソーを退社「たくさんのご声援ありがとうございました」

デンソーは7月31日、所属する小池彩加が同日付で退部することを発表した。 小池は宮城県出身の33歳。東北福祉大時代から3000m障害に取り組み、15年の日本インカレで3位の実績を残した。卒業後はいくつかのチー宇に所属しな […]

NEWS 日本郵政Gの小坂井智絵が退部 ルーキーイヤーからクイーンズ駅伝主力として上位入賞に貢献

2026.07.31

日本郵政Gの小坂井智絵が退部 ルーキーイヤーからクイーンズ駅伝主力として上位入賞に貢献

日本郵政グループは7月31日付で小坂井智絵の退部と退職を発表した。 小坂井は千葉・成田高卒。高校時代は同期の山﨑りさ(現・積水化学)らとともにチームの中心選手として駅伝などで活躍し、21年に高卒で日本郵政グループに加入し […]

NEWS 100m菅野翔唯「結果を残したい」本田桜二郎「雰囲気を楽しむ」ドルーリー「最大限の力を出す」/U20世界選手権結団式

2026.07.31

100m菅野翔唯「結果を残したい」本田桜二郎「雰囲気を楽しむ」ドルーリー「最大限の力を出す」/U20世界選手権結団式

第21回U20世界選手権(8月5日~9日/米国・オレゴン)の結団式が7月31日、千葉県成田市内のホテルで行われた。 男子100mと4×100mリレーの代表に選ばれた菅野翔唯(東農大二高3群馬)は「ここ数日の練習がすごく良 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年8月号 (7月14日発売)

2026年8月号 (7月14日発売)

別冊付録 IH観戦ガイド
アジア大会代表一覧

page top