2026.04.17
攻め(?)のアンダーハンド
リレーコラム🔥
毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ!
陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。
編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。
暇つぶし程度にご覧ください!
第325回「ユニバのリレカ」」(小川)

リレカの舞台となるユニバ
2026年度のトラック&フィールドシーズンが本格的に始まりました。今週末も全国各地で競技会が開催されます。選手のみなさん、ケガのないよう頑張ってください!
兵庫県出身の私にとっては、明日から始まる兵庫リレーカーニバルは思い入れのある大会です。県内の中学、高校生にとっては、インターハイや全中前のリレーの“腕試し”的な大会として、めちゃくちゃ盛り上がるのです。
加えて、地元ローカルのサンテレビさんが生中継してくれるので、テレビに出るチャンスがある! これによって、盛り上がりにさらに拍車がかかります。しかも、テレビに出られるのは、ほとんどの場合が決勝のみ。だから、準決勝はある意味、決勝よりも白熱します。
私が中学生や高校生の頃は、県大会が明石などで開催されていました。そのため、会場のユニバー記念競技場で走れる機会は1年に1回しかなく、あこがれの舞台。高2で初めて出場できた時は、かなり感動しましたし、めちゃくちゃ緊張しました。
「リレカ」(兵庫ではこれが通称)は、高校のリレーは男子が4×400m、女子は4×100m。これは今も変わっていません(中学は4×200mから4×100mに変わりました)。
初めてユニバ(兵庫ではこれが通称)を走った高2の4×400mリレーでは、2走でした。強かった先輩たちに引っ張られて、初日の予選を難なく突破。決勝進出を目指して翌日の準決勝に挑みました。
中学生の頃までは、確か(たぶん)準決勝も生中継されていたのですが(うっすらとした記憶で……)、少なくとも高2のこの時は放送されるのは決勝のみ。テレビに映るためにも(もちろん決勝を走りたいという思いが一番ですが)、何としても準決勝を突破しないといけない。しかし、組み分けに恵まれませんでした。
4組1着+4の編成で、同じ組にはダントツの優勝候補だった社高校が……。それでもトップ争いでバトンを受け取った私は、オープンになったバックストレートでなんと社高校と一騎打ちになる展開になったのです。
しかし、ここで競り負けて後退し、3、4走の先輩が巻き返してくれましたが2着どまり。全体のタイムでは8番目でしたが、プラス順では5番目となって決勝に進めませんでした。スタンドで見た決勝のレースは、かなり悔しかったことを今でも鮮明に覚えています。テレビに出たかった……というよりも、決勝を走りたかったな、と。
選手にとっては、始まる前はテレビに出ることがモチベーションですが、始まってしまえば勝負で一喜一憂する。それだけ、リレカは熱い大会だったのです。ちなみに、高3は予選敗退、大学になってからは4×100mリレーとなり、メンバー入りすることはできませんでした……。
大学を卒業して、メディアという立場で引き続き大会にお邪魔していますが、当時と変わらない景色がそこにあります。小学生から大学・社会人までのリレー兵庫一を決める争いは毎年熱戦となりますし、日本のトップ選手がトラック、フィールドでハイパフォーマンスを披露する。リレカはやっぱり、兵庫にとって特別な大会だなと、お邪魔するたびに感じます(久しくお邪魔できていなくてすいません……)。
明日から始まる第74回兵庫リレーカーニバルが、いつものように盛り上がる大会になることを心よりお祈りしています。また、みなさんもそれぞれ心に残っているであろう思い出の大会が、これからも続いていくことを願いつつ、陸上をもっともっと盛り上げていけるよう頑張ります!
| 小川雅生(おがわ・まさお) 月刊陸上競技編集部 部長 1977年7月12日生まれ、48歳。173cm、67kg、AB型。大阪府東大阪市で出生、兵庫県尼崎市育ち。塚口中→尼崎北高→甲南大。3つ上の兄の影響で中学から陸上部に入り、大学まで取り組む(専門種目はハードル)。塚口中3年の時、OBで1992年バルセロナ五輪男子走幅跳代表の森長正樹さんの壮行会で生徒会長として花束を渡したが、当時の新聞には私の隣にいた書記のコメントが載っていたという実績を持つ。今季の健康診断では一時悪化も自己ベスト付近まで戻して胸をなでおろしている。 |
過去の編集部コラムはこちら
第325回「ユニバのリレカ」」(小川)
リレカの舞台となるユニバ
2026年度のトラック&フィールドシーズンが本格的に始まりました。今週末も全国各地で競技会が開催されます。選手のみなさん、ケガのないよう頑張ってください!
兵庫県出身の私にとっては、明日から始まる兵庫リレーカーニバルは思い入れのある大会です。県内の中学、高校生にとっては、インターハイや全中前のリレーの“腕試し”的な大会として、めちゃくちゃ盛り上がるのです。
加えて、地元ローカルのサンテレビさんが生中継してくれるので、テレビに出るチャンスがある! これによって、盛り上がりにさらに拍車がかかります。しかも、テレビに出られるのは、ほとんどの場合が決勝のみ。だから、準決勝はある意味、決勝よりも白熱します。
私が中学生や高校生の頃は、県大会が明石などで開催されていました。そのため、会場のユニバー記念競技場で走れる機会は1年に1回しかなく、あこがれの舞台。高2で初めて出場できた時は、かなり感動しましたし、めちゃくちゃ緊張しました。
「リレカ」(兵庫ではこれが通称)は、高校のリレーは男子が4×400m、女子は4×100m。これは今も変わっていません(中学は4×200mから4×100mに変わりました)。
初めてユニバ(兵庫ではこれが通称)を走った高2の4×400mリレーでは、2走でした。強かった先輩たちに引っ張られて、初日の予選を難なく突破。決勝進出を目指して翌日の準決勝に挑みました。
中学生の頃までは、確か(たぶん)準決勝も生中継されていたのですが(うっすらとした記憶で……)、少なくとも高2のこの時は放送されるのは決勝のみ。テレビに映るためにも(もちろん決勝を走りたいという思いが一番ですが)、何としても準決勝を突破しないといけない。しかし、組み分けに恵まれませんでした。
4組1着+4の編成で、同じ組にはダントツの優勝候補だった社高校が……。それでもトップ争いでバトンを受け取った私は、オープンになったバックストレートでなんと社高校と一騎打ちになる展開になったのです。
しかし、ここで競り負けて後退し、3、4走の先輩が巻き返してくれましたが2着どまり。全体のタイムでは8番目でしたが、プラス順では5番目となって決勝に進めませんでした。スタンドで見た決勝のレースは、かなり悔しかったことを今でも鮮明に覚えています。テレビに出たかった……というよりも、決勝を走りたかったな、と。
選手にとっては、始まる前はテレビに出ることがモチベーションですが、始まってしまえば勝負で一喜一憂する。それだけ、リレカは熱い大会だったのです。ちなみに、高3は予選敗退、大学になってからは4×100mリレーとなり、メンバー入りすることはできませんでした……。
大学を卒業して、メディアという立場で引き続き大会にお邪魔していますが、当時と変わらない景色がそこにあります。小学生から大学・社会人までのリレー兵庫一を決める争いは毎年熱戦となりますし、日本のトップ選手がトラック、フィールドでハイパフォーマンスを披露する。リレカはやっぱり、兵庫にとって特別な大会だなと、お邪魔するたびに感じます(久しくお邪魔できていなくてすいません……)。
明日から始まる第74回兵庫リレーカーニバルが、いつものように盛り上がる大会になることを心よりお祈りしています。また、みなさんもそれぞれ心に残っているであろう思い出の大会が、これからも続いていくことを願いつつ、陸上をもっともっと盛り上げていけるよう頑張ります!
| 小川雅生(おがわ・まさお) 月刊陸上競技編集部 部長 1977年7月12日生まれ、48歳。173cm、67kg、AB型。大阪府東大阪市で出生、兵庫県尼崎市育ち。塚口中→尼崎北高→甲南大。3つ上の兄の影響で中学から陸上部に入り、大学まで取り組む(専門種目はハードル)。塚口中3年の時、OBで1992年バルセロナ五輪男子走幅跳代表の森長正樹さんの壮行会で生徒会長として花束を渡したが、当時の新聞には私の隣にいた書記のコメントが載っていたという実績を持つ。今季の健康診断では一時悪化も自己ベスト付近まで戻して胸をなでおろしている。 |
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.04.17
編集部コラム「ユニバのリレカ」
2026.04.17
大迫傑、鈴木健吾、平林清澄が米国のロードレースにエントリー “日本チーム”として参戦!
-
2026.04.17
-
2026.04.17
-
2026.04.16
-
2026.04.16
-
2026.04.16
2026.04.12
5000m山口智規が強さ示す「一つかたちになった」早大後輩の鈴木、増子も好走/金栗記念
-
2026.04.11
-
2026.04.12
-
2026.04.12
-
2026.04.13
2026.03.31
中央発條の小野田勇次、大津顕杜、浅岡満憲、町田康誠が退部 ニューイヤー駅伝などで活躍
-
2026.03.31
-
2026.03.25
Latest articles 最新の記事
2026.04.17
編集部コラム「ユニバのリレカ」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで綴 […]
2026.04.17
大迫傑、鈴木健吾、平林清澄が米国のロードレースにエントリー “日本チーム”として参戦!
米国で開催されるロードレース「ボルダー・ボルダー」の主催者は4月16日、日本から大迫傑(LI-NING)、鈴木健吾(横浜市陸協)、平林清澄(ロジスティード)の3人がロード10kmにエントリーしたことを発表した。 同大会は […]
2026.04.17
ぎふ清流ハーフに西山雄介、細谷恭平、小林香菜、松田瑞生らがエントリー
ぎふ清流ハーフの主催者は4月17日、2026年大会の招待選手を発表した。 男子は特別招待として8人がエントリーし、オレゴン世界選手権マラソン代表で、昨年の福岡国際マラソンでは日本人トップを占めた西山雄介(トヨタ自動車)が […]
2026.04.17
お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年5月号)
月刊陸上競技2026年5月号の108ページに掲載した今夏に開催される全日本中学校選手権の参加標準記録に誤りがありました。 正しい参加標準記録を掲載するとともに、関係者や中学アスリートの皆様にお詫びをし、訂正いたします。 […]
Latest Issue
最新号
2026年5月号 (4月14日発売)
2026シーズン展望
中距離特集ほか