2026.04.03
日本陸連は4月3日、強化委員会の今年度強化方針に関する記者会見を開いた。
短距離を統括する前村公彦ディレクターは、「しっかりと個々の強化を進めるともに、リレーの中長期的な強化、チームとしての幅を広げながら北京世界選手権、ロス五輪を目指す」方針を打ち出した。
個人については、「まずはパフォーマンスを最大化するための取り組み」を目指していく。特に男子は、全体的に層が厚さは増しており、その力をさらに高めていくことに集中する。
個の力を結集させるリレーにおいては、「経験値、戦術的な判断力が大きく影響する」とし、5月の世界リレーをしっかりと見据える。特に男子の4×100mリレーと4×400mリレー、男女混合4×400mリレーについては、「確実に出場権を獲得すること」を目指していく。
男子4×100mリレーについては、一昨年のパリ五輪は5位、昨年の東京世界選手権は6位と入賞は確保しているものの、メダルには2019年のドーハ世界選手権(銅)以来届ていない。「メダルを取るためにはさらにバトンパスの精度を改めて見直すとともに、実戦の場を使って経験値を高めいていくことが重要」と話す。
世界リレー、アジア大会や、U23アジア選手権(7月9日~12日/中国・オルドス)などで「将来を見据えたリレー強化に取り組んでいく」とした。
男子4×400mリレーは、パリ五輪は6位入賞を果たしたが、昨年の東京世界選手権は予選敗退を喫した。「44秒台を4人そろえること」「経験値、戦術的な判断力を」高めることを目指し、「リレーへの理解と対応力を求めたい」と話す。
名古屋アジア大会、北京世界選手権、ロサンゼルス五輪での採用が決まっている男女混合4×100mリレーについても、「積極的に強化していきたい」と前村ディレクター。東京世界選手権で男女混合4×400mリレーが8位に入ったことで、女子短距離陣のレベルアップも着実に進んでいることを確認。「男女それぞれのスピードを最大限に引き出す」ことで、アジア大会の出場とメダル獲得を目指す。さらに、タイムでの北京世界選手権出場も視野に入れた。
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