HOME 高校

2025.11.07

神奈川県高校駅伝で誤誘導により4校記録無効 嘆願書提出の三浦学苑が関東大会に異例のオープン参加 高体連が認める

11月3日の神奈川県高校駅伝(横浜市のフィールド小机・日産スタジアム付設ハーフマラソンコース)で誤誘導による4校が記録無効となり、記録無効となった4校のうち三浦学苑について、高体連が関東高校駅伝(11月22日/埼玉・熊谷)にオープン参加を認めることが11月7日、わかった。

神奈川県高体連によると、神奈川県高校駅伝の男子で、4区、5区、6区の中で三浦学苑を含め4校が誤誘導により、本来のコースとは異なるところを走った。神奈川県高体連は誤誘導によるミスを認め、4校に謝罪したものの、ルール上は記録無効となった。

広告の下にコンテンツが続きます

神奈川県高校駅伝では上位6校が、全国高校駅伝(12月21日/京都)の予選会を兼ねた関東高校駅伝に出場できる。5区の記録が無効となった三浦学苑は4区終了時で4位を走行していた。

同校は翌4日に神奈川県高体連に嘆願書を提出。それを受けて神奈川県高体連は全国高体連陸上専門部に伝え、全国高体連陸上専門部は、関東(全8都県)の高体連陸上専門部と検討のうえ、異例ながら、三浦学苑のオープン参加を6日に決めた。

神奈川県高体連は「運営上のミスがあったことは事実。嘆願書が出たことを踏まえ、ほかの都府県高体連の方とも検討して、教育的配慮として参加を認め、オープン参加というかたちになった」と説明している。

オープン参加となるため、総合順位や区間順位はつかないものの、他のチームとともにタスキをつないでレースはできる。

広告の下にコンテンツが続きます
11月3日の神奈川県高校駅伝(横浜市のフィールド小机・日産スタジアム付設ハーフマラソンコース)で誤誘導による4校が記録無効となり、記録無効となった4校のうち三浦学苑について、高体連が関東高校駅伝(11月22日/埼玉・熊谷)にオープン参加を認めることが11月7日、わかった。 神奈川県高体連によると、神奈川県高校駅伝の男子で、4区、5区、6区の中で三浦学苑を含め4校が誤誘導により、本来のコースとは異なるところを走った。神奈川県高体連は誤誘導によるミスを認め、4校に謝罪したものの、ルール上は記録無効となった。 神奈川県高校駅伝では上位6校が、全国高校駅伝(12月21日/京都)の予選会を兼ねた関東高校駅伝に出場できる。5区の記録が無効となった三浦学苑は4区終了時で4位を走行していた。 同校は翌4日に神奈川県高体連に嘆願書を提出。それを受けて神奈川県高体連は全国高体連陸上専門部に伝え、全国高体連陸上専門部は、関東(全8都県)の高体連陸上専門部と検討のうえ、異例ながら、三浦学苑のオープン参加を6日に決めた。 神奈川県高体連は「運営上のミスがあったことは事実。嘆願書が出たことを踏まえ、ほかの都府県高体連の方とも検討して、教育的配慮として参加を認め、オープン参加というかたちになった」と説明している。 オープン参加となるため、総合順位や区間順位はつかないものの、他のチームとともにタスキをつないでレースはできる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.22

佐久長聖1年の橋本蒼平が5000m14分30秒50でトップ/SGH文スポ チャレンジ

12月23日、滋賀県守山市のSGホールディングスグループ陸上競技場で令和7年度SGH文スポ チャレンジ競技会が開催された。 同大会は主に前日の全国高校駅伝(男子)に出場した学校のうち、出走できなかった選手たちを中心に参加 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

2025.12.22

箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「チームのために走る」 20年連続で箱根駅伝のシード権を守り続けてい […]

NEWS 箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

2025.12.22

箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 身近にあった箱根駅伝 10月の箱根駅伝予選会で東農大は6位を占め、2 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/ハーフで強さ示してきた帝京大・島田晃希 「エース区間を走りたい」期待の“大器”最後の舞台へ

2025.12.22

箱根駅伝Stories/ハーフで強さ示してきた帝京大・島田晃希 「エース区間を走りたい」期待の“大器”最後の舞台へ

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 身近にあった箱根駅伝 この1年で帝京大の長距離種目の歴代記録がガラリ […]

NEWS 大学対校男女混合駅伝のアンバサダーに堀未央奈が就任!来年2月15日開催、22チーム出場

2025.12.22

大学対校男女混合駅伝のアンバサダーに堀未央奈が就任!来年2月15日開催、22チーム出場

第6回全国大学対校男女混合駅伝の大会要項が公開され、大会アンバサダーに元乃木坂46の堀未央奈さんが選ばれた。 堀さんは乃木坂46の2期生として加入し、『バレッタ』でセンターを務めるなど人気メンバーとして活躍。21年3月に […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top