2025.10.23
全国高校駅伝の出場権を懸けた福島県高校駅伝が10月23日、猪苗代町総合体育館前を発着点とするコースで行われ、学法石川が10年連続で男女優勝を遂げた。男子(7区間42.195km)は大会記録を2分08秒も更新する2時間2分58秒の大会新で15年連続17回目の制覇。女子(5区間21.0975km)は1時間10分47秒で10年連続12回目の優勝を果たした。
男子は1区(10km)を務めた増子陽太(3年)が28分20秒と驚異的な区間新記録を樹立。同校の先輩、山口智規(現・早大)の持つ区間記録を50秒も更新した。2区(3km)の保芦摩比呂(3年)も区間賞の走りでリードを拡大すると、3区(8.1075km)のインターハイ5000m3位の栗村凌(3年)が23分16秒で34年ぶりの区間新記録を叩き出す。
4区(8.0875km)の末田唯久海(3年)もトップでタスキをつなぎ、5区(3km)のルーキー・美澤央佑(1年)は8分28秒の区間タイ記録で走破。6区(5km)の杉村大豪(2年)、最終7区(5km)を務めた国スポ少年B3000m5位の若田大尚(1年)も区間賞を獲得し、オール区間賞で15連覇を果たした。
2位には1区から2位を守った田村が2時間9分07秒が入り、3位には帝京安積が2時間12分11で続いた。
女子は、少年A3000m5位入賞のエース・湯田和未(3年)が1区(6km)を20分19秒の区間賞発進。2区(4.0975km)の丹野星愛(2年)、3区(3km)の佐藤舞歩(3年)も連続区間賞で後続との差を3分10秒に広げる。4区(3km)の金原埜乃(2年)、5区(5km)の岩橋菜乃(2年)も区間賞で走破。男子に次ぐオール区間賞の1時間10分47秒で10連覇を果たし、地区代表を含めて13年連続13回目の都大路出場を決めた。
2位には1時間16分29秒で会津若松ザベリオが入った。昨年5位からのジャンプアップだった。3位は1時間17分29秒で日大東北が続いた。
全国大会は12月21日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.07
-
2025.12.07
-
2025.12.07
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.07
パリ五輪トライアスロン金のイーが2時間6分38秒! ファラーに次ぐ英国歴代2位/バレンシアマラソン
バレンシアマラソンが12月7日、スペインの同地で行われ、男子ではアレックス・イー(英国)が2時間6分38秒の7位に入った。 27歳のイーは、2024年パリ五輪トライアスロンの金メダリストで、2021年の東京五輪でも銀メダ […]
2025.12.07
女子・ジェプコスゲイが歴代4位の2時間14分00秒 男子はコリルが2時間2分24秒でV/バレンシアマラソン
バレンシアマラソンが12月7日、スペインの同地で行われ、女子はJ.ジェプコスゲイ(ケニア)が世界歴代4位の2時間14分00秒で優勝を飾った。 女子にはジェプコスゲイのほか、9月の東京世界選手権金メダリストのP.ジェプチル […]
2025.12.07
大迫傑、34歳で自身3度目のマラソン日本新!プロ活動、五輪後引退表明から復帰、メーカー契約変更と独自路線歩む
男子マラソンの大迫傑(リーニン)が、12月7日のバレンシアマラソンで2時間4分55秒(速報値)で4位となり、鈴木健吾(富士通)が21年に出した2時間4分56秒の日本記録を1秒上回った。 1991年5月23日生まれの大迫は […]
2025.12.07
34歳の大迫傑が2時間4分55秒の日本新で4位 鈴木健吾の記録を1秒塗り替える /バレンシアマラソン
バレンシアマラソンが12月7日、スペインの同地で行われ、男子では34歳の大迫傑(リーニン)が2時間4分55秒(速報値)で4位だった。 これまでの日本記録は2021年に出した鈴木健吾(当時富士通)の2時間4分56秒で、これ […]
2025.12.07
順大が大学生の部制覇! 一般の部はコモディイイダの9連覇止めた警視庁がV/奥多摩渓谷駅伝
第87回奥多摩渓谷駅伝は12月7日、東京・青梅市、奥多摩町内の特設コースで行われ、大学生の部は順大が2時間14分29秒で優勝した。 順大は山下健秀(4年)、半澤康(4年)、堀口颯亮(4年)、辰巳舜(4年)、金原祥汰(4年 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025