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2025.10.07

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女子走高跳・森﨑優希が自己新の1m85ジャンプ! 古賀ジェレミー、髙城昊紀が110mHでU20日本新 湯上剛輝も地元で快投/滋賀国スポ
女子走高跳・森﨑優希が自己新の1m85ジャンプ! 古賀ジェレミー、髙城昊紀が110mHでU20日本新 湯上剛輝も地元で快投/滋賀国スポ

成年女子走高跳で優勝した森﨑優希

◇滋賀国民スポーツ大会(10月3日~7日/滋賀・平和堂HATOスタジアム:彦根総合スポーツ公園陸上競技場)4日目

滋賀国民スポーツ大会・陸上競技の4日目が行われ、成年女子走高跳は森﨑優希(東京・日女体大)が自己記録を3cm更新する学生歴代6位タイの1m85で優勝した。

「1週間前のリハーサルの時もすごく調子が良くて、いけるかもしれないと思っていました。1m85を跳べたのは自分でもびっくり。今シーズンを良いかたちで締めくくれてうれしいです」と森﨑。昨年までの自己ベストは1m77だったが、8月には1m82を跳んでおり、好調ぶりを示す結果となった。

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「これまでは高さに身構えていましたが、挑戦する気持ちで臨めるようになりました」と精神面の安定が今季の躍進につながっているという。「技術面は良くなっているので、パワーをつけて、さらに上に目指したいです」と、来シーズンに向けてさらなる飛躍を誓った。

ハードル種目では好記録が続出。U20規格で行われた少年男子共通110mハードルは、古賀ジェレミー(東京・東京高3)がU20世界歴代11位、U20日本新記録の13秒07(+0.7)で制し、泉谷駿介(現・住友電工)のU20日本記録(13秒19)を大幅に更新した。

3位の髙城昊紀(宮崎・宮崎西高2)も従来のU20日本記録を上回る13秒17の好タイム。13秒24(+1.2)のU18日本新をマークした予選に続く快走となった。

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少年女子共通100mハードルでは、石原南菜(栃木・白鴎大足利高2)が13秒29(+0.8)で自身の高校記録を0.01秒更新してV。2位の井上凪紗(兵庫・滝川二高3)も13秒34の好記録だった。

少年男子A300mハードルは、インターハイ400mハードル6位の栃木匠吾(千葉・市柏高3)が高校歴代2位となる35秒42で初タイトルを獲得。少年女子A300mハードルはガードナ・レイチェル麻由(神奈川・法政二高3)が高校歴代2位の41秒11で制した。さらに、41秒27で2位の楠田ゆうな(鹿児島・鹿児島女高2)、41秒44で3位の阪真琴(長野・佐久長聖高2)は従来のU18日本記録(41秒46)を上回っている。

真野友博(広島・クラフティア)、赤松諒一(岐阜・SEIBU PRINCE)、瀬古優斗(滋賀・FAAS)の東京世界選手権代表3人が顔をそろえた成年男子走高跳は真野が2m29で優勝。自身の大会記録を1cm塗り替えた。赤松も2m29をクリアしたが、試技数の差で2位。瀬古が2m26で3位に入った。

男子円盤投では湯上剛輝(滋賀・トヨタ自動車)が57m97を投げ地元で快勝。成年女子100mは11秒57(+0.4)で優勝した御家瀬緑(北海道・住友電工)に続いて、100mハードル代表の中島ひとみ(兵庫・長谷川体育施設)が11秒66で2位に入った。

成年男子100mは黒木海翔(福岡・中大)が10秒17(+0.3)で優勝。東福岡高3年時に鹿児島国体でマークした10秒19の自己記録を2年ぶりに更新した。

少年女子B1500mは、メリー・ムソニ(青森・青森山田高1)が4分24秒94で優勝。村松帆乃美(神奈川・東海大相模高1)が日本人トップの4分25秒78で2位に入り、全中優勝の是枝愛香(三重・内部中3)が今季中学最高の4分25秒81で3位と健闘している。

少年男子A円盤投は東琉空(三重・稲生高3)が51m33でインターハイに続き全国制覇。少年男子B砲丸投(5kg)は川﨑裕太(岡山・岡山商大附1)が6投目に17m61をプットして3位からの逆転優勝を果たした。

◇滋賀国民スポーツ大会(10月3日~7日/滋賀・平和堂HATOスタジアム:彦根総合スポーツ公園陸上競技場)4日目 滋賀国民スポーツ大会・陸上競技の4日目が行われ、成年女子走高跳は森﨑優希(東京・日女体大)が自己記録を3cm更新する学生歴代6位タイの1m85で優勝した。 「1週間前のリハーサルの時もすごく調子が良くて、いけるかもしれないと思っていました。1m85を跳べたのは自分でもびっくり。今シーズンを良いかたちで締めくくれてうれしいです」と森﨑。昨年までの自己ベストは1m77だったが、8月には1m82を跳んでおり、好調ぶりを示す結果となった。 「これまでは高さに身構えていましたが、挑戦する気持ちで臨めるようになりました」と精神面の安定が今季の躍進につながっているという。「技術面は良くなっているので、パワーをつけて、さらに上に目指したいです」と、来シーズンに向けてさらなる飛躍を誓った。 ハードル種目では好記録が続出。U20規格で行われた少年男子共通110mハードルは、古賀ジェレミー(東京・東京高3)がU20世界歴代11位、U20日本新記録の13秒07(+0.7)で制し、泉谷駿介(現・住友電工)のU20日本記録(13秒19)を大幅に更新した。 3位の髙城昊紀(宮崎・宮崎西高2)も従来のU20日本記録を上回る13秒17の好タイム。13秒24(+1.2)のU18日本新をマークした予選に続く快走となった。 少年女子共通100mハードルでは、石原南菜(栃木・白鴎大足利高2)が13秒29(+0.8)で自身の高校記録を0.01秒更新してV。2位の井上凪紗(兵庫・滝川二高3)も13秒34の好記録だった。 少年男子A300mハードルは、インターハイ400mハードル6位の栃木匠吾(千葉・市柏高3)が高校歴代2位となる35秒42で初タイトルを獲得。少年女子A300mハードルはガードナ・レイチェル麻由(神奈川・法政二高3)が高校歴代2位の41秒11で制した。さらに、41秒27で2位の楠田ゆうな(鹿児島・鹿児島女高2)、41秒44で3位の阪真琴(長野・佐久長聖高2)は従来のU18日本記録(41秒46)を上回っている。 真野友博(広島・クラフティア)、赤松諒一(岐阜・SEIBU PRINCE)、瀬古優斗(滋賀・FAAS)の東京世界選手権代表3人が顔をそろえた成年男子走高跳は真野が2m29で優勝。自身の大会記録を1cm塗り替えた。赤松も2m29をクリアしたが、試技数の差で2位。瀬古が2m26で3位に入った。 男子円盤投では湯上剛輝(滋賀・トヨタ自動車)が57m97を投げ地元で快勝。成年女子100mは11秒57(+0.4)で優勝した御家瀬緑(北海道・住友電工)に続いて、100mハードル代表の中島ひとみ(兵庫・長谷川体育施設)が11秒66で2位に入った。 成年男子100mは黒木海翔(福岡・中大)が10秒17(+0.3)で優勝。東福岡高3年時に鹿児島国体でマークした10秒19の自己記録を2年ぶりに更新した。 少年女子B1500mは、メリー・ムソニ(青森・青森山田高1)が4分24秒94で優勝。村松帆乃美(神奈川・東海大相模高1)が日本人トップの4分25秒78で2位に入り、全中優勝の是枝愛香(三重・内部中3)が今季中学最高の4分25秒81で3位と健闘している。 少年男子A円盤投は東琉空(三重・稲生高3)が51m33でインターハイに続き全国制覇。少年男子B砲丸投(5kg)は川﨑裕太(岡山・岡山商大附1)が6投目に17m61をプットして3位からの逆転優勝を果たした。

女子走高跳学生歴代10傑

1.95 佐藤恵(福岡大)    1987. 5.17 1.93 太田陽子(日体大1)  1993. 9.18 1.93 今井美希(中京女大4) 1997. 9.14 1.90 八木たまみ(関東学園大)1978.10.19 1.90 貞廣千波(中京女大4) 1994.11. 2 1.85 青山幸(中京女大M1)  2000. 4.29 1.85 森﨑優希(日女体大2)  2025.10. 6 1.84 加藤純子(天理大)   1985.10. 5 1.84 漆原延江(筑波大)   1985.10.23 1.84 若林和美(富山大)   1986. 5.31

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