◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目
東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、女子400mはシドニー・マクローリン・レヴロン(米国)が世界歴代2位、大会新の47秒78でこの種目初優勝を飾った。22年オレゴン大会では400mハードルを制しており、この2種目を制した史上初の選手となった。
降りしきる雨のなか、マクローリン・レヴロンが序盤から飛ばす。200m通過が22秒95。最後の直線に入って外側から2連覇を狙うパリ五輪女王マルレイディ・パウリノ(ドミニカ共和国)、19年ドーハ大会覇者のサルワ・エイド・ナセル(バーレーン)が追うが、それを許さない。
マクローリン・レヴロンは第1回大会の1983年ヘルシンキ大会でヤルミラ・クラトフヴィロヴァ(チェコスロバキア)が作って以来破られなかった47秒99の大会記録を42年ぶりに更新、1985年にマリタ・コッホ(東ドイツ)が作った世界記録47秒60に0.18秒と迫る激走を見せた。
2位のパウリノも従来の大会記録を上回る世界歴代3位の47秒98、ナセルは48秒19で3位だった。
女子400m世界歴代10傑をチェック!
47.60 M.コッホ(東ドイツ) 1985.10. 6 47.78 S.マクローリン・レヴロン(米国) 2025. 9.18 47.98 M.パウリノ(ドミニカ共和国) 2025. 9.18 47.99 J.クラトフヴィロヴァ(チェコスロバキア) 1983. 8.10 48.14 S.E.ナセル(バーレーン)D 2019.10. 3 47.98 M.パウリノ(ドミニカ共和国) 2025. 9.18 48.25 M.-J.ペレク(フランス) 1996. 7.29 48.27 O.ヴラディキナ/ブリツギナ(ソ連/ウクライナ) 1985.10. 6 48.36 S.ミラー・ウイボ(バハマ) 2021. 8. 6 48.57 N.プライス(ジャマイカ) 2024. 7.20RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.09.18
-
2025.09.18
2025.09.12
前夜祭イベントでギネス“世界新” 寺田明日香が高速道路KK線でリレー参加/東京世界陸上
2025.09.13
明日午前開催の女子マラソン 鈴木優花の補欠登録を解除/東京世界陸上
-
2025.09.14
-
2025.09.13
-
2025.09.15
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
-
2025.08.19
-
2025.08.24
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.09.18
マクローリン・レヴロン47秒78!!降りしきる雨のなか女子400m世界歴代2位、大会新の激走/東京世界陸上
◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、女子400mはシドニー・マクローリン・レヴロン(米国)が世界歴代2位、大会新の47秒78でこの種目初優勝を飾った。 […]
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/