◇天皇賜盃第94回日本学生対校選手権(6月5日~8日/岡山・JFE晴れの国スタジアム)3日目
学生日本一を決める日本インカレの3日目が行われ、女子100mハードルは島野真生(日女体大院)が自身の学生記録を0.02秒塗り替える13秒02(-1.8)で2年ぶり優勝を飾った。
午前中に行われた準決勝で4年ぶり大会新となる13秒15(+1.0)を出していた島野。「バタバタしてしまったので、決勝は思い通りの走りができれば12秒9は出ると思ったいました」と、決勝は集中力を高めて臨んだ。
「自分のレースはできました」と、島野は鋭いハードリングを見せる。スタートは2連覇が懸かる前学生記録保持者・本田怜(順大)に先行を許したが、島野は3台目あたりで並びかけると、中盤からはリードを奪ってそのままフィニッシュラインを駆け抜けた。
日体大では1、4年を優勝を飾っており、2年ぶり3度目の栄冠。「あまりメダルは見ないタイプなのですが、これまで金、銅、なし、金、銅で、(今年は)金だったらいいなと思っていました。だから、取れてうれしいです」と笑顔がこぼれる。
ただ、強い向かい風の影響もあり、学生初の12秒台にはあと一歩。フィニッシュ直後も悔しそうに天を仰ぎ、「後半に力が逃げてしまった」と悔しがる。
大学院2年目を迎え、今季は絶好調。4月は日本学生個人選手権を13秒10で制してワールドユニバーシティゲームズ代表推薦を得ると、4月29日の織田記念では13秒04の学生新記録を樹立。6月1日の布勢スプリントでは追い風参考ながら12秒93(+3.0)をマークしている。今大会は、7月の日本選手権を見据え「シニアの方々にプレッシャーをかけたかった」と公認の12秒台突入に燃えていた。
それでも気持ちを切り替え、「日本選手権までの1ヵ月、スプリントを鍛えて、ハードリングを楽にできるようになれば」と島野。東京高ではインターハイ優勝、学生でも頂点に立ったハードラーが、日本一の座を懸ける舞台での快走を誓った。
【動画】島野が日本学生新!!女子100mH決勝のレースをチェック!
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