◇第104回関東インカレ(5月8~11日/神奈川・相模原ギオンスタジアム)4日目
学校対抗の第104回関東インカレの4日目が行われ、男子2部5000mはスティーブン・ムチーニ(創価大)が13分32秒59で優勝した。日本人トップの5位に野中恒亨(國學院大)が13分52秒93で入っている。
今大会の國學院大勢は10000mで青学大勢、ハーフマラソンでは駒大勢の後塵を拝する結果が続いていた。「日本人トップを最低でも取って、悪い流れを断ち切ろうと思っていました」と野中。奮起して臨んだ5000mだった。
序盤から留学生が先頭付近を固め、1000mを2分39秒、2000mを5分21秒で通過する。野中は留学生に食らいついてレースを進め、「外国人選手にしっかりついていくという姿勢は見せられたと思います」。じわじわと離され「勝負に徹しました」と、日本人トップは譲らなかった。
新チームになってから宮古島大学駅伝優勝、日本学生ハーフで1時間0分台連発、EXPO EKIDENで学生勢トップと存在感を示してきた。「チームとしては良い軌道に乗っていると思っていますが、このままではいけないと思っています」と危機感も口にする。
主将の上原琉翔が引っ張るチームは「すごく良いチームになっていると思っています。箱根駅伝総合優勝まで気持ちを切らさずにやっていきたいです」。再び箱根の頂点に挑むシーズンはまだまだ始まったばかりだ。
日本人トップで見せ場を作り、「一応(悪い)流れは止められたと思っています。ここから駅伝に向けてチーム全体でやっていきたいです」と、まっすぐなまなざしで語った。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.15
-
2025.11.14
-
2025.11.14
-
2025.11.10
-
2025.11.10
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.15
仙台育英高・長森結愛が3000m高1歴代2位の9分04秒77! 米澤奈々香 4年ぶり自己新の5000m15分26秒64/日体大長距離競技会
11月15日、神奈川横浜市の日体大健志台陸上競技場で第324回日体大長距離競技会兼第18回NITTAIDAII Challenge Gamesが行われ、NCG女子3000mでは高校1年生の長森結愛(仙台育英高・宮城)が留 […]
2025.11.15
好調の楠岡由浩が1万m27分52秒09 帝京大初27分台! 高1のビリスが27分33秒99のU18世界歴代5位/日体大長距離競技会
11月15日、神奈川横浜市の日体大健志台陸上競技場で第324回日体大長距離競技会兼第18回NITTAIDAII Challenge Gamesが行われ、NCG男子10000mでは楠岡由浩(帝京大)が27分52秒09の自己 […]
2025.11.15
レジェンド・金丸祐三さん、塚原直貴さんが参加! サニブラウンとともに陸上教室講師として/RIKUJOフェスティバル
11月15日、日本陸連はRIKUJOフェスティバル(11月29日/東京・国立競技場)で実施する「RIKUJOスクール(子ども向け陸上教室)」の講師に、東京世界選手権代表のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)とともに、 […]
2025.11.15
関大が56年ぶりV! 6区・嶋田匠海の区間新で逆転 2位関学大、3位大経大 オープン参加の青学大も好走/丹後大学駅伝
◇丹後大学駅伝/第87回関西学生駅伝(11月15日/京都・宮津市民体育館~京丹後はごろも競技場着8区間74.7km) 11月15日、関西学生駅伝が行われ、関大が3時間45分55秒で56年ぶり12回目の優勝を飾った。 関大 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025