HOME 国内

2025.04.29

円盤投・湯上剛輝が63m85&64m48日本新連発!米国で5年ぶり快挙、東京世界陸上の開催国枠設定記録も突破
円盤投・湯上剛輝が63m85&64m48日本新連発!米国で5年ぶり快挙、東京世界陸上の開催国枠設定記録も突破

24年兵庫リレー円盤投を制した湯上剛輝

男子円盤投日本歴代10傑をチェック!

64.48 湯上剛輝(トヨタ自動車) 2025. 4.28←NEW
62.59 堤雄司(ALSOK群馬) 2020. 3.27
62.52 幸長慎一(四国大AC) 2023. 4. 8
60.22 川崎清貴(大昭和製紙) 1979. 4.22
60.10 畑山茂雄(ゼンリン) 2007. 6. 3
59.95 北原博企(新潟医療福祉大4) 2024. 6.16
58.53 米沢茂友樹(オリコ) 2017. 6.25
58.36 知念豪(ゼンリン) 2016. 6.26
58.08 山崎祐司(竜ヶ崎一高教) 1986. 4.12
57.18 小林志郎(新潟日報社) 2009. 6.25

4月26日に米国・オクラホマで行われたオクラホマ・スロー・チャレンジで、男子円盤投の湯上剛輝(トヨタ自動車)が5年ぶり日本新記録となる64m48をマークした。 1投目に62m59と、4月17日の同大会で出したばかりの日本歴代2位タイの自己記録(62m52)を7㎝更新すると、続く2投目に63m85の快投。堤雄司(ALSOK群馬)が20年3月に出した日本記録62m59を大幅に塗り替えるとともに、9月に開かれる東京世界選手権の開催国枠派遣設定記録(62m60)も突破した。 この日の湯上の勢いはまだ止まらない。4投目にも従来の日本記録を上回る63m38をマークすると、最終投てきにこの日2度目の日本新となる大アーチ。自己新4発、従来の日本記録を3度上回る圧巻のシリーズだった。 湯上は1993年4月14日生まれの32歳。滋賀県出身。中京大時代に円盤投で頭角を現し、18年の日本選手権では3度も日本記録を樹立する圧巻のシリーズで、62m16で優勝している。同年はアジア大会では6位に入賞した。生まれつき両耳の聴力がほとんどなく、デフアスリートとしても戦っている。 シーズンイン早々から好調ぶりを示し、今回の5年ぶり日本記録奪還へとつなげた湯上。5月末に韓国・クミで開かれるアジア選手権の代表も代表入り。初の世界選手権出場や11月のデフリンピックに向けて、大いに弾みをつけた。

男子円盤投日本歴代10傑をチェック!

64.48 湯上剛輝(トヨタ自動車) 2025. 4.28←NEW 62.59 堤雄司(ALSOK群馬) 2020. 3.27 62.52 幸長慎一(四国大AC) 2023. 4. 8 60.22 川崎清貴(大昭和製紙) 1979. 4.22 60.10 畑山茂雄(ゼンリン) 2007. 6. 3 59.95 北原博企(新潟医療福祉大4) 2024. 6.16 58.53 米沢茂友樹(オリコ) 2017. 6.25 58.36 知念豪(ゼンリン) 2016. 6.26 58.08 山崎祐司(竜ヶ崎一高教) 1986. 4.12 57.18 小林志郎(新潟日報社) 2009. 6.25

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.16

【プレゼント】ハーツ&ハーツクリニックの「メタリックネックレスⅤ」/2026年1月号

装着するだけで呼吸が楽になり、ピッチ&ストライドアップが図られるとアスリートの間で大人気の<ハーツ&ハーツクリニック>のメタリックネックレスは、今シーズンも各駅伝大会でランナーの快走をサポートしている。 そして […]

NEWS 日本パラスポーツ賞大賞に男子円盤投・湯上剛輝!東京デフリンピックで金メダル、東京世界陸上も出場

2025.12.16

日本パラスポーツ賞大賞に男子円盤投・湯上剛輝!東京デフリンピックで金メダル、東京世界陸上も出場

第9回日本パラスポーツ賞の受賞者が12月15日に発表され、男子円盤投の湯上剛輝(トヨタ自動車)が大賞に選出された。 同賞は国内外の障がい者スポーツで優れた成績を残した選手、団体を表彰するもの。聴覚障がい者の大賞受賞は初だ […]

NEWS 関西スポーツ賞に20㎞競歩世界新・山西利和、800m東京世界陸上出場・久保凛が選出!

2025.12.15

関西スポーツ賞に20㎞競歩世界新・山西利和、800m東京世界陸上出場・久保凛が選出!

第69回関西スポーツ賞の個人部門に、男子20km競歩で世界新記録を樹立した山西利和(愛知製鋼)、東京世界選手権女子800m出場の久保凛(東大阪大敬愛高3)が選出された。 同賞はその年の優秀な成績、関西スポーツ界への貢献度 […]

NEWS なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは
PR

2025.12.15

なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは

スイスのスポーツブランド「On(オン)」。同社は、陸上の男子3000m障害の日本記録保持者で、9月に東京で開催された世界選手権で最後まで優勝争いを演じて8位入賞を果たした三浦龍司(SUBARU)や、学生時代から駅伝やトラ […]

NEWS 2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

2025.12.15

2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

2026年度日本学連主催大会スケジュールをチェック! 日本学生個人選手権 4月24日(金)~26日(日) 神奈川・平塚 実業団・学生対抗 6月27日(土) 神奈川・平塚 日本インカレ 9月5日(土)~9月7日(月) 神奈 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top