2025.04.01
シスメックス女子陸上部は4月1日、新監督に高知・山田高で監督を務めていた永田克久氏(60)が就任し、3選手が新たに加入すると発表した。
高知県出身の永田氏は日大時代には3年連続で箱根駅伝に出場。2年時に8区で12位に入っている。1990年から地元で高校教諭として指導に当たり、2007年には全国高校駅伝女子で高知県勢初入賞となる8位。15年には7位に入った。個人では17年ロンドン世界選手権5000m代表の楠(鍋島)莉奈(積水化学)らを輩出している。
シスメックスは22年末に森川賢一前監督が死去。高尾博教コーチが監督代行として指導に当たっていた。永田氏は「選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、全力でサポートしていきたいと思います。主体性を持った人間性豊かな選手の育成を図って、チーム一丸となり目標に向かってともに進んでいきます」などとコメントした。
高知・山田高の穗岐山芽衣、京都・立命館宇治高の大西桃花、立命大の中地こころの3選手が新たに加入する。
穗岐山は高知・香長中3年時に全中と全国中学駅伝に出場。山田高では1年時から全国高校駅伝に出走し、2、3年時は1区を担っている。トラックでも活躍し、3年時はU20日本選手権5000mで2位、インターハイでは1500mで3位、3000mでは7位と2種目で入賞した。
京都府出身の中地は、立命館宇治高3年時に都大路で3区8位。立命大では1年時に全日本大学女子駅伝と全日本大学女子選抜駅伝に出場し、3年時には全日本大学女子駅伝で4区区間賞を獲得している。
大西は2、3年時に全国高校駅伝に出場。2年時は2区区間9位、3年時は5区区間賞でそれぞれチームの3、4位に貢献した。3年時は1500mと3000mでインターハイ出場も果たした。
シスメックスは女子マラソン前日本記録保持者の野口みずきが現役時代に所属。3年ぶりに出場した昨年の全日本実業団対抗女子駅伝は14位だった。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.08.01
編集部コラム「夏の思い出」
2025.08.01
埼玉医科大Gの佐々木萌那が現役引退 昨年はプリンセス駅伝にも出場
-
2025.08.01
-
2025.07.31
-
2025.07.31
-
2025.07.26
-
2025.07.26
-
2025.07.24
-
2025.07.05
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.08.01
トワイライト・ゲームスエントリー発表 男子は桐生祥秀、栁田大輝、泉谷駿介、豊田兼 女子はフロレス・アリエ、福部真子ら
関東学連は8月1日、第20回トワイライト・ゲームス(8月20日/神奈川・日産スタジアム)のエントリー選手を発表した。 男子100mには日本選手権覇者の桐生祥秀(日本生命)を筆頭に、小池祐貴や多田修平(いずれも住友電工)、 […]
2025.08.01
編集部コラム「夏の思い出」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
2025.08.01
埼玉医科大Gの佐々木萌那が現役引退 昨年はプリンセス駅伝にも出場
埼玉医科大グループの女子駅伝部は、7月31日付で佐々木萌那が現役を引退したと発表した。 佐々木は青森山田高出身で、高3時には全国高校駅伝でアンカーの5区を走っている。高校卒業後、21年にホクレンへ加入。同部が23年3月末 […]
2025.08.01
東北中学総体の会場を急きょ変更 あづま総合運動公園でクマ出没、信夫ヶ丘陸上競技場で実施
福島県中体連は8月1日、東北中学総体(8月6日~7日)の会場を福島市のあづま総合運動公園(とうほう・みんなのスタジアム)から、同市内の信夫ヶ丘陸上競技場(誠電社WINDYスタジアム)へ変更すると発表した。 同日午前11時 […]
Latest Issue
最新号

2025年8月号 (7月14日発売)
詳報!日本選手権
IH地区大会