2025.03.31
ヤクルトは3月31日、武田凜太郎と髙橋翔也の現役引退を発表した。
武田は1994年生まれの30歳。千葉・野田一中から東京・早稲田実高に進み、高3時には都道府県対抗男子駅伝5区区間賞などの実績を残した。早大進学後は4年連続で箱根駅伝に出場するなどチームの主軸として活躍。4年時には日本インカレ10000mで日本人トップにも輝いている。
ヤクルト入社後も力をつけ、5年目の2022年大阪でマラソンンに初挑戦して2時間8分48秒をマーク。23年にはパリ五輪代表選考レースのマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)にも出場した。ニューイヤー駅伝でも20年(7位)、21年(8位)の入賞にいずれも1区で貢献している。
チームのSNSを通じて、「8年間ヤクルトのユニフォームを着て走ることができ、幸せでした。陸上競技で培った経験を活かし、自分らしく日々の仕事に向き合っていきたいと思います」とコメントした。
髙橋は1998年生まれの26歳。千葉・小金北中から市船橋高へ進み、高3時には全国高校駅伝の1区を走った。中央学大では1年時4区、2年時に2区と箱根駅伝に2度出走している。
2021年にヤクルトへ入社してからはニューイヤー駅伝出走こそなかったが、トラック、ロードで実績を残し、初マラソンだった24年大阪マラソンでは2時間11分11秒をマークしている。
高橋は「沿道から『ヤクルト頑張れ!』とたくさんの方々から応援をしていただけて、力が湧いてきたことをすごく覚えています。本当にありがとうございました!」と綴った。
※記事を修正しました。
現役引退を発表した武田と髙橋のコメントをチェック
武田凜太郎 「8年間ヤクルトのユニフォームを着て走ることができ、幸せでした。ニューイヤー駅伝で入賞できた喜びは今でも忘れません。これまでたくさんのご声援ありがとうございました。4月からは新たな道で再スタートとなります。陸上競技で培った経験を活かし、自分らしく日々の仕事に向き合っていきたいと思います」 髙橋翔也 「4年間応援ありがとうございました。なかなか思い通りにならない時期が多かったですが、駅伝やマラソンに出場した際には、沿道から『ヤクルト頑張れ!』とたくさんの方々から応援をしていただけて、力が湧いてきたことをすごく覚えています。本当にありがとうございました! これからもヤクルト陸上競技部を応援していただけたら幸いです」
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.05.15
-
2025.05.15
-
2025.05.15
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]
2025.06.15
3000m障害・青木涼真が8分23秒58で3位!5年連続世界大会出場目指して好走/WAコンチネンタルツアー
男子3000m障害の青木涼真(Honda)が6月14日、オーストリア・ウィーンで行われた「Track Nigh Vienna」に出場し、8分23秒58で3位に入った。 青木は一昨年のU23欧州王者であるA.キヤダ(スペイ […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会