HOME 国内、日本代表

2025.03.23

泉谷駿介が走幅跳で4位入賞! 日本歴代6位の8m21で快挙達成!/世界室内
泉谷駿介が走幅跳で4位入賞! 日本歴代6位の8m21で快挙達成!/世界室内

24年全日本実業団走幅跳で8m14を跳んで優勝した泉谷駿介

男子走幅跳日本歴代10傑

8.40 1.5 城山正太郎(ゼンリン)  2019. 8.17
8.36 0.6 橋岡優輝(富士通)    2021. 6.27
8.26 1.0 吉田弘道(神崎郡陸協)  2023. 5.21
8.25 1.6 森長正樹(日大3)     1992. 5. 5
8.23 0.6 津波響樹(東洋大4)    2019. 8.17
8.21i   泉谷駿介(住友電工)   2025. 3.23
8.20 1.8 寺野伸一(サンクラブ)  2004. 6. 6
8.18 1.3 菅井洋平(ミズノ)    2015. 4.18
8.17 0.9 山川夏輝(佐賀県スポ協) 2022. 6.19
8.15 2.0 田川茂(ミズノ)     1999. 6.12

◇南京世界室内選手権(3月21~23日/中国・南京)3日目 世界室内選手権の最終日が行われ、男子走幅跳の泉谷駿介(住友電工)が日本歴代6位の8m21で4位入賞の快挙を成し遂げた。 男子110mハードル日本記録(13秒04)保持者で、23年ブダペスト世界選手権5位の実績を持つ泉谷。高校時代は八種競技でインターハイを制し、昨年の全日本実業団選手権では走幅跳で8m14(当時日本歴代10位)を跳ぶなど非凡な才能を見せてきたが、世界の舞台でその実力を証明した。 1回目こそ7m59にとどまったが、2回目に8m21のビッグジャンプで4位に浮上。その後は3回目をパス、4回目に7m72を跳び、5回目以降は棄権となったが、順位をしっかりとキープ。東京、パリ五輪金メダリストのミルティアディス・テントグルー(ギリシャ)ら世界の強豪を抑え、この種目では85年パリ大会8位入賞の臼井淳一以来、40年ぶりの日本人入賞を飾った。 優勝はパリ五輪3位のマッティア・フルラーニ(イタリア)で8m30。パリ銀メダルのウェイン・ピノックが8m29で2位となり、リアム・アドコック(豪州)が8m28で銅メダルを獲得している。 泉谷は大会前の会見で「自分の可能性を最大限発揮するために、純粋に挑戦したい気持ちが大きかった」と110mハードルと走幅跳の2種目挑戦への意気込みを語っており、東京世界選手権では「2種目メダルを目標にしています」と公言。今大会に向けても「2種目に耐えられるような身体作りをするため、ケガをしないギリギリのラインで練習量も増やしました」と話していた。 「8m27の世界選手権の参加標準記録を突破して3番以内に入りたい」という大会前に掲げた目標には、記録、順位ともわずかに届かなかったが、9月の世界選手権に向けて価値ある大会となった。

男子走幅跳日本歴代10傑

8.40 1.5 城山正太郎(ゼンリン)  2019. 8.17 8.36 0.6 橋岡優輝(富士通)    2021. 6.27 8.26 1.0 吉田弘道(神崎郡陸協)  2023. 5.21 8.25 1.6 森長正樹(日大3)     1992. 5. 5 8.23 0.6 津波響樹(東洋大4)    2019. 8.17 8.21i   泉谷駿介(住友電工)   2025. 3.23 8.20 1.8 寺野伸一(サンクラブ)  2004. 6. 6 8.18 1.3 菅井洋平(ミズノ)    2015. 4.18 8.17 0.9 山川夏輝(佐賀県スポ協) 2022. 6.19 8.15 2.0 田川茂(ミズノ)     1999. 6.12

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.15

NCG5000mはアジア選手権5位・荒井七海が13分47秒58で日本人トップ!東海大・永本脩が学生トップ/日体大長距離競技会

第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)の2日目が6月15日に行われ、最終種目のNCG男子5000mはB.キプトゥー(麗澤大)が13分46秒77で1着を占め […]

NEWS 小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク

2025.06.15

小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク

男子3000m障害日本歴代10傑をチェック! ■男子3000m障害日本歴代10傑 8.09.91 三浦龍司(順大4) 2023. 6. 9 8.18.93 岩水嘉孝(トヨタ自動車) 2003. 8.23 8.19.52  […]

NEWS 久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

2025.06.15

久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

◇インターハイ近畿地区大会(6月12~15日/京都市・たけびしスタジアム京都)4日目 広島インターハイを懸けた近畿地区大会の4日目が行われ、女子800mは久保凛(東大阪大敬愛3大阪)が昨年自らがマークした大会記録を0.7 […]

NEWS 青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

2025.06.15

青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NDG)の1日目が6月14日に行われ、雨のなか、各組で好レースが繰り広げられた。 男子10000mでは2組で1着(28分53 […]

NEWS 中大勢が海外5000mレースで好走!溜池一太が13分25秒11の自己新、濵口大和は自己2番目13分37秒54

2025.06.15

中大勢が海外5000mレースで好走!溜池一太が13分25秒11の自己新、濵口大和は自己2番目13分37秒54

6月14日にオーストリア・ウィーンで行われた「Track Nigh Vienna」の5000mに中大の溜池一太(4年)とルーキー・濵口大和が出場し、溜池は13分25秒11の自己新、濵口も13分37秒54のセカンドベストを […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top