國學院大陸上部は3月5日、2025年度の幹部6人とチームスローガン・チーム目標を発表した。
新主将には昨年の出雲駅伝と全日本大学駅伝で、いずれもトップに躍り出て逆転優勝への立役者となった上原琉翔(3年)が就く。上原は同級生や後輩たちからの人望が厚く、2月の日本学生ハーフマラソン選手権で3位に入るなど結果も残している。
チームスローガンは「はばちかす〜想いの継承、そして革新へ〜」に決定。「はばちかす」は上原の出身地・沖縄の方言で、「名声を高める、有名になる」という意味があり、「まだ達成できていない箱根駅伝総合優勝を成し遂げ、國學院大學の名をとどろかせたいという意味が込められています」と説明している。
2024年度は前主将の平林清澄(4年)を中心に「歴史を変える挑戦」を掲げたが、箱根駅伝総合優勝には届かなかった。その「箱根駅伝総合優勝」を新チームの目標とし、前体制の悔しさや思いを継承して「新チームの色で革新を遂げていきます!」とした。
このほか、副主将には1年時から学生三大駅伝で皆勤賞を続けているエース格の青木瑠郁(3年)、学生三大駅伝への登録はないものの昨年5月の関東インカレ(2部)1500mに出場している中野匠(同)が選ばれた。寮長には1年時に箱根駅伝7区7位の田中愛睦(2年)、主務は久本理朔(3年)、副務は小林亮太(同)がそれぞれ務める。
2024年度の國學院大は、青学大、駒大と並ぶ「3強」と称され、出雲駅伝と全日本大学駅伝で2冠。初の総合優勝を狙った箱根駅伝は総合3位だった。2月の日本学生ハーフや宮古島大学駅伝で存在感を示しており、新体制の戦いぶりにも注目だ。
國學院大の新年度スローガン・目標発表全文をチェック!
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.16
橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.15
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.19
全中駅伝に出場する女子48チームが出そろう 3連覇狙う京山をはじめ、大沢野、松橋などが全国切符 櫛形は20回目
9月から開催されてきた第33回全国中学校駅伝(12月14日)の都道府県予選が11月16日をもって終了し、47都道府県の代表に開催地枠で出場するチームを加えた全48チームが出そろった。 女子は前回の全国大会で2連覇を飾った […]
2025.11.19
全中駅伝男子・出場チームが決定! 17チームが初出場 塩山は第1回大会以来32年ぶり 京山、三島の全国V経験校も
9月から開催されてきた第33回全国中学校駅伝(12月14日)の都道府県予選が11月16日をもって終了し、47都道府県の代表に開催地枠で出場するチームを加えた全48チームが出そろった。 男子は2年前に全国制覇を達成している […]
2025.11.19
マラソン日本記録保持者・鈴木健吾が神奈川大のアンバサダー就任 「刺激や勇気を届けられる存在でありたい」
神奈川大は11月19日、男子マラソン日本記録保持者でOBの鈴木健吾が陸上部のアンバサダーに就任したと発表した。 鈴木は箱根駅伝では3年連続で2区を担い、3年時に区間賞を獲得。4年時には東京マラソンで2時間10分21秒で走 […]
2025.11.19
岡山・京山が今年も男女ともに全国出場! 全中1500m優勝・是枝愛香を擁する内部は26年ぶり/中学駅伝
12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝の出場を懸けた県大会が、11月14日から16日にかけて、全国10県で行われた。 14日の岡山県大会では、2年前に全国男女優勝、女子は昨年も連覇を飾った京山が圧倒的な継走を披露。 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025