2025.02.04

11年アジア選手権女子3000m障害4位で、現在はシスメックスに所属する堀江美里が2月2日の兵庫県郡市区対抗駅伝をもって引退することが、関係者への取材でわかった。
堀江は1987年生まれの37歳。兵庫・星陵高までは近畿大会出場が最高成績だったが、武庫川女大入学後に3000m障害に取り組み、日本のトップ選手へと成長する。08年の日本選手権では8位入賞を果たした。
大学卒業後、ノーリツに進み、11年日本選手権では10分02秒24と日本歴代6位(当時)で2位に入賞。同年のアジア選手権代表に選出され、本番では4位と健闘し、13年にもアジア選手権6位と2大会連続入賞を遂げている。
また、3000m障害と並行してマラソンにも挑戦。15年以降はロードに主軸を置き、16年のゴールドコーストで優勝、17年の大阪国際女子では生涯ベストとなる2時間25分44秒で2位に入っている。
20年にシスメックスに移籍してからも22年の大阪・びわ湖毎日統合大会、23年神戸マラソンで優勝するなど、長く活躍した。引退レースとなった兵庫県郡市区対抗駅伝では優勝のフィニッシュテープを切り、有終の美を飾った。
すでにプレイングコーチという立場だったが、関係者の話によると今後もチームをサポートしていく予定だという。
また、22年から在籍し、プリンセス駅伝などに出場した柴田彩花が1月をもって引退することも発表された。
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