2024.12.10
第101回箱根駅伝(2025年1月2日、3日)のチームエントリー16名が12月10日に発表された。
総合優勝11回を誇る順大だが、予選会は11位・東農大とわずか1秒差という薄氷を踏む思いで66回目の本戦を決めた。
だが、戦力は十分にシード権を狙える。エースで予選会日本人2位の浅井皓貴(4年)や、ハーフマラソンで1時間1分49秒を持つ海老澤憲伸(4年)が登録。前回の箱根で4区区間8位だった吉岡大翔(2年)もメンバーに名を連ねている。
10000mとハーフマラソンの2種目でベストを出した石岡大侑(3年)も登録。荒牧琢登(2年)、小林侑世(2年)、ハーフマラソンで自己記録を4分縮めて1時間3分台に入った古川達也(2年)ら、2年生は5人がメンバー入りしている。
実力のある1年生からはU20世界選手権3000m障害5位の永原颯磨、谷本昂士郎らスピードランナーがずらり。関東インカレ(1部)10000m8位で、甲佐10マイルで力走した玉目陸ら5人が登録された。一方、前回6区を務めた氷見哲太(3年)はメンバーから外れている。
今シーズンは全日本大学駅伝も逃しており、箱根で初めてタスキをつなぐ。浅井、海老澤ら主力に頼らない全員駅伝で2年ぶりとなるシード圏内返り咲きを目指す。
12月29日に区間エントリー10人と補員6人が発表。1月2日の往路、3日の復路スタートの1時間10分前(6時50分)にメンバー変更が認められる。往路、復路合わせて当日変更は6人までで、1日最大4人まで変更できる。
箱根駅伝2025 順大のエントリー選手をチェック!
◎前回17位、予選会10位 浅井 皓貴(4年/豊川高・愛知) 海老澤憲伸(4年/那須拓陽高・栃木) 堀越 翔人(4年/前橋育英高・群馬) 石岡 大侑(3年/出水中央高・鹿児島) 大倉 靖萌(3年/熊本学園大付高・熊本) 金原 祥汰(3年/浜松日体高・静岡) 荒牧 琢登(2年/開新高・熊本) 小林 侑世(2年/春日部東高・埼玉) 林 龍正(2年/大阪高・大阪) 古川 達也(2年/川崎橘高・神奈川) 吉岡 大翔(2年/佐久長聖高・長野) 池間 凛斗(1年/小林高・宮崎) 川原 琉人(1年/五島南高・長崎) 谷本昂士郎(1年/大牟田高・福岡) 玉目 陸(1年/出水中央高・鹿児島) 永原 颯磨(1年/佐久長聖高・長野)RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
-
2025.11.28
-
2025.11.27
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.28
中国陸連にWA加盟連盟賞 世界室内、ダイヤモンドリーグなど開催 競技会、ロードレースには600万人が参加
世界陸連(WA)は11月28日、ワールド・アスレティックス・アワード2025の加盟連盟賞に中国陸連を選出したと発表した。 加盟連盟賞は、年間を通して顕著な功績を挙げ、陸上競技の発展や知名度向上に大きく貢献した加盟連盟を表 […]
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は、11月20日時点の出場予定校を発表した。 箱根駅伝で総合3連覇を狙う青学大や、前回大会で2連覇を飾った國學院大、全日本大学駅伝2位の中大、出雲駅伝で2位の早大など関 […]
2025.11.28
22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告
世界陸連(WA)の独立不正調査機関「アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)」は11月27日、男子走幅跳でオレゴン世界選手権金メダルを獲得した王嘉男(中国)のドーピング疑惑について、違反はなかったことを確認し、処分 […]
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025