HOME 海外

2024.11.14

ダラス・ロング氏が84歳で死去 1964年東京五輪男子砲丸投金メダリスト 世界記録を6度更新

男子砲丸投の1964年東京五輪金メダリスト、ダラス・ロング氏(米国)が11月10日に84歳で亡くなったことがわかった。出身大学の南カリフォルニア大学が12日に発表した。

ロング氏は1960年代の砲丸投を席巻した選手。18歳だった59年に当時の世界記録に並ぶ19m25をマークし、以降65年までに6度の世界新記録を樹立。非公認の記録を含めると11回の世界記録をプットした。生涯ベストは64年の20m68。

南カリフォルニア大在学中には全米学生選手権で1960年から62年まで3連覇を達成した。1960年のローマ五輪では銅メダルを獲得し、64年の東京五輪では20m33を投げ当時の五輪記録を打ち立てて優勝している。

広告の下にコンテンツが続きます

医学博号を取得していたロング氏は引退後、歯科医のキャリアを経て、緊急医療の医師として従事していた。

男子砲丸投の1964年東京五輪金メダリスト、ダラス・ロング氏(米国)が11月10日に84歳で亡くなったことがわかった。出身大学の南カリフォルニア大学が12日に発表した。 ロング氏は1960年代の砲丸投を席巻した選手。18歳だった59年に当時の世界記録に並ぶ19m25をマークし、以降65年までに6度の世界新記録を樹立。非公認の記録を含めると11回の世界記録をプットした。生涯ベストは64年の20m68。 南カリフォルニア大在学中には全米学生選手権で1960年から62年まで3連覇を達成した。1960年のローマ五輪では銅メダルを獲得し、64年の東京五輪では20m33を投げ当時の五輪記録を打ち立てて優勝している。 医学博号を取得していたロング氏は引退後、歯科医のキャリアを経て、緊急医療の医師として従事していた。

【動画】東京五輪砲丸投・ダラス氏の投てきをチェック

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.17

日本陸連が育成年代の競技会ガイドラインを策定 来年の滋賀インターハイについて18時開始案など対応継続

日本陸連は12月17日に第106回理事会を開き、「育成年代における競技会ガイドライン」を策定したことを発表した。 このガイドラインは日本陸連がかねてから示している「競技者育成指針」に基づいたもので、「育成年代における競技 […]

NEWS 世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

2025.12.17

世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

日本陸連は12月17日、ボツワナ・ハボローネで26年5月2日~3日に開催される世界リレーの日本代表選考要項を発表した。 2027年北京世界選手権の出場権獲得、および世界選手権でのメダル獲得のため、戦略的に選手団をは編成す […]

NEWS U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

2025.12.17

U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

日本陸連は12月17日、米国・オレゴンで8月5日~9日に開催されるU20世界選手権の日本代表選考要項を発表した。 世界で活躍できるU20カテゴリートップレベルの競技者を派遣し、金メダル獲得を目指す選手団を編成する方針。参 […]

NEWS 26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

2025.12.17

26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

日本陸連は12月17日、第106回理事会を開き、来年の第110回日本選手権の参加資格について発表した。 今回は「参加標準記録」と「申込資格」の2つの参加資格を設定し、参加標準記録は高く定められている。ターゲットナンバー( […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

2025.12.17

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

全国高校駅伝や箱根駅伝でヒーローになった村澤明伸(SGホールディングス、34歳)が今年度限りでの「引退」を表明した。実業団では故障に苦しみながら、マラソンにも挑戦。北海道マラソンで優勝して、MGCにも出場した。来年度から […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top