HOME 海外

2024.10.14

マラソン前世界記録保持者・キプチョゲがユネスコ親善大使に就任
マラソン前世界記録保持者・キプチョゲがユネスコ親善大使に就任

エリウド・キプチョゲ

10月9日、男子マラソンのE.キプチョゲ(ケニア)が国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の親善大使に着任し、セレモニーがケニア・ナイロビで実施された。任期は2年間。

主に環境や教育分野においてキプチョゲが自身で財団で行っている取り組みがユネスコの価値観に合致するとして、パートナーシップの構築に至ったことが公表されている。
 
現在39歳のキプチョゲはリオ、東京五輪の金メダリスト。22年に当時の世界記録2時間01分09秒をマークし、現在は歴代2位の記録となっている。

広告の下にコンテンツが続きます

また、キプチョゲは10月12日、ブランドアンバサダーを務めるオランダの飲料メーカーがケニアに建設した生産施設のオープンを記念したセレモニーの様子をSNSに投稿した。この取り組みでは飲料が販売ごとにキプチョゲの財団へ寄付され、地域社会の成長促進に寄与することが飲料メーカーから発表されている。

8月のパリ五輪では3連覇を目指したものの途中棄権。周囲からは引退も取りざたされているが、休暇を経て練習を再開したことを明らかにしている。

10月9日、男子マラソンのE.キプチョゲ(ケニア)が国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の親善大使に着任し、セレモニーがケニア・ナイロビで実施された。任期は2年間。 主に環境や教育分野においてキプチョゲが自身で財団で行っている取り組みがユネスコの価値観に合致するとして、パートナーシップの構築に至ったことが公表されている。   現在39歳のキプチョゲはリオ、東京五輪の金メダリスト。22年に当時の世界記録2時間01分09秒をマークし、現在は歴代2位の記録となっている。 また、キプチョゲは10月12日、ブランドアンバサダーを務めるオランダの飲料メーカーがケニアに建設した生産施設のオープンを記念したセレモニーの様子をSNSに投稿した。この取り組みでは飲料が販売ごとにキプチョゲの財団へ寄付され、地域社会の成長促進に寄与することが飲料メーカーから発表されている。 8月のパリ五輪では3連覇を目指したものの途中棄権。周囲からは引退も取りざたされているが、休暇を経て練習を再開したことを明らかにしている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.28

ミュンヘン五輪ハンマー投金メダルのボンダルチュク氏が死去 引退後はセディフ、カツバーグらを指導

男子ハンマー投のA.ボンダルチュク氏(ソ連/ウクライナ)が亡くなった。85歳だった。 ボンダルチュク氏は1972年のミュンヘン五輪の金メダリスト。1969年に当時の世界記録75m48を投げ、史上初めて75m台を記録した選 […]

NEWS 競歩指導者・内田隆幸氏が死去 愛知製鋼アドバイザリーコーチとして山西利和、丸尾知司を指導、日本代表ウォーカーを多数育成

2025.12.28

競歩指導者・内田隆幸氏が死去 愛知製鋼アドバイザリーコーチとして山西利和、丸尾知司を指導、日本代表ウォーカーを多数育成

競歩で数々の日本代表選手を育成した内田隆幸氏が12月26日に死去したことがわかった。享年80。28日に通夜、29日に告別式が行われるという。なお、死因は遺族の意向のより非公表。 内田氏は約40年も競歩の指導に尽力し、ジュ […]

NEWS 田中希実が埼玉・久喜の10kmロードで33分02秒!東京世界選手権など国内外で力走重ねた2025年レース納め

2025.12.28

田中希実が埼玉・久喜の10kmロードで33分02秒!東京世界選手権など国内外で力走重ねた2025年レース納め

女子中長距離の田中希実(New Balance)が12月28日に埼玉県久喜市で行われたロードレース大会の10kmにオープン参加し、33分02秒をマークした。 12月6日のエディオンディスタンスチャレンジで3年8ヵ月ぶりに […]

NEWS 立命大の連覇か、城西大の2冠か、名城大の復権は!?今年最後の駅伝の行方を占う/富士山女子駅伝

2025.12.27

立命大の連覇か、城西大の2冠か、名城大の復権は!?今年最後の駅伝の行方を占う/富士山女子駅伝

◇2025富士山女子駅伝(12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 大学女子2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が12月30日に行われる。優勝候補のチームをチェックしていく […]

NEWS 箱根駅伝Stories/初の総合優勝狙う國學院大 「堅実な駅伝をすれば勝機を見いだせる」 悲願達成へ“山攻略”を

2025.12.27

箱根駅伝Stories/初の総合優勝狙う國學院大 「堅実な駅伝をすれば勝機を見いだせる」 悲願達成へ“山攻略”を

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 スローガンに込めた想い 今季、國學院大が掲げたチームスローガンは『は […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top