2024.09.30
ベルリン・マラソンが9月29日、ドイツ・ベルリンで行われ、池田耀平(Kao)が日本歴代2位の2時間5分12秒で6位に入った。
鈴木健吾(富士通)が2021年3月のびわ湖毎日で出した日本記録(2時間4分56秒)にあと16秒と迫る力走。初マラソンだった昨年2月の大阪で出した2時間6分53秒の自己記録を大きく更新し、東京世界選手権の参加標準記録(2時間6分30秒)もクリアしている。
池田は静岡県出身の26歳。静岡・島田高時代は3年時のインターハイ1500mで5位。日体大ではエースとして活躍し、4年時には10000mで当時の大学記録となる27分58秒52をマークし、箱根駅伝では2区で日本人トップの区間3位だった。
2021年にカネボウ(現・Kao)に入社。高岡寿成監督のもと、昨年の初マラソンを経て、パリ五輪マラソン代表選考レース、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場資格を得たものの、「今は戦える力がない」と判断し、秋の杭州アジア大会に出場し6位に入っている。MGCファイナルチャレンジでのパリ五輪代表を目指したが今春の東京は故障で欠場した。
女子ではパリ五輪補欠だった細田あい(エディオン)が日本歴代7位となる2時間20分31秒で5位。また、オレゴン、ブダペスト世界選手権マラソン代表の松田瑞生(ダイハツ)もは日本歴代8位の2時間20分42秒で6位と好走している。
男女マラソンの日本歴代10傑をチェック!
●男子 2.04.56 鈴木健吾(富士通) 2021. 2.28 2.05.12 池田耀平(Kao) 2024. 9.29 2.05.29 大迫傑(Nike) 2020. 3. 1 2.05.51 山下一貴(三菱重工) 2023. 3. 5 2.05.59 其田健也(JR東日本) 2023. 3. 5 2.06.11 設楽悠太(Honda) 2018. 2.25 2.06.16 高岡寿成(カネボウ) 2002.10.13 2.06.18 平林清澄(國學院大) 2024. 2.25 2.06.26 土方英和(Honda) 2021. 2.28 2.06.31 西山雄介(トヨタ自動車) 2024. 3. 3 [adinserter block="4"] ●女子 2.18.59 前田穂南(天満屋) 2024. 1.28 2.19.12 野口みずき(グローバリー) 2005. 9.25 2.19.24 新谷仁美(積水化学) 2023. 1.15 2.19.41 渋井陽子(三井住友海上) 2004. 9.26 2.19.46 高橋尚子(積水化学) 2001. 9.30 2.20.29 一山麻緒(ワコール) 2020. 3. 8 2.20.31 細田あい(エディオン) 2024. 9.29 2.20.42 松田瑞生(ダイハツ) 2024. 9.29 2.21.18 安藤友香(スズキ浜松AC) 2024. 3.10 2.21.33 鈴木亜由子(日本郵政グループ) 2024. 3.10
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