8月1日から始まるパリ五輪・陸上競技に向けて、日本代表選手団が出国する前に会見を開いて意気込みを語った。
男子20km競歩の古賀友太(大塚製薬)は初の五輪で「幼い頃から目標の舞台。身が引き締まる思い。自信を持って世界と戦いたいです」と視線をまっすぐに向ける。
昨年のブダペスト世界選手権では日本人最上位の12位。今大会に向けて「釧路(北海道)での合宿は冷涼な気候で質の大会練習を積めたので自信になっています。昨年よりも良い状態にある」と力強い。課題だったロス・オブ・コンタクトを取られがちな歩型も「コーチと繰り返し修正し、対応できると感じています」と手応えを感じている。
今大会、陸上競技の初日に行われるのが男女の20km競歩。「メダルを獲得してチームを勢いづけたいです」。レース展開について「日本と比べても涼しくなる。ハイペースになっても、スローペースになっても先頭集団の中にいることが大事。勝負は後半の10km、残り5km」とイメージを膨らませる。
東京五輪銀の池田向希(旭化成)、同じ明大出身の濱西諒(サンベルクス)とともに、日本競歩の復権を目指して花の都を力強く歩く。
パリ五輪の陸上競技は8月1日から11日までの日程で行われる。
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