HOME 海外

2024.06.27

女子100m、200m五輪女王のトンプソン・ヘラーがアキレス腱負傷で選考会欠場 パリ五輪出場叶わずも「絶対に完治させて、また走る」
女子100m、200m五輪女王のトンプソン・ヘラーがアキレス腱負傷で選考会欠場 パリ五輪出場叶わずも「絶対に完治させて、また走る」

21年東京五輪100m、200mで金メダルを獲得したトンプソン・ヘラー

16年リオ五輪、21年東京五輪の女子100m、200mで2大会連続2冠に輝いているE.トンプソン・ヘラー(ジャマイカ)が自身のSNSを更新し、6月27日から始まるジャマイカのパリ五輪選考会を欠場することを表明。今夏のパリ五輪では2種目で3連覇の期待も膨らんでいたが、出場することすら叶わなくなった。

「このようなニュースを知らせるのは心苦しい」という書き出しで始まったSNSの投稿では、今月のニューヨークGPのレース中で負ったケガについて説明。メディカルチェックでアキレス腱に小さな断裂があることが判明し、その後回復に努めたものの、選考会に出場できるまでには至らなかったと明かした。

広告の下にコンテンツが続きます

「今年のオリンピックに出場できないのは悲しいが、まずは自分の身体が第一」と、今後は治療に専念し、「絶対に完治させて、また走るつもり」と競技復帰に向けての意欲も見せた。

6月28日には32歳を迎えるトンプソン・ヘラー。「誕生日プレゼントは期待していたものじゃなかったけど、神様が私にのために準備しているものはなんであれ、待っています。そしてまだ私が達成していない目標に向かって努力していく。また戻ってきます」とファンに向けてメッセージも綴っている。

16年リオ五輪、21年東京五輪の女子100m、200mで2大会連続2冠に輝いているE.トンプソン・ヘラー(ジャマイカ)が自身のSNSを更新し、6月27日から始まるジャマイカのパリ五輪選考会を欠場することを表明。今夏のパリ五輪では2種目で3連覇の期待も膨らんでいたが、出場することすら叶わなくなった。 「このようなニュースを知らせるのは心苦しい」という書き出しで始まったSNSの投稿では、今月のニューヨークGPのレース中で負ったケガについて説明。メディカルチェックでアキレス腱に小さな断裂があることが判明し、その後回復に努めたものの、選考会に出場できるまでには至らなかったと明かした。 「今年のオリンピックに出場できないのは悲しいが、まずは自分の身体が第一」と、今後は治療に専念し、「絶対に完治させて、また走るつもり」と競技復帰に向けての意欲も見せた。 6月28日には32歳を迎えるトンプソン・ヘラー。「誕生日プレゼントは期待していたものじゃなかったけど、神様が私にのために準備しているものはなんであれ、待っています。そしてまだ私が達成していない目標に向かって努力していく。また戻ってきます」とファンに向けてメッセージも綴っている。

【画像】「I WILL BE BACK」選考会欠場も復活への意欲を語ったトンプソン・ヘラー

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.23

箱根駅伝Stories/3度目の山で伝説を作る早大・工藤慎作 スピードに磨き「ストロングポイントとして活躍を」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 中学では当初卓球部を希望 「いよいよ始まるなっていうところで、純粋に […]

NEWS 箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

2025.12.23

箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競技を続けるきっかけは消去法 「大村良紀=10区」、という構図ができ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

2025.12.23

箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 武者修行で変わった“基準” 中大・岡田開成(2年)にとって第101回 […]

NEWS ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

2025.12.23

ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は12月23日、第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の「クマ対応」について発表した。 同大会は群馬県庁スタート・フィニッシュで、前橋市、高崎市、伊勢崎氏、太田市、桐生市をめぐ […]

NEWS 短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

2025.12.23

短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

スズキは12月末をもって男子短距離の竹田一平が退社・退団すると発表した。 竹田は埼玉県出身の28歳。不動岡高時代は走幅跳や三段跳をメインにしていたが、中大から本格的にスプリントへ。大学2年だった2016年には10秒27を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top