2024.06.21
日本陸連は6月21日、今夏のパリ五輪代表選考会を兼ねた第108回日本選手権(6月27日~30日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)の正式エントリー選手を発表した。
日本選手権は6月7日まで参加申し込みが行われ、14日に暫定エントリーを発表。その後、今日までに出場キャンセルの申し出を受け付けていた。
女子5000mではブダペスト世界選手権代表の廣中璃梨佳(日本郵政グループ)がキャンセルを表明した。廣中は昨年12月の日本選手権10000mに30分55秒29で優勝したあと、24年に入ってからはケガの影響で大会を欠場。今年5月の日本選手権10000mも出場を見送っていた。このため、5000mでのパリ五輪出場は難しい状況となったものの、10000mでの出場の可能性を残している。
また、女子100mハードルでブダペスト世界選手権に出場している青木益未(七十七銀行)も出場を取り止め。男子5000mではアジア大会代表の佐藤圭汰(駒大)や井川龍人(旭化成)、同400mハードルの田中天智龍(エイジェック)なども欠場することが決まった。
一方、男子5000mでは東京五輪代表の坂東悠汰(富士通)、13分27秒73のベストを持つ市田孝(旭化成)が繰り上がりで出場資格が与えられた。
日本選手権は6月27日から30日までの日程で、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで行われる。
第108回日本選手権の出場キャンセル選手一覧
・男子 100m 藤堂誉志(Stark) 200m 藤澤瑠唯(岩手大) 林拓優(HDY ONE) 矢島諒(順大) 400m 加藤慎之介(東海大) 山内大夢(東邦銀行) 1500m 宇田川瞬矢(青学大) 5000m 佐藤圭汰(駒大) 井川龍人(旭化成) T.ワンブワ(埼玉医大グループ) 400mH 田中天智龍(エイジェック) 3000m障害 潰滝大記(富士通) ・女子 100m 松本真奈(広島皆実高) 200m フロレス・アリエ(日体大) 400m フロレス・アリエ(日体大) 1500m 逸見亜優(豊田自動織機) 道下美槻(積水化学) 5000m 廣中璃梨佳(日本郵政グループ) 山﨑りさ(日体大) 小川陽香(立教大) J.ジェプンゲティチ(資生堂) 100mH 青木益未(七十七銀行) やり投 木村玲奈(新潟医療福祉大)RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.28
2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施
-
2025.12.27
-
2025.12.22
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.28
2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施
愛知陸協は、26年2月21日に名古屋市で第15回愛知競歩競技会を行うと発表した。 愛知競歩競技会は、これまでパロマ瑞穂北陸上競技場や知多運動公園陸上競技場(Bフードサイエンス1969知多スタジアム)などトラックで実施され […]
2025.12.28
箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 トップ選手が集まる駒大で代名詞が 駒大・伊藤蒼唯(4年)の代名詞は「 […]
2025.12.28
箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「花の2区」で2度の爆走 箱根駅伝で、黒田朝日(4年)は、「花の2区 […]
2025.12.28
トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝
◇第70回全日本実業団対抗駅伝(1月1日/群馬県庁前発着・7区間100km) 第70回の節目を迎える全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝inぐんま)は2026年1月1日、群馬県前橋市の群馬県庁を発着点とする7区間100 […]
2025.12.28
ミュンヘン五輪ハンマー投金メダルのボンダルチュク氏が死去 引退後はセディフ、カツバーグらを指導
男子ハンマー投のA.ボンダルチュク氏(ソ連/ウクライナ)が亡くなった。85歳だった。 ボンダルチュク氏は1972年のミュンヘン五輪の金メダリスト。1969年に当時の世界記録75m48を投げ、史上初めて75m台を記録した選 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
